残り2試合を2勝で2冠獲得!!!

日本時間の明日の夜中には15/16シーズンのリーガ最終節の試合が終了し、どんな結果に終わろうともその時点でリーガ王者が確定する。バルサは来週には国王杯決勝の試合もあり、長かった今シーズンも気付けば残り2試合の公式戦を残すだけとなっている。

今回は「残り2試合を勝てば2冠獲得できるこの現状は喜ばしいことで楽しむべき」というテーマです。

6冠中4冠を獲得できる可能性があるバルセロナ

少しここでこれまでの今季を振り返ると、バルセロナはここまで主要タイトルではないが2冠を獲得してる。それはUEFAスーパー杯とクラブW杯である。スペインスーパーカップはビルバオに残念ながら負けてしまったが、今シーズンが始まる前のバルサは争う全タイトルの“6冠獲得”というのが1つの目標ではあった。

主要タイトルではチャンピオンズでバルサは敗退してしまったが、まだリーガと国王杯の2つのタイトルは自分達次第の状況ではある。もしこの2つのタイトルを獲得したら今季のバルサは6冠獲得出来る中で4冠を獲得したことになる。

チャンピオンズ連覇という夢は確かに消えてしまったが、6つのタイトルを争って4つのタイトルを獲得したら第3者から見たら上出来のシーズンに思える。バルサファンは底なしの欲で全てのタイトルを獲得出来ないと100%の満足とはいかないだろうが、4冠を獲得出来るシーズンとシーズン前に分かっていたら満足いく結果と言えるのではないだろうか。

目の前の1試合を勝てば優勝なら理想的な状況!?

バルサは今シーズンこれまでリーグ戦で37試合、国王杯では8試合戦ってきた。リーグ戦では一時期2位との勝ち点差を最高11と離したことで楽勝ムードが出ていたが、最終節の残り1試合を残して勝ち点は2位のチームに1差しかなくなっている。

国王杯ではラウンド32では3部のチームが対戦相手だったが、そこからはエスパニョール、ビルバオ、バレンシアと難しい相手と戦って勝ち抜いてきた。今振り返るとリーグ戦も国王杯も過密スケジュールの中、選手達が頑張って勝ってきたことが思い出される。

それが今ではリーガも国王杯も共に残り1試合を勝てば王者となる目前まで迫っている。この現状がシーズン前に分かっていれば、ある意味優勝争いを自力で決めれるこの現状は理想的な現状と言えるのではないだろうか。

リーグチャンピオンはいつの時代も成功したシーズン

どこかのクラブチームはある指揮官がリーグ3連覇を獲得してCLベスト4を3年連続で決めたが失敗のシーズンと捉え、あるOB選手は「このチームは記憶に残らない」とも言うほど指揮官に対して“失敗の3年間”と叩いている。(他のクラブチームの対応への不満なので具体的な名前は控えさせていただきます。あのチームであの指揮官しかいないのだけど( ̄▽ ̄))

昨シーズンの総括の評価のルイス・エンリケ監督の所(下部の関連記事内に記事はあります)でも書いていますが、今シーズンの最大の目標はリーグ王者の称号を勝ち取ることである。「リーグ王者=最もリーグの中で安定したチーム」であり、レアルやアトレティコがいるこのリーガではリーグ王者はとても高く評価されるべきタイトルの1つと考えて良いだろう。

他国のリーグも毎週末集中して戦わなければ勝ち続けるのは難しく、どんなリーグチャンピオンもしっかり評価されて成功のシーズンと言えるのではないだろうか。まだバルサはリーグ王者になっていないが、もしリーグ王者になったらバルサファンは今シーズンは成功のシーズンと呼んであげてほしい。チャンピオンズ制覇や3冠獲得はまた来季の目標にして、冷静になってシーズンを振り返るとバルサがほぼこの1シーズン通して安定して頑張ってきたシーズンと分かるはず。

 
 

1 Responses to “残り2試合を2勝で2冠獲得!!!”

  1. コクー より:

    いつも更新を楽しみにしております。今季も残り2試合。近年のバルサとしては当たり前のような現状ですが、かつては最終節の目標がCL圏確保だった時代も…。タイトルがかかったリーグ最終戦。集大成を見せて欲しいですね!バルセロニスタの皆さん、シーズンクライマックスを楽しみましょう。そして優勝後の記事を楽しみにしております!

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