《疑問》正式に獲得出来ない6月に狙っている選手は移籍へ向かう!?

コメント欄に疑問点があったので回答したいと思います。

「レト」さんより

バルセロナの補強が正式に決まるのは7月に入ってからに対して

「補強禁止期間が半年プラスされたような印象ですね。選手との個人合意だけで1ヶ月乗り切れるのでしょうか?

過去の補強資金に関しては歴史的偉業を達成したのですからむしろ安いぐらいでしたが。」

「レト」さんいつもコメントありがとうございます。

見解・回答

・バルサは移籍マーケットですでに出遅れている!?

疑問のあった上記の記事内でバルサは新シーズンの7月に入らないと正式にお金を出して選手を獲得出来ないと言ってきましたが、それがすでに有望な選手の獲得レースでバルサが出遅れている感は否めないですね。

バルサの財政事情、プレミアの金満ぶりによってプレミアのクラブと移籍金で争うとバルサが勝てる確率は極めて低く、今夏に売りに出されたり獲得出来そうな選手の交渉はバルサにとってはただでさえ苦しいというのが現状だと思います(フロントの交渉力も含めて)。

最近ではビジャレアルのバイリーがマンUへの移籍(約4000万ユーロ)が決まり、ローマのピアニッチもユベントス移籍に急加速しているという報道も出てきました。

バイリーに関してはバルサは2500万ユーロ+出来高で交渉を考えていたという報道もありお金で負けたのは仕方ないにせよ、ピアニッチに関してはユベントスは契約解除金の3800万ユーロではなく3000万ユーロ+出来高200万ユーロで話はまとまっているという報道も(ユベントスフロントの交渉術をバルサに少し分けてくれ<(_ _)>)。

ピアニッチ獲得に不満や反対の意見を持つバルサファンがこのブログを見ている人に多くいるかもしれませんが、個人的にピアニッチ獲得に動いてほしかった所ですね。まだユベントス移籍が決まっていないので希望は捨てていませんが。

ルイス・エンリケの愛弟子で結構なお気に入りの選手ということもあり、しっかり試合に起用して実力が高い選手だけに活躍の可能性は高いのかなと感じます。リヴァプールのコウチーニョの方が良いと言われれば否定はできませんが、コウチーニョの方が少し冒険的な獲得にはなる気がしますね。

話がそれたので話を戻して、バルサはこの6月に選手を正式に獲得出来ないことで市場では出遅れているといって良いでしょう。「レト」さんが言うように選手と個人合意に至っていてもこの6月の間に横取りされる可能性もあり、安心できない状態ではあります。

バルサ移籍を望んで自分の所属クラブに「オファーはバルサからの話しか聞かない」なんて言ってくれる選手がいれば素敵ですが、お世話になっている所属クラブにそこまで選手も強く言えないでしょう。バルサ以外の他クラブからの魅力的なオファーでクラブの利益に反する行動はあんまりとれないと思いますし。

なのであと6月も残り20日ほど残っていますが、乗り切るというよりはバルサにとっては市場の動きをただ見守ることだけですかね。ある意味補強禁止処分の期間が伸びていると考えられるかもしれません。

もちろんオファーするクラブや選手との交渉は出来ますが、そこまで交渉が上手くないバルサのフロントに期待せずバルサファンはこの6月を耐え凌ぐしかないでしょう。7月になれば一気に爆買いできる状態になるわけではないですが、そこでやっとバルサも正規の交渉のテーブルで話し合えるという感じでしょうか。それまでのこの6月の間の交渉やアプローチが重要にはなるかもしれませんね。

 

・CLのタイトル、国内2冠を2連覇で2億2550万ユーロは安い?高い?

バルセロナはエンリケバルサになってこれまで多くの選手を補強してきました。それは移籍禁止処分もあって2年前の夏に多額のお金を使い多くの選手を補強し、昨夏はまぁまぁの金額を使ってピンポイントで2選手の補強に動いてきた経緯がある。

バルサはおよそブラボに1200万ユーロ、シュテーゲンに1200万ユーロ、ドウグラスに550万ユーロ、ベルマーレンに1800万ユーロ、マテューに2000万ユーロ、ラキティッチに2100万ユーロ、スアレスに8100万ユーロ、ビダルに2200万ユーロ、アルダに3400万ユーロと、この2年間で合計約2憶2550万ユーロの補強費用を使った

その2年間でエンリケバルサは多くのタイトルを獲得し、この2シーズンは成功のシーズンと言って間違いない。あくまで結果論ですが、この2年間に補強費で使った2億2550万ユーロは安かったなという印象を受けるのが妥当な気がします。

スアレスに関しては個人含めこの2年間のバルサの成績を知っていたなら、2年前に戻ることが出来たら1憶5000万ユーロ出してでも獲得するべきと助言することも出来るでしょう。

この2シーズンでバルサが多くのタイトルを獲得したのは補強選手以外に残っていた選手やカンテラ選手含めての功績なので一概にいうのは難しいですが、この2年間で使った補強費用はバルセロナに十分な数のタイトルと勝利をもたらしたといって考えて良いでしょう。

自分も「レト」さんと同様にこの2年間の補強費用の効果はとても効率性が高く、これだけの成績を残せたのなら安かったなと思います。

お金でタイトルは獲得できませんが、ある程度の補強の投資をしなければ強さを維持したり世界のトップにたどり着くのは難しいでしょう。エンリケバルサになってから補強禁止処分によって約2年間ほとんどメンバーの顔触れが変わらなかったので、今夏はマンネリ化を防ぐ為にも数選手の補強は間違いなく行われるでしょう。あと気になる所はそのお値段だけになりそうです。

 
 

1 Responses to “《疑問》正式に獲得出来ない6月に狙っている選手は移籍へ向かう!?”

  1. レト より:

    回答ありがとうございます。
    デニスとノリートの加入は確定路線っぽいので、あとはユムティティとレモスが獲れればいいですね。
    ユムティティに関してはユーロを複雑な心境で見守ることになりそうです。

コメントを残す

このページの先頭へ