15/16シーズン前半戦の結果と総括
15/16シーズンの15年の年内の試合はほぼ全て終了(30日にベティス戦あり)し、今シーズンの前半戦は終わり選手達も短い冬休みを取っており、バルサファンも一時的な休息時期になっている。
今回は「前半戦のバルサの成績と総括」というテーマです。
■ 目次
バルセロナの前半戦の結果と平均得点数と平均失点数
・バルセロナ公式戦全試合(19勝6分3敗、ガンペル杯は除いています)。※()内は1試合の平均数
28試合で69得点(2.46)、29失点(1.04)
・リーガ・エスパニョーラ(11勝2分2敗、勝ち点35で1位)
15試合で36得点(2.4)、15失点(1)
・チャンピオンズリーグ(4勝2分、グループ勝ち点14で首位通過)
6試合で15得点(2.5)、4失点(0.67)
・国王杯(1勝1分、ラウンド32を突破してベスト16入り)
2試合で6得点(3)、1失点(0.5)
・欧州スーパーカップ(1勝、セビージャに延長戦の末勝利しタイトル獲得)
1試合で5得点(5)、4失点(4)
・スペインスーパーカップ(1分1敗、ビルバオに1stレグで勝負を決められタイトル獲れず)
2試合で1得点(0.5)、5失点(2.5)
・クラブワールドカップ2015(2勝、戦前通りにしっかり勝利しタイトル獲得)
2試合で6得点(3)、0失点(0)
リーガやCLや国王杯など大会別にコメント
リーガでは正直前半戦はレアル・マドリードに遅れをとると予想していたが、クラシコでの完勝もあり実質勝ち点5差をつけて首位に立った。怪我人の多発や苦しい時期もあったが、バルセロナは予想以上の結果を残している。
前半戦は苦しいアウェイでの対戦カードも多かったが、終わってみればしっかり勝ち点を積み重ねた印象が強い。セルタでの大敗やセビージャに負けたイメージがあるが、ビルバオやアトレティコやレアルには勝利し、バレンシアとの対戦も終えている。後半戦にカンプノウで強豪チームとの対戦を多く残してのこの前半戦の結果なら、100点満点中90点以上を与えても良い結果を残した。頑張った選手達に拍手と感謝( `ー´)ノ
チャンピオンズリーグでは周囲からはグループステージはバルセロナの1強と言われていたが、ローマやレヴァークーゼンもおり現実はそんな状況ではなかった。前半戦で1番か2番に苦しかったカンプノウでのレヴァークーゼン戦もありながら、最後はしっかりと力の差を見せつけて首位通過を1試合残して決めた。頭の中で考える理想通りの展開であり、欧州の舞台でもバルセロナの強さを見せるグループステージの戦いになった。
国王杯では1ラウンド(2試合)の戦いしかなかったが、1stレグの引き分けもあり少しヒヤヒヤした中での勝ち上がりであった。最後はサンドロとムニルが3部チーム相手にしっかりゴールを決めたりするなど、日頃試合に出ていないメンバーで勝ち切った貴重な大会であった。チーム全員の助けが必要という意味で、しっかり仕事をこなした。
欧州スーパーカップでは4対1とリードして勝ったと思ってから同点に追いつかれたが、延長戦の末しっかり勝利を収めれた。ペドロの決勝ゴールもあり、苦しみながらもタイトルを獲得出来た大会であった。
スペインスーパーカップでは1stレグで0対4と大差をつけられて、実質終戦してしまった。15年の年内で唯一獲り逃してしまったタイトルになってしまった。これも勝っていれば完璧な前半戦と言えたかもしれない。
クラブワールドカップでは日本のバルサファンの前で行われ、2試合とも力の差を見せつけてタイトルを獲得した。前半戦最後の試合をとても良いフィーリングで終えれて、15年と共に今シーズンの前半戦の成功を強く印象付けた大会であった。
怪我人で選手事情は苦しかったが、勝ち切った前半戦
ここからは前半戦の総括で、初めに一言で簡単に言うとしっかり仕事をこなして勝利を収めた成功の前半戦。悔しくもスペインスーパーカップのタイトルは獲得できず、年内6冠の夢は消えたが最後まで集中して年内5冠獲得をしっかり達成した。
リーガやCLや国王杯でもしっかりと結果を出し、夏の補強禁止処分で厳しい前半戦を予想していたが、しっかりと3つの大会で優勝を狙えるベスト位置に付けた。戦前の予想通りにしっかり結果を残して、アンチバルサの人にはつまらない結果になったかもね( ̄▽ ̄)
バルサファンからしたら昨季の怪我人が出なかったシーズンが嘘のように今季の前半戦は怪我人が多く発生し、ラフィーニャの長期離脱とメッシの離脱はとても印象に残る怪我人であった。それでも少ない人数でスタメンをやりくりし、結果を残し続けたルイス・エンリケへの評価も忘れずに<(`^´)>
最後に、本当に勝ち続けたバルセロナの選手達は素晴らしい前半戦を見せてくれた。昨季に3冠を獲得してチームのマンネリ化や勝利への欲の衰えも心配されたが、それを跳ね返したプレーをピッチ内で見せてくれた。後半戦はビダルとアルダの加入もあり、さらなる進化したバルサを見してほしい。今季も昨季同様に主要タイトル3冠獲得も夢じゃないはず(*´▽`*)
補強禁止もあってシーズン前半の苦戦は予想されていましたが、終わってみれば期待以上の結果ですね。
ラフィーニャの負傷は悲劇でしたが、ロベルトは彼を補って余りある成長を遂げましたし、ネイマールも本格的に次世代のレジェンドクラスへと飛躍した印象があります。
スーペルコパは唯一の心残りですが、そもそも大会を中2日で3連戦なんていう殺人日程自体が異常なので仕方ないでしょう。
後半戦はいよいよアルダやビダルが加入しますし、デニスもレンタルバックできるならば楽しみです。