《質問》バルセロナのポゼッションサッカーはもう見れないのでしょうか?
コメント欄に質問があったので回答したいと思います。
『最近のバルサは試合をコントロールするようなポゼッションが無く、少し前のマドリーのようにカオスな試合展開で、決定機の精度で勝つというような印象を受けます。
msnの個人技の絡みは極上のスペクタクルではありますが、バルサの真綿で首を絞めるようなポゼッションサッカーはもう見られないのでしょうか。
イニブスの復帰によりある程度解決する問題であればいいのですが、、。』(コメント省略しています)
コメントありがとうございます。
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■ 目次
見解・回答
今回の質問は少し前の質問で、ブスケツとイニエスタ不在の時の質問です。それでもこの2人の引退だったり、不在の時期もこれからあると思うので書いていきます。
1、今シーズン残りでは現在のエンリケバルサには対処できない!
エンリケバルサは今シーズンに苦しい時期を長く過ごしましたが、現在はシステム変更だったりサポートの形を変えて、今シーズンの残りはほぼ安泰だと思います。
対戦相手が今シーズンの残り短い期間で、今のバルセロナに対処することは出来ないでしょう。希望も込めてですがまだうまく対処したチームの例がなく、対処出来る所まではいかないと予想しています。
現在のバルセロナの戦いならブスケツとイニエスタがたとえ不在でも、ある程度戦っていけると思います。今の戦い方なら、イニエスタよりブスケツ不在の方がチームにとっては痛い気がします。
今シーズンの残りは怪我人が出ないことを祈りながら、このまま上手くいくように信じて応援するだけですね( `ー´)ノ
2、来シーズン以降はまた不透明になる可能性も!?
ここからは来シーズンの話で、ルイス・エンリケ監督が辞任してバルセロナには新しい監督が就任するということで、また振り出しに戻るのかなと思います。
選手の陣容だったり戦い方、システムもどうなるか分かりませんし、今のエンリケバルサの戦い方を継続しても、いつかは対処されて来シーズンも途中でバルセロナがさらなる変化をみせないといけないかもしれません。
来シーズンの監督がまた新しいアイデアだったり、戦い方を見せる必要があると個人的には思っており、新監督の戦術面での手腕は結構重要になると思います。
選手の管理という意味でも上手く立ち回らないといけないので、こういう様々な能力を加味して新監督が選ばれるのでしょう。
来シーズンは新しい監督がくるのでまたある程度1からの振り出しになり、プレシーズンだったり新シーズンのチームの戦いを見てみないと分からない部分が多いですね。
3、ボールポゼッションは出来ても試合の支配、効果的な攻撃は減るかも…
最後に将来的な長期的で見ると、バルセロナというクラブは確実にボールポゼッションの戦い方を追い求めて戦っていくでしょう。
クライフのドリームチーム以降、このバルセロナのボールポゼッションする考え方は変わっていないはずです。少し暗黒時代などで迷走した時期もあった気がしますが。
そしてボールポゼッションの戦い方はボールを持って何ができるかが重要となり、この部分では苦しむのかなと思います。
バルサの真綿で首を絞めるようなポゼッションサッカーが出来る試合数は、減っていくと予想しています。
選手の質が今よりシンプルに低下し対戦相手にどんどん分析されて、バルセロナが毎年のようにイノベーション的な戦い方を見せないと、毎シーズン多くの試合を支配して勝っていくのは難しいと思います。
バルセロナの効果的な攻撃も減り、今のバルセロナは1試合当たり平均得点が3得点に近い数字ですが、この数字も年々下がっていくのかもしれません。
バルサファンである以上、圧倒的なバルセロナの姿を常に期待したいですが、“やはり”メッシ世代がいなくなったり年齢による衰退が見られると共に、バルセロナがサッカー界を圧倒的に支配する時代は終焉に向かっていると思います。