《質問》セルジ・ロベルトが右ＳＢから中盤に戻ることはある？

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

「メッシ」さんより

「いまSBはセルジ・ロベルトですが冬の移籍市場などでSBが獲れてセルジ・ロベルトより良い働きが出来ればセルジ・ロベルトは2番手になるのでしょうか？それとも中盤に戻されると思いますか？

まだ早い話ですが気になったので…。今の現状セルジ・ロベルトよりフィットする選手はそう簡単にいないと思いますが。」

「メッシ」さんコメントありがとうございます。

見解・回答

・冬にセルジ・ロベルトを超える選手が獲得出来たら２番手！

まずは「もし冬に右ＳＢの選手を獲得してセルジ・ロベルトより活躍したら」というお話ですが、セルジ・ロベルトの立場は２番手になるでしょう。バルサが冬に右ＳＢの補強の噂が出ているのは手薄なポジションだからで、セルジ・ロベルトを中盤に戻すとまた１人しかいなくなるので困ることになります。

「メッシ」さんが書いている通り、現状セルジ・ロベルトを越す右ＳＢの選手がいるとは思えませんし、もし実力が上でも冬から加入していきなり高いパフォーマンスを発揮するのは難しいでしょう。バルセロナは全てのポジションで考え方が独特だったりしますから。

何らかの奇跡が起きてセルジ・ロベルトより高いパフォーマスを発揮できる選手が冬に加入するなら、今シーズンはセルジ・ロベルトは右ＳＢの２番手の選手に序列は下がってしまうのは確かだと思います。

・エンリケバルサで中盤に戻る可能性は極めて低い

セルジ・ロベルトのことで言えば結構バルサファンの中では中盤に戻してみても良いのではという話を聞きますが、これだけ右ＳＢで高いパフォーマンスを発揮しているならそのまま使う方がシンプルに良い気がします。ここの判断はバルサファンの中でも真っ二つに分かれそうですが。

でも現状ルイス・エンリケが監督をしている間は、まずセルジ・ロベルトは中盤に戻る可能性は低いでしょう。中盤に人材が豊富なことが１番の理由ですが、もうすでにルイス・エンリケがセルジ・ロベルトの右ＳＢを相当気に入ってそうだということも大きいと思います。

足のスピードもあってこれだけビルドアップでも安定して、攻撃参加でも活躍する右ＳＢを見つけろと言われてもスカウト陣も難しいでしょう。守備でもまだ目立って悪い所も見当たりませんし、アウベスが抜けて心配された右ＳＢのポジションでしたが、むしろアウベスが抜けて今では少し喜べるぐらいの良い誤算だったと・・・。

でもセルジ・ロベルトが全く中盤でプレーしないかと言えばそうではありません。試合途中に３－４－３のシステム変更や、重要ではない試合（国王杯の下部チーム相手）など限定されるでしょうが、中盤でプレーする可能性はあるかもしれません。重要でない試合でも主力選手のローテーションを考えれば、年内の前半戦はセルジ・ロベルトもお休みだと思いますが。

・冬での右ＳＢの補強はお金をかけないベテラン選手が良い！？

最後は冬の右ＳＢの補強選手のお話で、ベジェリンやカンセロなど若く将来有望な選手の名前が挙がっていますが、まぁ獲得はないと思います。相手チームもシーズン途中での放出はリスクが高いですし、バルサ側も冬の市場で獲得は難しいと感じているでしょう。来夏での獲得に向けて、選手へのメッセージだったり裏で動き始めただけだと思います。

右ＳＢに本当に来夏にお金をかけるなら、半年間バルサでプレーしてくれる経験豊富な選手が適任かなと思います。少し名前が挙がっていましたが、シャフタールのスルナなんかバルサで逆に見てみたい選手だなと思います。

スルナ自身がシャフタールを離れる意志があるか分かりませんが、半年レンタルでオファーして獲得したい選手だなと思います。足元の上手さもありますがサッカーをよく知っている選手であり、状況状況で何をすればよいか分かっている選手なので、バルサに来ても短い期間でも適応出来るのかなと思います。同国代表のラキティッチもいますし。

冬の市場で誰も獲得したくないというのが本音ですが、右ＳＢは結構代えがきつそうなので補強するべきポイントなのかもしれませんね。マスチェラーノにとっては本当に不慣れなポジションそうで、個人的な推しメンのラキティッチもルイス・エンリケにその考えはなさそうだし。

スルナぐらいの選手なら獲得しても戦力として数えれそうなので、選手補強は妥協せずに誰かを獲得してくれたらそれで良いのかなと思います。ビダルが活躍してたらな～(>_<)