パリ戦大逆転に向けてバルセロナのデッドラインと2選手が鍵!
今日の深夜にバルセロナにはCLのパリ戦があるということで、この試合結果で一つのタイトルにまだ望みがつながるか、それとも完全に失うかの運命の分かれ道を迎えます。
1stレグで0対4と大敗したバルセロナはどっからどう見ても敗退濃厚チームなのは変わりありませんが、それでも現在のチームの勢いと要塞カンプノウで奇跡を信じたいのがバルサファンというもの。
他のメディアでもバルセロナが奇跡の逆転を起こすならいろいろなことが書かれていると思いますが、このブログではチームへの期待を1秒でも長く保つのと諦めたくないので、“このスコアならまだいける”という最低限のデッドラインだと思うものを書いていきます。
そして逆転に向けた鍵となる選手として、イニエスタとネイマールの2人に焦点を当ててみました。
■ 目次
まずは1失点でもすればその時点でデッド!!!
まずはというか前提条件として、バルセロナがアウェイゴールとなる失点した時点で、バルセロナのCL敗退は99.9999…%決定で間違いないです。
6得点はさすがに無理で、この時点で選手のメンタルが切れて後はただただ意地なのか何なのか分からない時間を過ごすことになるでしょう。バルサファンでないならこの時点で試合観るの止めるでしょうね。
まずはバルセロナが失点しないというのが前提条件で、このミッションすら難しそうとも思えそうですが、“奇跡の大逆転”と言うぐらいですからこれぐらいはしてもらわねば。ここはシュテーゲン任せた( `ー´)ノ
60分までに2得点奪えればまだ可能性はある!
先制点が何分までに奪えれば、または前半に2得点奪えれば逆転の可能性あるという記事も見ましたが、現実的に言えば後半の60分までに2点差として、残り30分間で2得点で同点と考えれば可能性はあると思います。
90分でバルセロナが逆転するという考えは捨て、90分間で4得点奪って無失点の戦いをして、延長戦も見据えた選手起用が奇跡の大逆転には重要になると思います。
60分までに2得点奪えてその後の3点目がなかなか入らなくても、86分ぐらいにポッと得点が入れば、残り数分で1点なら“なんやかんや”でいけそうと思えてしまうものです。
本当に1得点というのは突如に入ることもあるし、ゴール前に蹴ったボールから試合の流れ関係なしに入るなんてザラですからね。
バルセロナはなんとかあと1点というスコアとなる3対0までは、我慢強く冷静に戦ってほしいところ。守備陣は無理に攻め上がるのはしっかりと抑えてほしい。
イニエスタ途中投入までに2得点奪えていれば完璧に押せ押せに!!!
このパリ戦においてキーになる選手は数多くいますが、その中でもバルサの中盤に欠かせないのがイニエスタ。衰えたなどと数年前から言われ始めていますが、まだまだ特別な存在でバルサファンが頼りにしており、エースのメッシからの信頼も絶大なバルサのキャプテンであります。
今のチーム状況と新システムから見るに、中盤にラキティッチの存在感が必要なのは間違いないです。セルジ・ロベルトも偽右SBとしてプレーするのは確実で、右SHに入っているラフィーニャのパフォーマンスも良いので、イニエスタをスタメンにするにはこの3人の誰かを外さなければいけません。
正直イニエスタ起用で現在の良い守備のバランスが崩れてしまうのではと恐く、今のバルサの前線からのプレスは相当相手にとっては厄介になるはず。バルサが波状攻撃する為にも、この激しいプレスはパリ戦でも必須だと思います。
パリが前からプレスしてきても今のバルサなら対応できると信じ、イニエスタを途中投入する60分付近までに2得点決めれなければ諦めようじゃないかと個人的には思います。
イニエスタをスタメン起用したら選手交代で変化をつけれる選手がほぼおらず、怪我明けのアルダは厳しく、前線のパコもまだ微妙で、デニスやイニエスタの代わりにベンチに下がった1人でもチームに勢いがつくかは微妙に感じます。
クラシコの時ではないですが、イニエスタ途中投入は疲れ出している相手にとってこれほど嫌なものはなく、ラスト30分でイニエスタ投入で一段階ギアを上げてパリを仕留める為にも、イニエスタは途中投入が最善の起用方法だと思います。
試合開始直後から10分間の行く末で決まるこの試合
バルセロナが逆転する為には攻めて攻めて攻めまくるのが必要で、それはパリを自陣に閉じ込めてバルサの波状攻撃で崩すしかないと思います。
パリのウナイ・エメリ監督がどう考えるかは分かりませんが、恐らく自陣で下がった守備的なプレーを試合開始からするのではなく、前からのプレスなど最終ラインを高く設定してコンパクトにし、1得点奪ってバルサにとどめを刺しに来るでしょう。
パリが自分達から自陣に下がって守備をしてそこからのカウンターだけ狙ってくれればバルサにとっては楽になるのですが、そう簡単にはならないでしょう。
パリを自陣に下げる為にもバルサのビルドアップが安定したパス回しを見せるのはもちろんですが、ネイマールの縦へのドリブルで一気に試合の主導権は握れるように思います。
パリの右SBが1stレグと同じ選手ならスピードで圧倒的にネイマール有利で、縦に強引に抜きにかかっても突破は可能でしょう。
ネイマールの縦へのスピードある突破はカンプノウを一気に盛り上げることになり、ネイマールのスピードとドリブルを警戒してマークは少し後方に下がり、中盤の選手との挟み込みでの対応になり、自ずとパリのチームのライン自体も下がる要因になるでしょう。
ネイマールが試合開始間もなく縦にズバッと抜いてくれたら、パリにはネイマールの恐怖を植え付けられ、どうしても裏のスペースを空けたくなくなり、最終ラインも下がることになるでしょう。
まずは切り込み隊長としてネイマールのドリブル突破がバルサの鍵となり、ネイマール自身の活躍も重要になることから、ネイマールの試合開始直後の出来次第で試合の行く末が決まるかなと推測しています。
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