メッシが怪我の今、チャンスが来たバックアッパーの選手達!

引き分けで勝ち点1を獲得にとどまったアトレティコ戦、首位のチームが直前に引き分けていただけに本音を言えばバルセロナは勝利して勝ち点差を縮めたかった。

しかし、そんな引き分けの結果も残念だがメッシの負傷離脱ということも大きな残念な出来事となった。そけい部の肉離れで約3週間の離脱と見られており、10月の代表ウイーク終了後に戻ってこられるかどうかという状況である。

今回は「こんな時の為のWGが出来る4選手」というテーマです。

システムは?メッシの代わりに右WGに入る選手は?

メッシの負傷でルイス・エンリケがレガネス戦のように新システムを試す可能性もありそうだが、バルセロナは基本システムの4-3-3で戦っていくだろう。そしてメッシが離脱したことでスアレスとネイマールは代表ウイークまでの3試合は全てスタメン出場がほぼ確定し、余裕の試合展開でない限りベンチに下がることもなくなりそうだ。

メッシ離脱後のバルセロナが4-3-3のシステムで戦っていくと想定して、メッシのポジションに誰が入るかがとても気になる所。普通に考えればプレシーズンからWGの位置で好調をキープしているアルダだが、他にはラフィーニャ、パコ・アルカセル、デニス・スアレスの可能性も考えれそうだ。もしかしたら大穴でビダル起用というのもあるのかも。

でも普通に考えればアルダ、ラフィーニャ、パコ・アルカセル、デニス・スアレスの4人の中から選ばれるのは間違いない。次の所ではこの4選手が右ウイングに入った時のメリットやデメリットを考えていきたいと思います。

右WGでのアルダ、ラフィーニャ、パコ・アルカセル、デニス・スアレス

・アルダ

プレシーズンからネイマール不在の左WGの位置に入って好調なプレーを継続しており、アルダ起用が最もすんなり考えれるチョイスとはなりそうだ。アルダのメリットはボールが足元に入った時のキープ力と攻撃の起点になれる所であり、スピードはないがフリーランニングという点でも斜めの動きで良いランニングを見せる。昨シーズン(今年)から一応プレーしており、連携面ではアルカセルやデニスよりは期待できそうだ。

アルダのデメリットとしてはボールが右に入ってもスピード感はそこまで出ない。SBやラキティッチのフリーランニングにパスを出すことは出来るが、アルダ個人での突破ではその局面を打開するぐらいだ。カウンターならスピードがよりあるアルカセルやデニスよりは劣りそうだ。

 

・ラフィーニャ

ラフィーニャのメリットはキープ力とパスのつなぎである。左利きということもあり右サイド側で体を入れてキープするのは得意としており、そこからのドリブルやパス&ムーブで攻撃を出来るのが良い所。またカンテラ選手でもあることから狭い局面での打開や連携面ではラフィーニャが4人の中で1番優れており、ラフィーニャを起用してもアルダとは少し違って面白い起用とはなりそうだ。

デメリットとしてはアルダ同様スピードがないが、ドリブルの中からでも精度の高いプレーが出来るラフィーニャなのでそこまで気にするところでもない所か。また最近は足元のプレーが増えており、フリーランニングが減ってきている所も少し気がかりである。

 

・パコ・アルカセル

そもそも右WGでの起用自体可能性は低そうだが、一応パコ・アルカセルも途中出場含めて可能性があるかなと考えます。パコ・アルカセルのメリットとしてはフリーランニングとスピード感があり、速攻時や裏にスペースがあれば相手の背後を取れるランニングを見せることは出来そうだ。またネイマールの左サイドがバルサの攻撃の起点となると予想した時に、右WGの位置からゴール前に入ってフィニッシュを決めるという点ではパコ・アルカセルの動き出しとゴールへの嗅覚は最も4人の中では脅威になりそうだ。

デメリットとしては連携面がまだまだ悪く、ほとんどパコ・アルカセルを活かせずに終わってしまう可能性は高い。スアレスとネイマールの2人の連携と崩しになってしまい、パコ・アルカセルは蚊帳の外状態になる可能性も。そして足元のプレーはそこまで器用なプレーが出来ないので、周りにフォローがいないとそこでボールロストする率は上がりそうだ。4人の中では最も可能性は低そうだが、CFの位置にスアレスを起用するなら右WGで出場させてみても面白いかも。

 

・デニス・スアレス

ここ最近はデニス・スアレス自体の出場機会は多くないが、WGの位置でデニス・スアレスのプレーを見たいと思っているバルサファンも多いはず。デニスのメリットとしてはドリブルでの突破力とスピード感ある崩しである。ドリブルが上手く相手をかわすことが元々出来、それは右WGに入っても変わらないだろう。そしてプレシーズンからスアレスコンビとしてスアレスとは良い連携を見せており、ワンツーなど動きながらの崩しで相手のゴール前に侵入する機会は多かった。フリーランニングでもデニスは優れており、ビジャレアル時代からゴール前に侵入して得点に絡むプレーは得意としている。

デメリットな面としては4選手の中では最も少なく、デニス自身のプレーぐらいが心配な所。デニスが積極性を出して攻撃すれば結構なんでも出来る選手なのだが、横パスやボールを戻す消極的なプレーに感じるシーンが多いのがデニスに不満の所。WGに入れば積極的に攻撃する一面もプレシーズンでは見せていたので、デニスがWGに入って良いプレーを見せさらに自信を得ることで、中盤で起用された時にも良いプレーが増える可能性もありそうだ。

 

4人の中で使う選択肢としては好調をキープしているアルダ、連携面など確かな戦力と計算できそうなラフィーニャ、速攻やスペースがあればパコ・アルカセル、一皮むけたら化けそうなデニス・スアレスと言った感じだろうか。

メッシ不在のバルセロナの試合は3試合ほどと考えられ、もしかしたら3試合全てでスタメンの選手を変えてくる可能性もありそうだ。この中で誰をスタメンにチョイスするかはファン一人一人で意見が別れるのかもしれませんね。

 
 

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