第4のFWにパコ・アルカセル(23)獲得!!!(動画付)
数日前から噂されていたパコ・アルカセル(バレンシア)の獲得の正式発表出ました。バルセロナはこのパコ獲得で今夏6人目の補強選手となりました。そして今夏はこれで補強は終了となります。そして、ほぼ交換でバレンシアにムニルのレンタル移籍も決定しました。バレンシアには買取オプション(1200万ユーロ)があり、バルサはバレンシアが獲得した後にムニルを売る場合、その額で優先的に買い戻せる契約となっている。
今回は「パコ・アルカセル獲得決定、FW問題はこれで全面解決」というテーマです。
■ 目次
スペイン人で最高の動き出しを見せるパコ獲得!
バルセロナはパコ・アルカセルを3000万ユーロ+出来高200万ユーロで獲得。選手とは5年契約となり、契約解除金は1億ユーロに設定されました。これまでガメイロやビエットなど噂が出た選手の獲得にバルサは失敗しており、遂に第4のFWとなる選手の獲得を成功しました。
しかもバレンシアのエースでまだ23歳になったばかりのパコ・アルカセルを、約3000万ユーロで獲得できたことにバルサファンの多くは喜んでいるはず。現状ベンチの選手に3000万ユーロは高いが、将来性を考えればパコ・アルカセルはスペイン代表でもエースストライカーになる可能性も高く、バルサにしては契約解除金が8000万ユーロの選手をお安く買えた印象。
ほとんどの人がパコ・アルカセルを認知しているとは思うが、昨シーズンのプレー集の動画を!
https://www.youtube.com/watch?v=uWxi8cglU50
※上記の動画はYouTubeチャンネル「ScoutNationHD」様より引用
改めて見ると動き出しというボールを呼び込む動きが凄まじく上手い選手。ゴール前ではDFのマークを外す動き出しも見事で、スペイン人で最高の動き出しが出来るFWの選手と言っても過言ではないだろう。それに加えてポストプレーも上手く、結構相手をかわすスピードもありカウンターでも大きく期待できそうだ。
CFの選手ということで得点力も大事だが、2期連続でリーガでは2桁ゴールを決めておりバルサもゴールを決められているので得点面でも安心できそうだ。バルセロナというチームに慣れるのも大事であるが、バルサにはバレンシアの選手が多く在籍(アンドレ・ゴメスやマテュー)しており、スペイン代表でも同じチームで行動した選手も多くいるので、知人が多くいるということでチームに溶け込むのは問題にならないだろう。
パコ・アルカセルはほぼほぼスアレスと同じCFに入ることが予想され、ここは前線のMSNと連携を取るのは少し時間は掛かってしまうだろう。それでもリーガの実力者であり、スペインの若きストライカーを獲得したこのバルサの補強は成功になる可能性は高いだろう。
CFとWGのバックアッパー確保!
バルセロナは昨季MSNの替えが効く選手がおらず、ローテーション出来ずに不調時も使わなければいけない状況が続いた。疲れもあって失速した時期があり、そこでCLから敗退したことはまだ記憶に新しい。しかしそんな心配事は今シーズンはなくなったに違いない。
CFにはパコ・アルカセル、WGにはアルダ、ラフィーニャ、デニス・スアレスなどがおり、人員十分といって良いバルサの分厚い選手層が出来た。昨季のような選手交代を行わない、ローテーションしなくなるといったチーム状況ではなくなったはず。特にシーズン終盤の大事な時期でも、ローテーション出来る選手層はいるはずだ。
ベンチに座る選手は実力者が揃い、FWだけでなくほぼ全てのポジションがカバーできているといって良いだろう。後はルイス・エンリケの采配だけで、パコ・アルカセル含めて鉄板メンバー以外の起用方法も気になる所。今シーズンのルイス・エンリケは勝負の年となり、主要タイトルの3冠獲得だけが成功ではないが良いシーズンを送れることを願いたい。
最も懸念されていた補強がまさかの形で実現しましたね。
プレシーズン中にパコの名前が挙がった時は流石に無いだろうと思っていましたが。
ビエット達が獲れなかったことが結果的に良い方向に転んだというか。
開幕前の不安要素がことごとく覆されてむしろプレッシャーすら感じます。
やはり宿敵にCL制覇されたことでフロントも予想以上にモチベーションが高いのでしょうか。
昨年のチャンピオンチームとは思えない積極的な補強になりました。まさかパコが取れるとは。予算オーバーになりましたが、バレンシアの財政難で本来市場に出ない(手が届かない)選手が取れそうなので無理したということでしょうか(ゴメスかパコかはわかりませんが)
ビダルの課題や良い所、またビダルがダメなときの補強候補の記事が読みたいです!