《質問》2018年冬の市場でのバルセロナの理想の動きは?

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『冬の移籍でのケンジさんの理想を教えてください』

貴重なコメントありがとうございます。

コメント欄は記事の下にあります。質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

1で「バルセロナは人員整理のための放出選手の選択」

2で「放出選手で穴ができるポジションの補強」

3で「数年後のバルセロナの為に獲得しておくべき唯一の1人」

について書いています。

 

1、バルセロナは人員整理のための放出選手の選択

まずバルセロナが冬の市場に入ってする最優先事項は、数選手の放出を決めることです。

バルセロナは選手の数が多い状況(24人体制)であり、起用しない選手も出てきているのでその選手の放出が必要です。選手年俸の問題もありますし。

アルダはベジクタシュ移籍が濃厚と言われており、アルダは解決ですかね。

マスチェラーノはW杯イヤーということもあり出場機会を求めて中国のクラブへの移籍が決まったので、ウムティティが復帰したら移籍が決定しているようです。

現在2人の放出はほぼ決定済みですが、もう1人か2人くらいは放出しても良いと思っています。

そこで名前を挙げるのはまずデウロフェウです。バルベルデ監督が起用する気がないのなら、この冬にでも放出を決めた方がデウロフェウの為でもあると思います。

インテルから3000万ユーロという高額の移籍金の噂もあるので、決定していいと思います。

もう1人放出するのなら、アンドレ・ゴメスですかね。選手のポテンシャルはとても高く間違いないと思いますが、今の成長スピードなら少し我慢するのは大変だと感じています。

アンドレ放出は最近まで考えていなかったのですが、3で書いている「数年後のバルセロナの為に獲得しておくべき唯一の1人」を見た瞬間に、人員整理のために放出を決めていいと思っています。

アンドレに関しては冬ではなくて、来年の夏までは成長を待つというスタンスで良いと思いますが、オファーの額次第では決定してもいいと思います。ラフィーニャ復帰もありますし。

 

2、放出選手で穴ができるポジションの補強

放出選手を決めたらそこで抜ける戦力の補強です。

上記で書いた選手が放出された時に補強するべきポジションは、CBだけだと思います。

中盤や前線は選手数が足りているので、冬での補強はいらないでしょう。コウチーニョ獲得は移籍金の高さとバルサの外国籍が埋まることもあり断固反対です。

CBの補強に関してはバルベルデ監督はどうやら「ヨーロッパで経験があり、実力があり、3番手や4番手を受け入れる選手で、経験豊富な選手」を求めているようですが、そんな都合の良い選手は残念ながらいないですね。デ・フライ(ラツィオ所属)は良い感じですが、獲得するなら来年の夏に移籍金0で獲得したいです。

ヨーロッパで活躍してもバルサで活躍できるかというのは誰しもが抱える問題であり、リーガ経験者ならそこはマシかなというくらいです。

CBは来年の夏に獲得予定のジェリー・ミナの獲得の前倒しがベストでしょう。

どうせバルセロナにくるなら1日でも早い方が良いですし、半年間でバルセロナに少しでも慣れて来年の戦力として数えれる方が心強いです。

ジェリー・ミナは楽しみな選手でありますし、バルベルデの求める「ヨーロッパの経験、経験豊富」の要素は満たしませんが、実力はあると感じています。身体能力が高そうなのでリーガでは問題ないと思います。

ジェリー・ミナの獲得には元々決まっていた900万ユーロの移籍金に上乗せする形で1400万ユーロが必要になるようですが、冬の移籍市場が開いたらすぐに話をまとめてほしいものです。

1月の頭に獲得すれば国王杯の試合で試すことは可能ですが、1月の月末までもつれ込むと適応してから試合に試すのが難しいですね。

数百万ユーロをケチるフロント、選手の契約延長の交渉の選手年俸の時にもこれくらい引かなければ嬉しいものです。

 

3、数年後のバルセロナの為に獲得しておくべき唯一の1人

そして最後に、いかなる市場でも将来への投資という意味で有望な若手選手の獲得の可能性は模索する必要性がありますが、この冬には珍しくバルセロナが獲得必須の選手がいるように思います。

その名はアルトゥール(21歳、グレミオ所属)

バルセロナの補強選手の候補にも入っているのでサプライズの名前ではないですが、この選手の実力と将来性はバルセロナにとって間違いない大きな補強になると確信しています。

アルトゥールをブラジルのイニエスタと呼ぶメディアもありますが、プレーそのものはどうみてもシャビ・エルナンデスです。しかもシャビに瓜二つのプレーぶり。

今年の夏の補強は中盤に違いをもたらす選手の補強ということで、ヴェラッティ(パリ所属)獲得に躍起になったバルセロナでありますが、アルトゥールはバルセロナのスタイルにとってヴェラッティを超える逸材だと思います。

アルトゥールに関しては1記事でしっかり取り上げて書くのでこれくらいにしておきますが、1億ユーロ払ってでも獲得しておくのはコウチーニョやグリーズマンではなく、このアルトゥールだと感じています。

かつて補強する前にこれだけ欲しくなる選手はいなかったのではと思うくらい、冬の市場でバルセロナが獲得を決めてほしい選手です。

EU外選手枠で登録されている選手は現在バルセロナではパウリーニョの1人だけで、登録は3人まで可能なので、他の2人はジェリー・ミナ、アルトゥールで埋めるのが理想でしょう。

アルトゥールをこの冬の市場で獲得してグレミオに半年か1年のレンタルで残すという選択肢もあるようですが、バルセロナに登録出来るならさっさと登録してチームに合流させてほしいものです。

 
 

4 Responses to “《質問》2018年冬の市場でのバルセロナの理想の動きは?”

  1. レト より:

    正直、今のバルサではチャンピオンズリーグ優勝は厳しいと思います。
    IHにテクニックに長ける選手が少なく、
    現状攻撃のスイッチを入れられる選手がメッシ以外いません。
    CL自体は大本命のマンチェスター・シティが負傷者続出で読めなくなってきましたが、バルサは優勝候補の中ではどうにも怖さが足りない印象は否めません。

    リーガには余裕が出てきたので若手を試す良い機会でしょう。
    それでもパコ以外の若手がポジション争いに食い込むのは早くて来季以降だと思います。
    デニスには期待していましたが、まだまだ無難な選手の域を出られていません。バルベルデ監督も起用法に悩んでいるふしがあります。そうでなければ堅守のビジャレアル相手に先発出場させたりしないでしょう(国王杯のムルシア戦ですら引かれると沈黙しただけに)。スペースに余裕のあるリードした展開で投入するのが良いと思います。
    ゴメスに関しては少なくとも監督はフィジカル要員として活路を見出したように見えます。アトレティコ戦やビルバオ戦での起用法は地味ながら奏功していましたし、負傷明けでなければバレンシア戦でも使っていたと思います。
    デウロフェウはそもそも自身の問題点を理解せずプライドだけで突っ走っている印象しかありません。自覚がない限りは応援する気にはなれないです。
    パコは15分以上出場した全ての試合でゴールに絡んでいて
    若手の中では完全に頭一つ抜けた感じですね。干されていたように見えてバルベルデ監督はしっかりと戦術を仕込んでいたのかと驚かされました。

    冬の補強は出来ればフェキルを獲って欲しいのですが、そもそも冬の補強自体がギャンブル性が高いので
    いずれにせよチャンピオンズリーグは完全にクジ運次第と諦めています。
    今季はリーガでの復権と熟成のための期間となるでしょうね。

  2. バルサミコス より:

    アルトゥールの記事早く読みたいです!楽しみにしてます!

  3. さんちぇす より:

    ブログ再開なさっていてとても嬉しいです。記事の更新とても楽しみにしております!

  4. ペドロ より:

    バルサの下部組織の選手についてはどう考えていますか?

    若手を補強するのなら下部組織出身の選手達の居場所はなくなってしまうように思ってしまうのですが、どうなんでしょうか?

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