《質問》バルセロナの現状の戦力から考える17年夏残りの移籍戦略は？

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『前線は5人+アルダ、ムニル、中盤も本職で7人+アルダ、マスケ、最終ラインも7人+マスケで十分なのかなと思います。

しかもセルジは全ラインで起用でき、デニス、ラフィーはそれぞれ前線も可能です。

ここに加えるなら正直超一線級でないと意味があまりにないように思います。

巷で噂のパウリーニョ。自分には彼がセレソンで輝いていた頃ですら、バルサでレギュラーを取る事はないだろう、仮にバルサが彼を求めるなら、もはやそれはバルサに似た違うチームなのでは無いかと思います。

現在のバルサの戦力充実度、今後のパウリーニョを含めた移籍戦略、管理人さんはどの様に思われますか？』

貴重なコメントありがとうございます。

コメント欄は記事の下にあります。質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

１で「現状のバルセロナの戦力をどう見ているか」

２で「残りのマーケットでバルセロナがどう動くべきか」

最後にヴェラッティについてと書いてます。

 

１、戦力は充分、少し選手の数が多い

まず現状のバルセロナの戦力ですが、選手層という意味では充分だと感じています。むしろ選手層に関しては少し多いように思います。

今夏の予想していた補強ポジションは

マテューの抜けたＣＢ⇒マルロンの昇格でほぼ決定か！？

セルジ・ロベルトを中盤に戻すことで手薄になる右ＳＢ⇒セメド獲得！

中盤の戦力アップのＭＦ⇒ヴェラッティ希望でしたが選手本人のコメントからもう来なくていいかな！？

アルダ売却で手薄となるであろうＷＧ⇒アルダは残留っぽくデウロフェウのバルサ帰還！

昨季はＧＫ３人含めた22人体制でしたが、

このまま（マシップとマテューの移籍だけ）なら今期はＧＫ２人の23人体制になってしまいます。

フィールドプレーヤー21人は多いと個人的に思います。18人試合に招集されるのが基本なので、毎試合５人がベンチ外になってしまいます。

選手管理という面で監督のやることが多くなると思っていますし、バルサの選手達はポリバレント性に優れた選手が多いので、フィールドプレーヤーは多くても19人ぐらいでいいと思います。

21人体制になってもベンチ外を毎試合３人選ぶのですから、結構大変な作業だと思います。

バルサの場合は大会に勝ち進んで多くの試合を戦う前提なので、ＧＫ２人＋フィールドプレーヤー19人で良いと思っています。

現状のメンバーから悪いけど２人（もしくは最低１人）ぐらいは移籍してもらわないと、シーズン中にバルサＢのカンテラ選手を招集して数試合試すことも難しいでしょう。

 

選手の戦力という面でも個人的に今のバルサに満足しており、他のクラブから獲得しても即戦力になる選手は数える人しかいないと思っているので、今でも問題ナシと考えています。

本当に選手の数だけが少し多いので、人員整理が必要になると思います。

 

 

２、一流選手の獲得を一応目指しながら、人員整理が必要

今夏のマーケットのバルサの動きですが、もう戦力補強にそこまで力を入れなくても良いと思っています。

一応一流選手の獲得に向けてアクションを起こしてもいいと思っていますが、選手の数が多いこともあって今夏はもう動かなくてもいいと思います。

ビッグネーム獲得がなくて寂しい補強と第三者からは言われるでしょうが、元々戦力はある程度揃っていたので、絶対必要というわけでもないでしょう。

パウリーニョの件ですが、パウリーニョはパワフルでタフネスで良い選手だと思いますが、金額的にも選手の特徴的にもバルサには不必要な選手だと思っています。

パウリーニョの補強に関しては、「マジかバルベルデ監督！？」と心の底で思っています。

その役割ならラキティッチで十分補えるし、ラキティッチの方がいい選手でしょと思います。

今夏のマーケットでの必要なバルサの動きは、数選手の放出を決めることだと思います。

それはなるべくカンテラ選手ではないことを願っていますし、できればアルダ希望です。

また最近噂されているネイマールの移籍問題ですが、契約解除金の２億2000万ユーロが支払われるのなら、それはそれでいいのかなと思います。

メッシ不在になると頼れるネイマールがいなくなるのは正直痛いですが、ＭＳＮのうち２人（メッシとスアレス）がいれば十分勝てるチームは作れると思います。

むしろピッチ上のチームのバランス的には２人の方がいいと思っているので、ネイマールが移籍しても「出たのか！？」と思うだけで、チームは前に進んでいけると思います。

なので２人売却を考えるなら、現状アルダとネイマール売却でも良いのかなと思っています。

移籍で得られる資金は負債返済や、来季の補強資金に当てればいいと思います。

バルベルデ監督の希望の選手獲得は少なかったように思いますが、それでもうまくマネージメントして戦う集団にしてくれると願っています。

あまり選手の名前を出して詳しく書きませんでしたが、バルサの戦力は充分そろっているとみています。

 

・最後にヴェラッティの移籍志願や代理人の発言の件について

戦力という面ではヴェラッティ獲得が今でも戦力アップだと思っていますが、ヴェラッティが前代理人の発言を撤回し、パリに満足している発言を自身でしたので、個人的にバルサに移籍志願をするのは大きな矛盾を生むと思っています。

自分は選手本人のコメントは最も信頼すべきものだと思っているので、ヴェラッティがあの発言をしたのならその発言を守る行動（パリ残留）をとってほしいですね。

バルサへの移籍騒動を前代理人の勝手な発言で収めようとしたのですから、これでバルサ移籍志願なら人として・・・と思います。

過去の自分の意見や考えが明日にでも変化することはあるとは思いますが、嘘の発言はとても嫌いなので。それならコメントしないなどで対処できたはずと考えています。