補強の残りは第4のFW、そして将来への投資へ・・・

バルサの今夏のマーケットは7月からしか正式に動けないというハンデがあったように思えたが、いざ7月に入れば続々補強選手が決まっている。補強選手のポジションも的確で、若い選手中心に補強している。バルセロナで長く活躍してくれることとこれから先に期待が持てそうだ。

今回は「今シーズンの戦うメンバーの全貌が見え始め、残りの補強資金は4番手のFWと将来への投資へ!?」というテーマです。

バルセロナの今シーズン戦っていくメンバーはほぼこれで決定!?

もう補強選手もどんどん決まっていることから、今季のバルセロナの選手構成は見えてきた。※赤字は新加入選手で、「?」は自分の獲得予想選手、()は未定だが恐らくそうなると予想。

GKシュテーゲン、レイナ?、(マシップ)

右SBセルジ・ロベルト、ビダル

右CBピケ、マテュー

左CBマスチェラーノ、ユムティティ

左SBアルバ、ディニュ

DHブスケツ、(サンペル)

右CHラキティッチ、ラフィーニャ

左CHイニエスタ、デニス・スアレス

右WGメッシ、ムニル

CFスアレス、ビエット?

左WGネイマール

昨季からの放出選手

ブラボ、バルトラ、ベルマーレン、アウベス、ドウグラス、アドリアーノ、アルダ、サンドロ

GKはマシップが残って一応3人態勢になるかもしれない。フィールドプレーヤーの選手数(今季19人)は昨季より少ない人数になるだろう。さすがに人数的にベンチが薄い感じがするが大事な試合ではスタメンがある程度固定されたり、MSNはスタメンを簡単に外れないと思われることから、これぐらいの選手の数がベストな気がする。

4番手のFWにはビエット(22)の可能性高し!?

補強の最低限のミッションは4番手のFWだけとなったわけだが、ここにはアトレティコのビエットが濃厚だと思われる。アトレティコは今夏にビエットの放出を決めているようで、クラブ間交渉は移籍金の額だけの話し合いとなり交渉は難しくないだろう。

その移籍金も2000万ユーロぐらいで話はまとまるらしい。初めは4番手のベンチに座る選手には高いと思えた金額だが、若く将来性もありバルサファンからもある程度認められているであろうビエットなら期待は出来る。選手自身もバルセロナへの移籍に前向きなのも好感触を受ける。

メッシが自分のアイドルと語っていたビエットだけに、代表を引退する予定のメッシと一緒にプレーするにはバルセロナへの移籍しかなくなっているのも移籍に傾いている要因か。バルセロナというクラブのブランド力もあって、出場機会は少ないだろうが移籍を決断してくれる数少ない期待できる若手選手となっている。今夏のバルサの獲得選手が全員22歳ということもあって、ビエットも該当しているがどうなることやら。

今はアトレティコのプレシーズンに合流しているビエットだが、こうなったらバルサのプレシーズンが始まる19日までに獲得を決めて、バルサのプレシーズン初日から参加してほしいと願う所。ビエットを獲得するならさっさと決めてくれ( `ー´)ノ

残りの獲得資金は約5000万ユーロ!?

今シーズンのバルセロナの補強資金は6000万ユーロ+選手の放出で得た移籍金だと言われている。バルセロナの補強資金は6000万ユーロ+(ブラボ2000万ユーロ、バルトラ800万ユーロ、ベルマーレン1000万ユーロ、ドウグラス200万ユーロ、アドリアーノ100万ユーロ、アルダ3000万ユーロ)で1億3100万ユーロとなる見込み。

それに対してこれまで獲得した選手と獲得する予定選手でバルサが支払う金額は(レイナ1000万ユーロ、ユムティティ2500万ユーロ、ディニュ2000万ユーロ、デニス・スアレス350万ユーロ、ビエット2000万ユーロ)、7850万ユーロの見込み。

ここでふと思うのはまだまだ補強資金が残っているということだ。1億3100万ユーロから7850万ユーロを差し引いても5250万ユーロ残っている。約なのだが5000万ユーロ近い資金があると考えれば、他のポジションも補強しておきたいと思えるものだ。

将来への投資としてバズール(19)とジェズス(19)が希望!!!

バルセロナの残りの補強ポイントと言えば、少し未知で心配な右SBとブスケツを休ませる為のDHの選手となっている。まずは右SBの補強を考えると、適任者が簡単に見つからないのが最大の問題に思える。セルジ・ロベルトもビダルも守備面で心配な所があるのだが、マーケットに攻守で信頼のおける選手がいるかは微妙な所である。バレンシアのカンセロも攻撃では良い面があるが、守備を考えるとそこまでセルジ・ロベルトと変わらない感じもする。移籍金もそこまで多額のお金をかけたくもないポジションだけに、補強する適任者がいないということでセルジ・ロベルトに基本任せる形で良いだろう。

次にブスケツを休ませるDHの選手なのだが、このポジションは世界に良い選手は多数いる。個人的にアヤックスのバズール(19)なんか獲得したら面白そうだと思う。選手自身もバルセロナでプレーしたいと語っており、バルサが獲得に動けば移籍を決断する可能性も高い。移籍金は2500万ユーロ~3000万ユーロぐらいと高額な選手だが、ヤヤ・トゥーレやポグバのようだと言われる選手なら結果的に安い金額なのかもしれない。

これからどんどん上がるであろうバズールの移籍金を抑える為にも、今夏の獲得がベストな気がする。他のビッグクラブもバズール獲得を狙っているらしいので、ひとまず獲得して手中に収めておきたい所。今シーズンは獲得するがそのままアヤックスに1年レンタルに出して出場機会を確保することも出来そうだし、残りの補強資金でブスケツの後釜としてもバズール獲得が希望である。

そしてもう1人は今夏に残留を表明したガブリエウ・ジェズスである。所属するパルメイラスは優勝争いをしているようで、試合に集中する為にも今夏の残留表明をはやばやと発表していた。今夏の獲得は無理でも、今シーズンの冬のマーケットでは獲得可能だと思われる。

ブラジルのチームのシーズンは12月で終わるはずで、1月になれば一区切りついたという意味合いでも移籍を決断してくれる可能性は高い。まだ年齢が若くシーズン途中からバルサにフィットするのはより困難だと考え、そのまま半年間パルメイラスにレンタル移籍、もしくはリーガの残留争いをしているチームへレンタル移籍をして出場時間の確保に動くことも可能だろう。

本格的にバルセロナで始動するのは来シーズンからと考えているが、来シーズンの補強資金に回さないという意味でも資金がある今シーズンに獲得を決めても良いのではないだろうか。だから今夏はジェズスの獲得資金である2400万ユーロを残してフィニッシュしても良いだろう。

バズールとジェズスを獲得すれば来シーズンの補強ポジションは選手の活躍次第だがCBと右SBぐらいで、CBに多額のお金を使って世代交代する良い若手選手を獲得することも可能になる。PSGに残っていればマルキーニョスを獲得することも・・・。もしくは他にブレイクしたCBを獲得するチャンスがバルサには与えられる。

 
 

2 Responses to “補強の残りは第4のFW、そして将来への投資へ・・・”

  1. 大魔人プジー より:

    ご無沙汰してます。

    懸案のCF枠ですが、大穴として、マリオ・ゴメスはいかがでしょうか。

    先だってのユーロ本戦では、かつてと違って前線からの守備にも積極的に参加し、得点力不足のドイツで貴重なゴールゲッターとなっていました。みたところ、往年の得点感覚も取り戻しつつあるようですし、ポストプレーはもちろん、ライン上の駆け引きやトラップ技術もあり、技術的にはいけるのではないかと思います。

    現在31歳でキャリア晩年に近いことから控えの位置も受け入れてくれそうですし、何より189cmの上背からの空中戦の強さは、バルサの攻撃に足りなかったオプションを加えてくれそう。また父親がスペイン人ですのでチーム内のコミュニケーションも問題ないでしょうし、何より父子でバルサの大ファンというのも有利な条件かと。

    現在はフィオレンティーナからトルコのベシクタシュJKにローン中ということは移籍金も高くないでしょうし、怪我が治れば意外なお買い得物件と思うのですが……(^_^)

  2. 茶飲みバーサン より:

    大きく戦術、メンバーを変更せず、バックアップの入れ替え、若返りを図る方針だとすると地味ながら的確に補強が進んでいるように思います。主力の入れ替えなしでマンネリにならないかは少し気になるところです。プラスアルファの補強としてビボーテとエストモーレの若手を提案されていますが、まずは、サンペールとハリロビッチを見守るのかなと思います。

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