バルセロナの補強が正式に決まるのは7月に入ってから

最近のバルセロナは選手が出ていくばかりで、正式に補強したという報道はなかなかあがってこない。補強話は噂ばかりでフロントにイライラしている人がいるかもしれないが、どうやら補強が正式に決まるのは来月の7月になるようだ。

今回のテーマは「バルサの補強は7月から、最近の補強話のまとめ」というテーマです。

クラブ規約で今シーズン内(6月)は動けない

それではなぜこの6月に動けないかというと、冬の市場の1月にも動けない理由となったクラブ規約のEBITDAによるようだ。クラブの負債比率を上げれないバルサは、この6月に契約をまとめて移籍金を払うとこの数字が上がって問題になるようだ。

移籍金の支払いを今シーズンではなく来シーズンのものにする為に、バルサは7月まで正式に獲得するのを待っているようだ。国王杯が終了してすぐに話がまとまると思われたデニス・スアレスのバルサ復帰の話もこれが原因と考えられる。クラブ間の話し合いでも少し揉めているという報道もあるが。

なのでこの6月に補強話がどれだけあがっても、正式に決まるのは7月なのでこの6月は多くの選手の名前が噂として挙がってくることになるだろう。真実と噂程度の報道を見極める良い機会になるかもしれませんね。

放出選手から見る来季のバルサの選手構成は

ここまで多くの選手の名前がバルサの補強にあがってきたが、現段階で予想する来季のメンバーを考えたい。まずは来季のメンバーで

GKブラボ、シュテーゲン

右SBセルジ・ロベルト、ビダル

右CBピケ、レモス(ラス・パルマス)

左CBマスチェラーノ、マテュー

左SBアルバ、ユムティティ(リヨン)

DHブスケツ

右CHラキティッチ、ラフィーニャ

左CHイニエスタ、ピアニッチ(ローマ)?

右WGメッシ、ムニル

CFスアレス、第4のFW

左WGネイマール、デニス・スアレス

放出選手

バルトラ、アウベス、サンドロ(決定)

マシップ、ベルマーレン、ドウグラス、アドリアーノ、アルダ(予想)

 

まずはGKからでブラボやシュテーゲンに移籍の噂もチラホラ出ているが、最終的にこの2人は残留すると予想。バルサがこの2人を簡単に放出しないという方が正しいのかもしれない。

右SBではアウベスの抜けた穴が気になるが、そこにはセルジ・ロベルトが入ってそのままビダルと2枚体制で乗り切ると予想。ビダルが活躍すればセルジ・ロベルトを他のポジションで起用することも出来そう。

右CBではバルトラが放出され、ベルマーレンも恐らく放出で間違いないだろう。ベルマーレンは怪我がちというのが気になる所、またCBの若返りということもあってレモスを獲得すると予想。

左CBでは最終的にマスチェラーノは残留で、補欠にはマテューで今シーズンと大きく変わらないだろう。マスチェラーノ残留の要因はユベントスがある程度の移籍金を捻出しないし、マスチェラーノもそこまで大きく移籍に気持ちが傾いているわけでもなさそうだから。もしマスチェラーノが移籍したらマルキーニョス(パリ)が加入する可能性が高いとみている。

左SBではアルバは変わらずで、ベンチにはユムティティが入ると予想。もう選手個人とは話がついているとも言われ、後は移籍金の調整だけで移籍金は2500万ユーロぐらいになりそう。

DHではブスケツが君臨して、このポジションは誰も補強しないと予想。ローテーションでマスチェラーノやセルジ・ロベルトにやらせて回していくだろう。補強資金的にここにもお金を使えないといった方が良いかもしれない。

右CHではラキティッチは健在で、今シーズンは怪我で長期離脱していたラフィーニャがしっかりチームの12番目の選手として君臨して盤石。ルイス・エンリケはラフィーニャが大好きだから多くの試合に起用されるだろう。

左CHではチームキャプテンのイニエスタは当然で、ベンチにはアルダではなく新加入選手が座ると予想。アルダには可哀想だが放出されてルイス・エンリケの愛弟子でもあるピアニッチを連れてくると予想。ピアニッチの移籍金が3800万ユーロぐらいらしいので、アルダを放出したお金と少しの予算で獲得は出来そう。

右WGでは王のメッシが君臨して、ベンチにはムニルでムニルの出番は怪我人が出ない限り来シーズンも多く用意されないだろう。

CFでは今シーズンMVP級の活躍を見せたスアレスは当然で、ベンチに座る4番手のFWはまだ不明。ガメイロ、ノリート、サナブリアと名前は挙がっているが、どの選手も決定打に欠けている状況な気がする。まだこれから新しい名前が挙がってその選手を獲得しそうな気がする。

左WGではネイマールが君臨して、一応ポジションが空いているということでデニス・スアレスをここに配置。デニス・スアレスはCHだけでなくWGでも起用されそうだが、出番が回って来るかは微妙。

 

最終的に来季のスタメンはアウベスの所以外変更なしに現状ではなりそうだ。補強もビッグネームは中盤の選手ぐらいで、後は移籍金を抑えた若手選手の獲得になりそうである。チームのマンネリ化が気になる所だが、来季はチームの平均年齢が少し若返る可能性が高そうだ。

 
 

1 Responses to “バルセロナの補強が正式に決まるのは7月に入ってから”

  1. レト より:

    補強禁止期間が半年プラスされたような印象ですね。
    選手との個人合意だけで1ヶ月乗り切れるのでしょうか?

    過去の補強資金に関しては歴史的偉業を達成したのですから
    むしろ安いぐらいでしたが。

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