白組を完全に終戦にする為のカンプノウクラシコへ向けて
代表ウイークの試合の日程も終わり、やっとバルセロナへ全選手が戻って来る。この代表ウイーク中にバルセロナ周辺ではクライフ氏の死去という今季最大のニュースから、移籍の話までいろいろなニュースが出ていた。
今回は「カンプノウクラシコへ向けてのバルサとレアルの予想メンバーや、今回のクラシコはクライフ氏追悼試合になる」というテーマです。
■ 目次
バルサは代表ウイークで怪我人は出たが鉄板メンバーが揃う!?
バルセロナは代表ウイーク前にブスケツとラキティッチとイニエスタが怪我のため代表招集を回避されたが、この3人は楽観的に見て出場は可能と判断。イニエスタだけは大事を取ってスタメンを外れる可能性はありそうだ。
代表ウイーク中には代表で試合を戦った選手ではマテューがひざの怪我(恐らく半月板損傷)を負い長期の欠場が確定(約3か月欠場?)。アドリアーノも小さなけがを負い少しの間離脱、今回のクラシコで完全に怪我で欠場が確定しているのはマテューとアドリアーノとサンドロの3人となる。
バルサの方は今回のクラシコでは基本的に鉄板メンバーの11人が揃うと考えて良いだろう。イニエスタの所にセルジ・ロベルトやアルダの可能性はありそうだが、アルバとブスケツとラキティッチはほぼ間違いなくスタメンと考えて良いだろう。
バルサファンの中では次のCL準々決勝1stレグのアトレティコ戦を考慮して無理をしなかったりローテーションでも良いと思っている人もいるようだが、このライバルチームとのクラシコで手を抜くことはルイス・エンリケは基本的にないだろう。
ここでバルサが勝てばほぼ完全に白組を優勝戦線から脱落させることが決定的(勝ち点差は13となり残り7試合になる)で、もし負けたら若干バルサ側に嫌なムードが流れる。まずは目の前の試合に1戦必勝で、勝利して良い流れでCLへ向かうことがバルサには求められるクラシコの試合となる。
レアルは中盤がバランスタイプか攻撃的なメンバーのどっちか
対するレアル・マドリードもある程度メンバーを揃えれる状況となっている。レアルのスタメンで一番注目が集まるのは中盤の3人の構成メンバーで、カゼミーロを入れてバランスタイプ(カゼミーロ、クロース、モドリッチ)で来るのか、攻撃的な3人(クロース、モドリッチ、イスコ)を配置する攻撃的なメンバーを送るのかが注目である。
ジダン監督は前節のセビージャ戦でチームに良い感触を得たことで、前者のバランスタイプで来ると予想している。恐らくレアルのスタメンのメンバーは
GKケイラー・ナバス
DFダニーロ、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MFカゼミーロ、クロース、モドリッチ
FWベイル、ベンゼマ、ロナウド
この11人で間違いなさそうだが、変更があってもダニーロの所にカルバハル、ペペの所にヴァランぐらいだろう。中盤から前の6人はほぼこれで間違いないだろう。
レアルとバルサの両チーム共に怪我明けの選手が何人かいるが、共にスタメンクラスの選手は試合に出れて見ごたえのある試合にはなりそうだ。レアルはもし勝利してもリーガ優勝は難しいが、その可能性を継続させる為とプライドの為に勝利はしっかり狙ってくるに違いない。
エンリケバルサとジダンマドリーの初めての対戦でもあり、共に攻撃的に来る可能性も高いだけに打ち合いの試合の可能性もあるかもしれない。
今回のクラシコはクライフ氏追悼試合にもなる
今回のカンプノウクラシコはバルセロナのレジェンドでもあるヨハン・クライフ氏が死去してからの初の公式戦と言うこともあり、クライフ氏追悼試合にもなる。主にやることは5つで
1、スタジアムに9万枚のプラカードを配り「ありがとう、ヨハン」という「グラーシャス・ヨハン」とメッセージ
2、昨年末のクラブW杯優勝で着用しているチャンピオンマークに代えてユニホームに上記のメッセージ
3、選手と選手入場時に同伴する少年たちのTシャツにも同メッセージ
4、生存しているバルセロナの歴代会長8人がスタジアムに出席
5、選手、監督としてバルサに所属したクライフ氏を振り返るVTRを試合前にスタジアム内の大型スクリーンで上映
試合前などにいつもと違うことをいくつも行うが、天国のヨハン・クライフ氏はバルサの勝利を何よりも望んでいるはず。今回のクラシコの勝利をクライフ氏に捧げる“最高の花”として何としてでも送りたい<(`^´)>