《質問》今夏にバルセロナが補強すべき選手は? 5月現在編
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『次の夏に補強すべき選手を教えてください』
貴重なコメントありがとうございます。
コメント欄は記事の下にあります。質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。
■ 目次
見解・回答
今回の記事は5月17日にあげている記事で、今現在で考える補強すべき選手を書いていきます。
放出選手によって補強しなければいけないポジションや選手は変わってくるので、また新たに補強しなければいけない選手がその状況によって変化するので、あくまでも5月の時点での補強すべき選手だと思ってください。
6月や7月や8月になったら欲しい選手が変わったり、やっぱりこの選手が欲しいということもあるかもしれないのでそこはご了承を<(_ _)>
1、ヴェラッティ(24)獲得はバルセロナ今夏の絶対命題
まず今夏バルセロナが補強すべきポジションはCB、右SB、MF、WGだと考えております。
詳しくは⇓⇓⇓
現在のバルセロナで選手層が最も厚いポジションはMFですが、戦力アップという意味で補強すべきだと思う選手はヴェラッティ(パリ)です。
むしろ戦力アップという意味で今夏では、この選手以外の補強はそこまで大きな意味はないと感じています。
ヴェラッティ獲得となると気になるのは高額な移籍金ですが、個人的には相当高額な移籍金を出してでも獲得するべきだと思います。
8000万ユーロの獲得を上限に考え、6000万ユーロから話を持ち掛けパリに瞬殺で拒否され、ヴェラッティサイドに確実にバルセロナが今夏に獲得する意思があることを示して、ヴェラッティ側からパリに圧力をかけてもらいたい所です。
そこから7000万でもあまり話を聞いてもらえず、ヴェラッティの圧力もあって7500万ユーロぐらいから交渉が始まり、最後は8000万ユーロぐらいで話が落ち着いてくれるとありがたいものです。最悪9000万ユーロぐらいまでなら出しても良いと思います。
ヴェラッティに求めるものは「バルセロナが安定してビルドアップできる」ことであり、今シーズン苦しんだハイプレス相手のチームでも、相手を自陣に下げさせる安定したビルドアップの役割を主にブスケツと2人で担って欲しいものです。
相手のプレッシャーをいなすことが得意なヴェラッティですので、ブスケツと中盤で並べばこれ以上最強なメンバーは望めないと感じます。
ヴェラッティ獲得の最大のメリットは相手を自陣に押し込めることです。また押し込んだ後はサイドチェンジなど精度の高いパスで、バルセロナの攻撃を後方から引っ張ってほしいというものです。
守備という部分ではイタリア人らしくサボる感じはないので、プレスや下がった守備ではしっかりやってくれるだろうとみています。少しタックルが激しく荒いので、リーガの笛の関係上慣れるまで時間は掛かるかもしれませんが、そこは慣れれば問題ナシです。
相手のハイプレスでボールを持てずに苦しむバルセロナを今シーズン数多く見ており、攻撃が出来ないだけならまだしも、そのボールロストから失点に直結してしまうので、そこの改善としてヴェラッティ獲得はバルセロナの今夏の絶対命題として強く推しています。
2、他は・・・、強引にでるならキンペンベ(21)、ベジェリン(22)
現在補強“すべき”選手としてはヴェラッティしかいないのが本音ですが、移籍金が高額にならずに獲得できるのなら、欲しい選手としてはCBキンペンベ(パリ)、そして右SBベジェリン(アーセナル)を挙げておきます。
まずはキンペンベで、プレー自体ほぼ知らないのですが、CL1stレグのバルセロナ戦でのプレーだけで強く惹かれてしまいました。
もしパリの試合を継続的に見ていて、たいしたこと選手ではないのならそうコメントを残してほしいのですが、21歳にしてあのフィジカルと落ち着いたプレーは異常だと思っています。
今シーズンバルセロナの試合で強く印象に残った数少ない対戦相手の選手の1人で、フランス人の若手が有望な選手が多いことも考えれば、獲得に動いても良い選手に感じています。
マスチェラーノが残留するのならバルサBからマルロン昇格だけでいいのですが、マスチェラーノが移籍するのならこのキンペンベ獲得に動いてほしいと個人的には密かに思っています。
フランス代表のバックラインはズマ、ヴァラン、キンペンベ、ウムティティの4人で10年近くは安泰だなとか思っています( ̄▽ ̄)
次はベジェリンで、個人的に現能力はマスコミなどの評価は過大評価されている選手だと思っております。
足が速く攻撃が出来る若い選手かもしれませんが、守備面など経験も踏まえればまだまだ右SBとしてベジェリンより良い選手はチラホラいるでしょと考えています。
セルジ・ロベルト、ラーム、ウォーカー、ファビーニョ、カルバハルなどなど
アーセナルに移籍してからのバルセロナに対するコメントはそこまでバルサファンを嬉しくさせるコメントはありませんでしたが、バルサのカンテラ出身というのは大きなメリットだと考えています。
年齢もまだ22歳と若く、このままアーセナルでプレーしていてもスペイン代表でのスタメン定着は無理だと思いますが、バルセロナに復帰すれば数年後にはスペイン代表の右SBとしても定着する選手にはなるのかなと思います。
将来への投資とカンテラ選手の帰還ということで少し甘く見ていますが、移籍金が高額でないのなら買い戻しても良いのかなと考えています。
正直3000万ユーロが支払える限界の金額かなと思いますが、最悪3500万ユーロ支払って来季はベジェリンとビダルが右SBを構成するのは1つの選択肢だと思います。
本当はセルジ・ロベルトを右SBで起用し続けて、2年後には世界最高の右SBと考えていましたが、今シーズンのバルセロナを見ていて、セルジ・ロベルトには中盤に戻ってもらう方がバルセロナには重要かなと考え直しました。
ベジェリンの現在の能力ではバルセロナの戦力アップになるとは思っていませんが、数年後を見越して今夏に買い戻すのはありなのかなと思います。
バルセロナでプレーしたら大きく成長すると見越していますし、右SBは近年人材不足だと思っているので、将来性を考慮してベジェリン獲得を決断するのはありだと思います。
3、今夏の求める“改革”にバルセロナと自分では考えが違う方向へ・・・
ルイス・エンリケが今シーズンいっぱいで退任せずにもう1年続投してくれれば、現メンバーにほぼ変更はなく、放出したポジションの2選手ぐらいの獲得ぐらいだけで十分と考えていました。
しかし内部のウンスエコーチ昇格の話もほぼなくなりかけており、エンリケバルサからの脱退は決定的で、個人的にバルセロナは今夏に“改革”が求められている気がします。
サッカーのベースとしてはポゼッションサッカーなので変わらないのですが、改革の1つの重要な選手編成では、自分の考えとバルセロナでは大きく違っているように感じます。
バルセロナは今シーズンもスタメン選手とベンチ選手の戦力差から苦労したことで、即戦力となる選手を獲得して戦力アップを狙っているらしいのですが、個人的にはこのやり方は大きな成果は出ないと考えています。
このまま今現在報道されているような選手をバルセロナが補強しても、選手層が僅かに増えるだけでチーム力としてはそこまで変わらず迷走するのかなと個人的には感じます。
ここまで選手編成でバルセロナと自分の考えが違うと感じるのは初めてであり、正直戸惑いが強いです。むしろ、今の報道通りのバルセロナなら来季は相当不安な気持ちでいっぱいというのが本音です。
話は長くなりますし、補強の話や来季のことは今シーズン終了後から書いていこうと思っていたので、質問以外は今夏の補強の話はずっと避けていました。
予告みたいになりますが少し予定を早めて、来週のリーガ終了後から自分が考える今夏の改革について書いていきたいと思います。長くなりそうで数記事に分けると思うので、来週はしっかり記事更新しそうです( `ー´)ノ
週1試合ペースとなってバルセロナ周辺にはあまりネタがなく、移籍のニュースが飛び交っていますが毎回飛びつくと大変なので、5月ということもあり噂程度と判断して、移籍話は軽く見る程度で十分かなと思います。
次期監督候補からしても守備の改善は求めにくいので
来季は原点回帰のポゼッション特化を進めてほしいですね。
CBは今のマルロンの頼もしさを考えれば必要ないと思いますが、
ラフィーニャやアルダの放出が有力視されているので
WGはおまけでも獲得して欲しいですね。
そうしないと343が出来なくなってしまいますし。
若干スピード不足感はありますが、意外にディーニュの右サイドも悪くないかなーと思いましたね。
攻撃意識はどんどん高くなってるし、着実に成長してると思います。
マーロンサントスは、すごい堂々とプレーしており、ユムティティと近いものを感じましたね。マスチェも残留の線が強いみたいだし、数年前からは想像つかないくらいCBの層が厚くなりそう。
ヴェラッティは本当に来てくれると助かりますね。ラキは大好きですが、どうも今年はロストが多いし、プレースピードがイマイチ。イニエスタは守備のタスク増えすぎた事や年齢的な事もあって以前ほどの輝きが無くなってしまってるので、ヴェラッティいてくれるともっとのびのびプレー出来るような気がします。
あとはネイマールやメッシがもっとチームプレーを意識してくれれば、普通に三冠取れるくらい強くなりそうなんですけどねー。なかなか厳しいかな