バルセロナの新監督、バルベルデの印象と評価

クラブからの公式発表で、バルセロナの新監督にエルネスト・バルベルデ氏(前アスレティック・ビルバオ指揮)が就任することが決定しました。

2年契約+1年の契約延長オプション付きという契約です。

コメント欄に

「バルベルデをどのように評価してますか?」

「バルベルデ監督はどのような方なのでしょうか?また、今後バルセロナはどのようなチームになっていくのでしょうか?新シーズンに向けて不安だらけなので…よろしくお願いします。」

という質問もあったので、今回は「新監督に就任するバルベルデの印象と評価」というテーマです。

 

バルベルデは誠実で人間性が良い

まずバルベルデ新監督の印象ということで、とても誠実そうな人間にみえます。

クラブという組織の規律やルールを厳守しながら、近い存在(選手、コーチングスタッフ、クラブスタッフなど)にとても好かれるような人間にみえます。

嘘や偽りを嫌う対話を好み、直球に物事を述べる印象があり、選手達には監督の意図や意志がダイレクトに伝わる監督の存在になりそうです。ルイス・エンリケも直球タイプの監督で誠実そうという印象でした。

しかしメディアにはしっかりとクラブの内部情報を隠す監督にみえます。数日前には「どこのクラブとも契約していない」と発言していましたし、誠実な人間ながらも表舞台では上手く立ち回れる監督に感じます。メディアからすれば“したたか”な監督ですかね^^

社会人なら上司にいてほしいタイプの人間で、仕事ではとても頼れる存在でありながら、仕事以外になればとてもジョークの好きそうな面白い人間性に感じます。

責任感が強く、クラブのルールや規律を自分が厳守する代わりと言ってはなんですが、自分がチームに決めたルールや規律に対しても厳しいという印象を受けます。ピッチ内の戦術のルールや規律含めて、選手達も初めは戸惑うかもしれませんね^^;

人間性や人間力という部分でバルベルデ新監督は問題が全くなく、むしろ好印象という感じです。とても印象の良い人間にみえます。温厚そうにみえるけど怒るときはメチャクチャ怖そうですけど(; ・`д・´)

 

バルベルデ新監督を受けて「期待8不安2」

ルイス・エンリケの後任候補が何人もあがるなかで、誰に就任してほしいというのは人それぞれあったと思いますが、自分は現実的に後任にはバルベルデ、エウゼビオ、ブランの3人なら誰でもという感じでした。

絶対にバルセロナの新監督に就任してほしいという監督がいなかったのは事実ですが、自分は結構バルベルデ新監督に満足しています^^

いざ新監督にバルベルデ氏が正式に決まって受けた感覚は、期待感を強く感じています。正直、噂の段階ではどうかな~とか思っていましたが、いざ決まると大きな期待を抱いて新シーズンを迎えれそうと思っています。

就任前はバルベルデに対して「期待6不安4」という感じでしたが、今は「期待8不安2」です。新監督にバルベルデ氏就任で良かったと感じます。

 

バルベルデのバルセロナは今のベースを引き継ぎ、攻撃性が増したチームへ

17/18シーズンのバルベルデ新監督のバルセロナですが、基本的には現チームをベースに構成されると思っています。

MSNがチームの中心にあり、補強選手とカンテラの昇格選手でチームは構成されるでしょう。現メンバーからの選手の出入りは多くても5人ぐらいだとみています。

どんなサッカーをするかというのはプレシーズンの試合をみなければまったく分からないのですが、バルセロナはバルセロナなので戦い方にそこまで変更はないと予想しています。

バルベルデ色がチームに強く出るというよりも、バルベルデ監督がバルセロナの戦い方に合わしながら少し自分の色を出すチームになるのではないでしょうか。

バルベルデ監督は試合の主導権を相手チームに渡さず、自分達が主導権を握って試合を進めたいと考えている監督にみえるので、守備時にも攻撃性を出してボールを奪いにくるチームだったのでしょう。

バルセロナの立ち位置では相手に合わせるという機会は多くならないと思うので、バルベルデ新監督のやりたいサッカーがまずベースにあり、起きた問題に対処しながらチームは進んでいくものだと思います。

そしてそのチームは結果的に試合の主導権を握るために、攻撃性が前面に押し出されたチームになるように感じます。

「試合の主導権を握りたい」とバルサファンなら強く思うもので、そのメンタリティを強く持っていてバルセロナの考えも理解できるのがバルベルデ監督なのだと思います。

またマイボールを大事にするというのはビルバオ時代からもみてとれたので、バルセロナの哲学に沿っている監督に感じます。後任候補の中でのバルベルデ選択は間違いでなかったと感じます。

 

PS.

もうすぐ6月に入るとはいえ、バルセロナの補強が本格的に動きをみせるのは7月に入ってからでしょう。

6月はバルサBが2部に昇格できるか、そしてそれに伴いカンテラ選手の動向がどうなるかの方が注目で、移籍話はほどほどにといった感じです。

7月に入れば補強選手はどんどん正式に決まりだし、チームも始動するので心配するならそこからでよいと思いますよ^^:

自分はバルベルデバルサに結構期待できると感じています。1年目から3冠獲得とは言いませんが、まずはリーグ優勝奪還が目標ですね。今シーズンはリーグ優勝できなかったことが一番悔しいところです(>_<)

 

ルイス・エンリケ監督の時はエンリケバルサで良かったのですが、バルベルデのバルセロナは「バルベルデバルサ」、「エルネストバルサ」、「チングリバルサ」チングリはバルベルデの愛称。

どれにするか悩ましいところです。発音と字体的には「エルネストバルサ」がしっくりくるのですが、「チングリバルサ」同様に今のバルセロナと理解できない人がいるのではないかと思います。

シンプルに「バルベルデバルサ」が無難かと思いますが、“バル”が2回続くとパッと見たときにバルセロナバルサにも感じ、少し読みにくいな~なんて思っています。

多分「バルベルデバルサ」でいくとは思いますが、他のメディアが上手い言い方をしていたらそれにのっかかろうと思っているところです^^

 
 

1 Responses to “バルセロナの新監督、バルベルデの印象と評価”

  1. K より:

    新監督が正式に発表されて期待感が増してきますね。
    エンリケは批判もありましたがタイトルも多く獲得しましたし残した成績を見ても間違いなく名将だと個人的に思っています。
    補強の話はニースのセリなどが話題になっていますがカンテラの起用もバルベルデには期待しています( ̄▽ ̄)

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