《質問》バルセロナのサイド攻撃を活発化させる方法は？

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『デンベレが今のまま当分使い物にならないと仮定して、今の442でサイドからの攻撃を活発化させる方法はないのでしょうか

中央を封じられて攻撃意識のないパスを繰り返し最後にアルバからの単調なクロスというだけでは相手の思うつぼだと思うのです』

 

貴重なコメントありがとうございます。久しぶりの質問うれしいです^^

コメント欄は記事の下にあります。

質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

１で「左サイドはもう限界、右サイドを活発化！」

２で「右サイドを生かすにはセルジ・ロベルト！」

３で「右SHにサイドアタッカーorテクニカルな選手」

４で「まとめと最後に一言」

について書いています。

 

１、左サイドはもう限界、右サイドを活発化！

・サイド攻撃の活発化には攻撃力アップが必要！

バルサは現在メッシを絡めた中央突破、アルバを絡めた左サイド

が大きな攻撃パターンです。

 

今回はサイド攻撃を活発化できないか？ということですが、

出来ます！

 

サイド攻撃を活発化させるためには、サイドの攻撃力を上げる必要があります。

サイドの攻撃力がないのなら、サイドの攻撃はしないほうがいいです。

まだメッシを絡めた中央突破の方がマシです。

 

 

・サイド攻撃を活発化させる為、右サイドを生かす

しかしアルバを絡めた左サイドの攻撃は、既存の戦力では

もう限界のレベルまで高められたと思います。

 

コウチーニョがCLで起用できないということ

なんでもできるタイプのイニエスタが左サイドでプレーしていること

 

この２つのことから、既存の戦力での攻撃力アップは難しいと思います。

 

バルサがサイドの攻撃を活発化させるためには、

右サイドの攻撃力アップが必要不可欠だと感じています。

右サイドの攻撃がでるようになれば、サイド攻撃の活発化につながります。

 

 

２、右サイドの攻撃力アップはセルジ・ロベルトを生かす！

・右サイドの攻撃力アップのカギになる選手はセルジ・ロベルト

右サイドの攻撃力アップのカギは、セルジ・ロベルトです。

バルサファンはセルジ・ロベルトの能力を過小評価しすぎです^^

 

現在のサッカー界で、バルセロナの右SBなら

セルジ・ロベルトが絶対に一番の選手です。

僕はセルジ・ロベルトがバルサの右サイドでプレーするなら、

３年で一番の選手になるとこれまで言っていたのですが、

予想は合っていたと思います。（←この予想はどうでもいいのですが）

 

もともとセルジ・ロベルトは中盤の選手で、

SBとしてなら攻撃力は十分のレベルがありました。

 

最近ではそこに経験とさらなる成長が加わり、

バルサの右SBとしては安泰レベルの選手です。

 

セルジ・ロベルトの攻撃力を生かすことが、今からでもできる

右サイドの攻撃力アップのシンプルな方法だと思います。

 

・組む右SHの存在でセルジ・ロベルトは役割を変化できる！

セルジ・ロベルトの右SBとしての強みは、

サイドでも中央でも高いレベルでプレーできることです。

 

タッチラインを踏みながらのプレー、ピッチ中央でのプレー

どちらも右SBの選手としては攻撃力が高いです。

 

セルジ・ロベルトは言うなれば、カメレオンのようなタイプの選手で、

右SHの組む選手で自分自身の役割を変化できるということです。

 

現状のセルジ・ロベルトは右サイドをえぐるのを第一目標にしながら、

サイドが無理なら中央に入り込むという攻撃を主にしています。

 

この優先順位は、どちらを第一にしてもいいのですが、

組む右SHの選手がセルジ・ロベルトの攻撃力を助長していません。

 

それは連携面も含めてで、現在の右SHのファーストチョイスである

パウリーニョのままならセルジ・ロベルトにはきつい。

となれば、バルサの右サイドの攻撃力アップもきつい。

 

右SHに連携面が悪いパウリーニョではなく、

連携面も良く、攻撃力のある選手と組ませることが、

セルジ・ロベルトの攻撃力を生かすことになると考えています。

 

セルジ・ロベルトはカメレオンのようなタイプの選手なので、

右SHと絡めた攻撃ができればOKです。

 

３、右SHにサイドアタッカーorテクニカルな選手

・サイドアタッカーならビダル

既存の戦力なら、まず名前が挙がるのがサイドアタッカーのビダルです。

 

ビダル単体の存在だけでも右サイドの攻撃力アップにつながりますし、

ビダルはセルジ・ロベルトとも連携した攻撃ができます。

 

ビダルと組んだ場合はセルジ・ロベルトは中央寄りでのプレーになり、

ランニングはタッチライン際ではなく、中央からサイドに走り込むイメージです。

 

バルベルデ監督の起用の傾向からは、

このビダル起用がバルサの右サイドの攻撃力アップ、

そしてサイド攻撃の活発化には効果的な方法だとは思います。

 

 

・テクニカルならデニス・スアレス

そしてもう一人挙げたいのは、テクニカルなデニス・スアレスです。

 

コウチーニョ加入で完全に干されているデニス・スアレスですが、

右SHでのプレーはバルサの一つのオプションになります。

 

デニス・スアレスとセルジ・ロベルトのコンビなら

狭いスペースの細かい崩しができます。

 

さらに、デニスはサイドだけでなく中央でもプレーできるので、

デニスの動き次第でセルジ・ロベルトがサイドと中央から攻撃でき、

相手からみたら攻撃のパターンが増えて守りにくいです。

 

バルベルデ監督がまったくデニス・スアレスを起用しないので

可能性は極めて薄いですが、僕なら

このデニス・スアレスの右SH起用だと考えています。

 

４、まとめと最後に一言

バルセロナのサイド攻撃の活発化には、

右サイドの攻撃力アップを図り、右サイドを今まで以上に活用すること。

そして、右サイドの攻撃力アップのカギはセルジ・ロベルトということです。

 

 

もしかしたらチームの戦い方や戦術の変更を期待していたかもしれませんが、

２月も終わるというシーズン終盤の時期を迎えており、

チームとしての大きな変更点は必要ないと考えています。

 

現状の戦い方を継続しながら、

選手の役割、選手の起用でいじくる程度がベストだと判断しました。

メッシ中心の攻撃方法というのはバルサはどうしても変わらないので、

右サイドの攻撃力がアップすれば、

メッシも右サイドの攻撃を自然と多く活用するとも考えました。