ユムティティの印象とバルサのSB補強話(動画付)

ユーロも準々決勝の全試合が終わって、バルサの選手で勝ち残ったのはシュテーゲンのドイツ代表だけとなった。シュテーゲンはベンチなので、そこまでドイツ代表を応援しているバルサファンもいないだろう。

今回は「ユムティティを見た印象と、ここに来て急速に話題になっているSBの補強話」というテーマです。

ユムティティは無難にプレーしていたがある数字で100%

ユーロ準々決勝のフランス代表対アイスランド代表の試合でバルサに内定しているユムティティは代表戦デビューを飾った。バルサに加入することが決まっているので、この試合で左CBに入ったユムティティは注目選手の1人で間違いなかっただろう。

試合はフランス代表がパスを回してアイスランド代表を圧倒する試合となり、フランス代表は強い(しり上がりに調子出てきた)と感じさせる試合内容だった。ジャイアントキリングしてきたアイスランドが全体的におとなしかったという意見もありそうだが。

話をユムティティに戻して、ユムティティはこの試合77本のパスを出して成功率100%を記録した。近場へのショートパスに特化したプレーをしていたものの、さすがにパス成功確率100%は素晴らしい数字を残した。リヨンではもう少しロングパスやボールを保持して持ち上がったりしている印象だが、この試合では無難にフランス代表の良い流れを崩さないようにプレーをしていた印象が強い。

・ユムティティのアイスランド代表戦でのボールタッチ集

https://www.youtube.com/watch?v=vVsT4KcCyGY

※上記の動画はYouTubeチャンネル「FanJuveComps」様より引用

・ユムティティの15/16リヨンでのプレー集

※上記の動画はYouTubeチャンネル「WorldOfFootballHD」様より引用

今回のアイスランド代表との試合でそこまで仕事が多かったとは言えないユムティティだったが、注目しているとパスを貰う動きが体に染みついていることが分かる。

守備から攻撃に切り替わった時、GKへのバックパス時、自分がパスを受けれる時などはしっかりと自分が受ける為のパスコースを作る動き出しが自然と体に染みついていることが判明。バルサでの攻撃時のビルドアップでそこまで苦労しなさそうという印象を受けた。

パスの判断も良くグラウンダーのショートパスもしっかりと強いボールも蹴れて味方につなげており、この試合でロングフィードのパスも見たかったというのが本音。まぁそれはプレシーズンに入ったり公式戦に入ればわかるので、お楽しみはまだまだ残したという感じか( ̄▽ ̄)

今回のアイスランド戦でのユムティティのプレーを見る限り、攻撃のビルドアップではほとんど心配ないのではと感じさせる落ち着いたパスを供給していた。守備面ではマークだったり背の高い選手への対応には改善がいりそうだが、まだ若いので経験さえ積めば成長して大丈夫でしよという印象。全体的にユムティティに良い印象を受ける試合だっただけに、アイスランド代表戦を見ていない人は見ても良いかもしれませんね。

今夏に何気にSBの補強もするバルセロナ

今夏にバルセロナはデニス・スアレスの買い戻し、ユムティティの獲得と2選手の獲得に成功している。それに対してバルサから出ていく選手が多く特に選手層で厳しくなりそうなSBの、両SB出来る選手を1人獲得したいというのがバルセロナの本音らしい。

アウベス、ドウグラス、アドリアーノとSBの3選手が出るのがほぼ決まっているバルセロナが、SBの補強に動くのも十分にうなずける問題だ。むしろ第4のFW問題と同様に最優先の課題なのかもしれない。

そこで1番気になるのは誰を補強するかであるが、候補としては色々な名前が挙がっている。デ・シリオ(ミラン)、ダルミアン(マンチェスターU)、ファビアン・ジョンソン(ボルシアMG)、ウェンデル(レヴァークーゼン)、アドリアン・マリン(ビジャレアル)、ファビーニョ(モナコ)などなど。

両サイドバックできるという観点から考えると、やはりデ・シリオが最も欲しい選手になる気がする。ユーロでもイタリア代表として左WBとして活躍しており、右のサイドも出来る将来有望なイタリアのサイドバックの選手となってる。

契約解除金が低く設定されている情報もあり、1000万ユーロ~1500万ユーロ辺りで獲得できる模様。ユーロでの活躍と他のビッグクラブも獲得を狙っているので、最終的にはなんだかんだあって2000万ユーロぐらいのオファーになるのかもしれない。

右のSBだけならモナコのファビーニョなんかもバルサファンから人気があるのかもしれない。日本のバルサファンはバレンシアのカンセロを右SBで獲得を願っているファンが多そうだ。

デ・シリオがユースから所属しているミランを出る意思、そしてバルサに来る意志があるかは分からないが、もしマーケットに出ているならデ・シリオにアタックを考えて良いのかもしれない。

バルサの今夏の補強資金は現在残り4300万ユーロほどらしいのでここから放出選手による資金捻出がない限りは、SB(デ・シリオ)に2000万ユーロ、第4のFW(ガブリエル・ジェズス)に2400万ユーロでの獲得が自分の中では理想的な展開となっている。

 
 

1 Responses to “ユムティティの印象とバルサのSB補強話(動画付)”

  1. ピク爺 より:

    ユムティティはアイスランド戦よりもさらに良いプレイを披露してくれ、チームでの活躍も思わず期待してしまいます。若干、クロスに対する空中での競り合いに不安もありますが、前半のフランスの数少ないチャンスを演出するスルーパスなど、バルセロナのスタイルに合ったDFのように感じました。楽しみです。

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