《質問》ネイマールの代役としてコウチーニョ獲得は適任か？

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『ネイマールですが、psg移籍はほぼ決まりかけたという報道が出ています。

ネイマールには次代のバルサのエースになって欲しかったという願いはありましたが、願い通りにはいかないものですね。

私が気になるのは今後のバルサの動きで、ネイの代役としてコウチーニョを狙うような話もあります。

私が思うに、コウチーニョは素晴らしいテクニシャンですが、サイドでの打開力はぼちぼちで、最終ラインを切り裂くようなウィング的役割はそう期待できないと思います。

ちょうどイニエスタのウィングと同じような感じでしょうか。

中盤の選手の側面も兼ねているにしても、供給過多の所に必要かどうかは甚だ疑問です。

むしろ、得点力がありアタッカーとして伸び代も大きなデンベレ、マーシャルの様な選手を狙うべきでは無いでしょうか。

管理人さんに質問ですが、ネイマールの代役としてコウチーニョの是非、是であればその理由、非であればその他の選択肢などお答え頂けませんでしょうか。』

貴重なコメントありがとうございます。

コメント欄は記事の下にあります。質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

１で「コウチーニョの是非とその理由」

２で「その他の選択肢は２つ」と書いています。

※今回の話はもしもネイマールが移籍してしまったときのお話です。現戦力にコウチーニョ獲得という話ではないのでご注意ください。

 

１、コウチーニョ獲得にテンションが上がらない３つの理由

まずコウチーニョのプレーをほとんど見たことがなかったので、プレー集やボールタッチ集で確認しました。

自分が予想していた以上に良い選手という感覚は受けました。ラストパス、シュート、ワンタッチ目がとても上手く、特にドリブルは一級品という選手にみえました。

リヴァプールでは左中心でプレーしているようですが、ブラジル代表では右でも上手くプレーしていますね。左、中央、右のどこでも上手くプレーできるのはプレーエリアの幅の広さを感じます。

ここからコウチーニョ獲得の是非についてですが、結論から言うと非の獲得する必要はないと思います。理由としては３つです。

１つ目は、現在のバルセロナのフィールドプレーヤーの選手数の多さから、選手を獲得する余裕はないと思います。まずはチームの選手数から獲得する必要はないと思います。

２つ目は、１つ目と似ていますが中盤や左ＷＧで出場できる選手が今のバルセロナには十分揃っているということです。中盤は元々選手数が多いですし、左ＷＧにはラフィーニャやデニスやデウロフェウを起用する選択肢でいいと思います。（ラフィーニャがどう考えようと移籍させる気はないスタンスです）

３つ目は、コウチーニョのプレーを見れば見るほど、デニス・スアレスで代わりはつとまると思います。現状の実力面では間違いなくコウチーニョの方があらゆる面で上ですが、２年後ぐらいの成長したデニスは現在のコウチーニョぐらいの選手になる可能性は充分あると思います。（シュートだけは及ばないかもしれませんが）

３つの理由を挙げましたが、特に３つ目のデニス・スアレスで代わりはつとまるというのが個人的には大きな理由です。

 

２、優秀なアタッカー獲得or現戦力に任せる

コウチーニョ獲得は非だったので、その他の選択肢としては大きく２つあると考えています。

１つ目は、ネイマールの代わりのアタッカーを獲得するということです。

もうすでにコウチーニョ獲得は否定しているので、その他の選手ということになります。

得点力がある選手とか突破力がある選手など色々な選択肢はあると思いますが、今のサッカー界でＷＧや前線の選手として将来大きく化けそうな選手はデンベレ（ドルトムント所属）だと思っています。

選手のタイプや特徴で選んでいるというより、このデンベレという選手の可能性に賭けてみる価値は十分にあると思います。デンベレ獲得なら8000～9000万ユーロ近い金額も出す価値ありと思います。

ディバラの名前も挙がっていますが、5000～6000万ユーロで獲得できるのならありな選択肢だと思いますが、その金額では恐らく獲得は不可能です。また、選手のポテンシャル的にディバラは１人でチームを勝たせるレベルの選手までいかないかなと予想しています。

マーシャルは若くてスピードがあり突破力がありますが、ディバラ同様選手のポテンシャル的にデンベレの方が上だと思います。

なので代わりのアタッカーを獲得するのなら、デンベレ一択でいいと思います。

 

選択肢の２つ目としては、ネイマールが移籍しても誰も獲得せずに現戦力の誰かに任せるということです。

上記のコウチーニョ獲得の非の理由の３つにも書いていますが、ネイマールが移籍してもそこまで選手補強が必要だとは思いません。

現戦力で乗り越えれると考えており、まずはラフィーニャが第１候補だと考えています。

ラフィーニャのキープ力、ドリブル、狭いエリアでも上手くプレーする技術、周りとの連携、得点力などＷＧ起用で活躍する可能性は高いと考えています。

ネイマール移籍ならある意味ラフィーニャ残留の可能性は高まるのかなとか思っています。

第２候補はデニス・スアレスで、第３候補はデウロフェウです。イニエスタはこの３人がダメな場合の最終手段ですかね。

どうもバルセロナ周辺では現戦力の選手のポテンシャルや将来性に疑問を感じている人が多いようですが、個人的には優秀な若手が揃っていると思っています。

中盤で言うならセルジ・ロベルト、ラフィーニャ、デニス・スアレス、アンドレ・ゴメスは将来のバルセロナの宝だと思っています。この４選手の売却は現状全く考えていません。

この４選手は数年後のバルセロナを引っ張るポテンシャルがあると思います。

シャビやイニエスタやブスケツ級までいくかと言えばＮＯです。そもそもこんな３選手が揃ったのは数十年間で起きる１つの奇跡の時代だと思います。しかも全員カンテラ選手ですしね。

 

コウチーニョ獲得以外の選択肢として２つの選択肢をあげましたが、個人的には２つ目の誰も獲得しない選択肢で若手に期待してもいいのではないでしょうか。

メッシとスアレスがまだ健在ですし、この２人がいるのならまぁバルセロナは常勝チームだと思います。