これまでのバルセロナの約1ヵ月間を振り返る!

約1か月間ブログの更新休止していたので、試合を通してバルセロナを簡単に振り返ろうと思います。

低空飛行していたバルセロナ!?

バレンシア戦から休止していたので、試合の日程通りに振り返ります。まずは

10/26スーペルコパ・カタルーニャのエスパニョール戦(0-1、敗戦)ですが、主力選手は4日間の休みをもらって欠場した試合。バルサBの選手が数人出ており、マルロン、ニリ、カルボネルの3人から結構好印象を受けた試合。引いて守るエスパニョール相手にほぼ崩せないバルセロナでしたが、重要な試合でもなかったのでほとんど気にならない試合でした。

10/29リーガ第10節のグラナダ戦(1-0、勝利)では、4日間の休みをもらって心身共に寝起きなのか選手の動きに精彩がなかった試合。ラフィーニャのゴールでギリギリ勝利はしたが、引いたグラナダ相手をほとんど崩せない試合でした。

11/1CL第4節のマンチェスター・シティ戦(1-3、敗戦)では、バルサが幸先よく先制して失点するまではパスを上手く回して試合をコントロールしていましたが失点後からシティのプレスにボコボコにされた試合。第3節の対戦の時もそうでしたがバルサとシティが対戦すると、ボールを保持してる方がプレスでボールを失って速攻を喰らい、失点して敗戦するというボール保持チーム同士の戦いでは予想外の変な試合でした。

11/6リーガ第11節のセビージャ戦(2-1、勝利)では、アウェイとセビージャが前半から飛ばしたことで、前半は完全にセビージャに支配されたバルセロナ。後半になりバルサが少し息を吹き返したこととセビージャがペースダウンしたことで逆転して後半はバルサが上回り、難しい状況で価値ある勝ち点3を獲得した試合でした。

11/19リーガ第12節のマラガ戦(0-0、引き分け)では、代表明けと試合直前にメッシが体調不良で離脱したことで攻撃力にパンチがなかった試合。ネイマールが後半からスイッチが入ってチャンスも結構あったが、試合終盤はパワープレー気味の攻撃しかなくバルサらしくない試合をしたと共に、マラガGKカメニを最後まで攻略できなかった試合でした。

11/23CL第5節のセルティック(2-0、勝利)戦では、セルティックパークという難しいスタジアムの試合でしたが以外にもしっかりと勝利出来た試合。ピンチはほとんどなく、攻撃ではメッシが中心となって2ゴールを決めて完勝と呼べる試合でした。

11/27リーガ第13節のソシエダ(1-1、引き分け)戦では、苦手なアノエタでの試合で何故かバルセロナの選手達の戦う姿勢が出なかった残念な試合。試合後にルイス・エンリケが語ったように引き分けたのが奇跡のような試合で、試合のハイライトを見るとソシエダとバルセロナが逆と思えるぐらい、ピンチが多くチャンスを作れなかった試合でした。

11/30国王杯ラウンド16の1stレグのエルクレス戦(1-1、引き分け)では、ある程度トップチームの選手は出場していたが、MSN不在で相手を崩せる選手がいないと痛感させられる試合。引いて守る相手に決定機はほとんどなく、アレニャのミドル一発でなんとか引き分けに持ち込めた試合。この試合でもバルサBの選手が何人か出ていたが、試合終盤に右WGで出場したカルドナが少し印象に残った感じ。

振り返るとバルセロナが完勝した試合はセルティック戦ぐらいだったかなと思える約1ヵ月間でしたね。苦しい中でも勝てたことを良しと考えるか、首位チームに引き離されたことで悪いとも考えれそうですね。チーム状況が良いとは決して言えそうではない状況なのは確か。

 

クラシコで勝てば一気に上昇気流に乗れる!

エンリケバルサになってからリーガでは初めて順位表で下の立場で対戦するクラシコとなるわけですが、ホームカンプノウの試合ということもあって、バルセロナは確実に勝利して勝ち点差を6⇒3に縮めたい試合となっています。

今のバルセロナの問題点は、ラインが間延びしていて後方の7人と前線の3人が分断されていること、中盤でボールを回して試合をコントロールできないこと、プレスがほとんど機能していないことなど、さらに細かな部分を言っていけばキリがなくなるぐらいあるでしょう。

それでも恐らくMSNが前線から攻守の切り替えを素早くしてプレスをしっかりして追い回せば、ある程度問題ナシと言えるぐらいのバルセロナにはなるはず。一番の原因は前線からのプレスがほとんど機能していないことで間違いないでしょう。

ミッドウイークに国王杯の試合はありましたがクラシコでスタメンを張る選手はほぼ全員休んでおり、選手の疲れやチームの準備で言い訳はできない試合。ルイス・エンリケがどこまでチームを立て直せているか、そして選手達の戦う姿勢がどれだけあるかが重要となりそうなクラシコ。

勝てばバルセロナは外野の雑音をほぼ消し去ることが出来、チームも上昇気流に乗って首位のチームにプレッシャーがかけられることは間違いなし。

もし負けて勝ち点差が9に広がったら厳しい状況となりますが、まだ前半戦ということもありリーガ優勝に向けて赤信号というわけではありません。赤みがかったオレンジ色が高速点滅ぐらいかな( `ー´)ノ

リーガの38試合の中の1つの試合なので、絶対勝ちたい相手ですがそこまで試合前から神経質にもならないで良い試合です。もし負けてもルイス・エンリケ監督解任など先走った判断には陥らないようにご注意を。

そんなクラシコは12/3(土)の24時15分(日本時間)キックオフです。試合開始までに、クラシコでのイニエスタ起用についての記事も更新する予定です。そちらもお楽しみに。

 
 

1 Responses to “これまでのバルセロナの約1ヵ月間を振り返る!”

  1. humy より:

    エンリケ解任は早計ですが三年目にしてそろそろ限界が来てるのでは?と思います 特に戦術面 選手任せがあまりにすぎるのでは…

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