《質問》バルセロナが今夏誰かを獲得したら、誰を放出するのがベスト?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『バルセロナがもし報道にある通り、デンベレ、コウチーニョ、セリ、パウリーニョを獲得したら誰を放出するのがベストだと思われますか?』
貴重なコメントありがとうございます。
コメント欄は記事の下にあります。質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。
■ 目次
見解・回答
1で現在のバルセロナのメンバーの振り返り
2で獲得したら放出する選手
について書いています。
1、現在のバルセロナの確実な戦力人数は21人!?
まずは現状のバルセロナのトップチームでのプレーが確定している選手を書きます。
GKシュテーゲン、シレッセン
右SBビダル、セメド
右CBピケ、マルロン
左CBウムティティ、マスチェラーノ
左SBアルバ、ディニュ
DHブスケツ
右CHラキティッチ、アンドレ・ゴメス
左CHイニエスタ、セルジ・ロベルト
右WGメッシ、ラフィーニャ
CFスアレス、パコ・アルカセル
左WGデウロフェウ、デニス・スアレス
ベルマーレン、ドウグラス、サンペル、アレニャ、アルダ、ムニルはトップチーム確定していないと思うので外しています。
現状のバルセロナのメンバーをポジションごとに当てはめると、大体こんな感じですかね。
こうやって書いてみると確かに左CH、左WGが少し心配で、補強ポジションになるのもわかる気がします。
しかし人数的には現状のメンバーでも、シーズンを十分戦っていけるという感覚はあります。
しかし信頼度が高いベンチの選手が少ないのは確かなので、この理由から補強に動く動機になっているのでしょう。
2、放出するような選手はいないが、2人目から補強したら誰か出すべき
補強するといっても何人補強するかで話は違ってきます。今回は一応1人1人加入したことを想定して放出選手を考えていきます。
この話の前提として、基本的に1人の補強なら放出はいらないと思っています。
2人補強すれば人数的に放出する必要性が出てくると思います。しかし、強引に選手の放出をしなければいけないという状況ではないと思っています。
・デンベレの場合
デンベレのバルセロナでのプレーポジションは左WGになると予想され、WGの選手の人数が多い感じは否めません。
前線の放出選手なら、デウロフェウかラフィーニャだと思います。
理由としてはどちらも出場機会を強く求めており、ベンチになることでチームにプラスの要素は少ないでしょう。
両者共カンテラ出身ですし、個人的にはバルセロナでの成功を願っていますが、選手個人として見たときには、バルセロナに残って不満が強く出るなら移籍を考慮すべきだと思います。
・コウチーニョの場合
コウチーニョのバルセロナでのプレーポジションは左WGか左CHになると予想され、恐らく左WGの起用が強いとみています。
コウチーニョの場合も前線に入るということで、放出選手はデウロフェウかラフィーニャです。理由も一緒です。
・セリの場合
セリのバルセロナでのプレーポジションはDHか左CHになると予想され、中盤でのプレーだけは間違いないでしょう。
中盤の選手なら1人補強しても基本放出はいらないという前提で、一応ラキティッチかラフィーニャです。
ラフィーニャは上記と同じ理由で、ラキティッチは若手の中盤の選手の出場機会を奪っているからです。
といっても99%起きないことなので非現実的な話です。しかし個人的には中盤を強化してその選手が成長の余地がある選手なら、出場機会がある選手の中で外してもある程度大丈夫だろうという選手を選びました。
ラキティッチを過小評価していませんが、ラキティッチがいるとセルジやアンドレやラフィーニャの出場機会は確実に減ります。また不動のスタメンの選手が抜けることで、チームの中で良い争いが生まれるというのも期待しています。
最近カンテラ選手が出場機会を求めて移籍をすることも多いので、「一つ席を空ける」という意味でラキティッチを選んでいます。
・パウリーニョの場合
どうやら補強が決まりそうな選手ですね。4000万ユーロと高額な移籍金、そしてまぁ高齢(29歳)な選手、プレースタイル的にどうかなど、バルサファンからは懐疑的な補強選手になっているのかもしれません。
パウリーニョの補強の場合も基本放出選手はいりませんが、放出選手を選ぶならラフィーニャです。
理由は上記と同じで出場機会です。また、パウリーニョは完全に中盤の選手ということで、前線のデウロフェウを外すには少しリスクが高いと思って、デウロフェウは入れませんでした。
ここまで読んでいればお気付きかもしれませんが、確実な戦力から放出選手を選ぶなら自分はラフィーニャを選びます。
レンタル移籍も視野に入れて、人員過多になるとまずはラフィーニャの移籍の話を進めていいと思います。
ラフィーニャは今シーズンがW杯イヤーということで、出場機会を求めて移籍の話があったので、それに便乗する形で人員整理をするという選択をしていいと思います。
バルセロナでの成功を強く願っていない選手なら、カンテラ選手と言えども真っ先に放出候補に名前を入れていいと考えています。
できればレンタル移籍で来シーズンにはバルサに帰ってくるパターンがいいと思いますが、ここはラフィーニャの希望に沿う形ですかね。
そして最後に、現在のバルセロナは補強の話ばかり出ていますが、人員整理をしっかり進めるべきです。完全移籍、レンタル移籍、またはバルサBでのプレーなど、公式戦が始まるのでどっちつかずの選手の去就をはっきりするべきです。