《質問》17年夏補強する具体的な選手名(6月編)とジェリー・ミナはどう?(動画付)

コメント欄に質問があったので回答したいと思います。

『今年のバルサの補強ですが、自分は中盤にベッラッティは鉄板として、右SBには守備も良さそうなベンフィカのネルソン・セメド、そしてCBにはパルメイラスのジェリー・ミナがいいように考えています(右WGは補強不要、せいぜいデウロフェウでいい、の考え)。

特にミナは、バルサ唯一の弱点で課題である高さをハイレベルで備え、攻守のセットプレーで活躍しそうですし、元ピボ―テということで足元がうまく、ブスケツの控えとしても期待できるんじゃないかという意味で絶対に確保すべきと思っているのですが、いかが評価されますか?

今期ではなく、来期の補強ターゲットとの声もあるようですが……。』

貴重なコメントありがとうございます。

コメント欄は記事の下にあります。質問や疑問点だけでなく思ったことなど何でも書いて頂けるとありがたいです。

 

見解・回答

1で補強する具体的な選手名、2でジェリー・ミナについて書いています。

 

1、CBマルロン、右SBベジェリン、MFヴェラッティ、WG(デウロフェウ)

まずバルセロナの今夏の補強ポジションですが、CB、右SB、MF、WGの1人ずつという考えです。その理由はこちらに書いています。

↓↓↓

《質問》17年夏バルセロナの補強ポジションはどこ?

まだ読んでいない方は是非読んでみてください。

 

補強する選手ですが、5月編ではまだ移籍の情報も少なくヴェラッティの名前だけをあげました。今回は6月編として書いています。

結論からいうとCBにマルロンの昇格、右SBにベジェリン獲得、MFにヴェラッティ獲得、WGにデウロフェウ買い戻しが希望という考えです。

CBですが、まずはマルロンをトップチームで試してほしいという気持ちが強いです。久々にバルサBから期待出来そうな選手が出てきたこともあり、トップチームで出場機会を与えてどれだけ出来るかをみたいところです。ジェリー・ミナについては下のところで言及します。

右SBは個人的にベジェリン希望ですが、バルサファンはセメド希望の人が多いようですね。2人の違いにまで話をすると長くなるので今は書きません(また数日後にでも記事にしたいと思います)が、ベジェリンの方がバルセロナのプレースタイルに合っているという考えです。

MFは鉄板でヴェラッティ一択です。今夏はヴェラッティ以外の補強はいらないと思っていますし、中途半端な補強をするぐらいなら今のメンバーで十分という考えです。ヴェラッティにはお金をつぎ込んでも獲得して欲しいところです。

WGは確かにMSNがいるなら補強自体なくてもチームは回っていきそうな感じがしますね。バルベルデ新監督がサイドアタッカーにドリブルでの局面打開を求めるのなら、デウロフェウが適任でお安く獲得できることもありデウロフェウ推しです。間違ってもデンベレ獲得に大金を使ってほしくないところです。

バルセロナの財政面も考えて、お金を多く使うポジションは右SBとMFの2人だけが限界だと思います。アルダとマテュー売却だけではお金が足りない気がしますが・・・。資金捻出のためにカンテラ選手を売り飛ばすことだけはしてほしくないのですがどうなることやら。

 

2、屈強な195cmの大柄DFジェリー・ミナ(22歳、パルメイラス所属)

ここからジェリー・ミナの話になり、遅かれ早かれバルセロナに加入する選手とみています。

パルメイラスとは移籍金900万ユーロで話はまとまっているという噂があり、選手本人も大のバルセロナファンということもあり、後は加入時期が今夏なのか2018年冬になるのかということが焦点になっています。

11月まで続くコパ・リベルタドーレスをパルメイラスで戦うということで加入時期が2018年冬といわれています。コパ・リベルタドーレスに早々と敗退決定するのが8月となり、敗退した場合は今夏の加入も視野に入れられているようです。

マルロンを年内の前半戦で試してほしいということもあり、ジェリー・ミナの加入時期は今夏ではあってほしくないところです。

マスチェラーノが他のクラブへ移籍すると思っている人がいるかもしれませんが、恐らくバルサに残留するので今夏はマルロンのトップチーム昇格だけで十分とみています。

マスチェラーノが移籍するなら、今夏にジェリー・ミナとパルメイラスを説得して今夏に加わってほしいところですが。

コロンビア出身の195cmと大柄なCBの選手で、高さはもちろん屈強なフィジカル、そしてスピードがあり、中盤でプレーした経験もあり足元の技術も上手い選手だといわれています。よく聞くバルサのCBの補強選手の特徴なので、後はそれがどれくらいのレベルなのかが気になる所です^^

ということで、ジェリー・ミナのプレー集の動画をのせておきます。

※上記の動画はYouTubeチャンネル「ScoutNationHD」様より引用

 

体の当たりや高さでは文句の付けどころがない屈強なCBにみえます。リーガでは無敵のフィジカルの強さとして覚えられる選手のような気がします。大柄な選手のわりにスピードもあり、背後のスペースをカバーすることはそこまで苦にしない気もします。

足元のプレーもリズム良くパスが送れており、確かに足元のプレーも上手いという感じです。バルセロナの中盤に入ってプレーできるレベルの足元ではないと思うので、ブスケツの代わりは厳しいかなという印象は受けました。ハイボールの高さ対策でCBの少し前に置くのは十分ありだと思います。

褒めるだけというのも何なので、プレー集をみて課題になるであろう部分も3つ書いておきます。このプレー集以外にも5つほど動画をみた課題点です。

1つ目は、体を入れてボールキープするプレーで、フィジカルに頼り過ぎな部分があります。ボールキープの時に体を相手に当てることに集中しすぎてボールが両足の間にあり、ボールの置きどころはCBの選手ということもあり、相手選手から遠い足の外側にボールを置いて、足で突かれることのないようなボールキープにした方が良いです。また、ボールキープ時にボールが止まっている時もあるので、ボールを動かしながらキープできればさらに良いです。

2つ目は、グラウンダーのパスはスピードもあってコンパクトに蹴れていて問題ないですが、頭を越すような長いボールでは少しボールスピードが遅いです。インフロントキックを多用しているようですが、ボールスピードを考えて足を地面と水平にする横に寝かせるインステップで、力強くストレートに飛ぶキックの方がこの選手にはあっている気がします。そこまで見ていないのでこの面は問題ないのかもしれませんが。

3つ目は、大柄の選手ということもあり、やはり細かい切り返しなどについていけるかは少し心配です。スピードは大丈夫だと思いますが、アジリティと呼ばれる敏捷性で鈍いとリーガでは少し苦労する印象です。リーガの選手はターンや切り返しなどテクニックがある選手が多く、その動きに対応できるのかは少しだけ心配です。体を寄せてフィジカルで抹殺しそうな気もしますが、イニエスタやメッシなどはフィジカルだけでは止めれず、リーガにはいませんがシルバのような超技巧派の選手にはどうなんだろうという感じです。これを言ったらピケはどうなんだと思われるかもしれませんが、ピケはそれをカバーするだけの経験があり、最後はファールで止めることもしっかり知っているので大丈夫と判断しています。

 

ジェリー・ミナは期待できる選手という印象を受けます。確かにバルサの高さの面でも攻守においてセットプレーを強化してくれそうです。

プレーをそこまで見ていないので正しい評価ではないかもしれませんが、現状少しだけマルロンの方が期待できるという印象は受けます。マルロンはバルサの試合に出て良いプレーを結構見せているので。

選手の確保というところでは、お値段も今の移籍市場ではお安いですし、期待の出来るCBの選手なので確保はしておいて間違いない選手だと思います。

加入時期はまだ未定でそこだけが気になる所ですが、バルセロナで良いプレーを見せてもなんら不思議ではないレベルの選手で、年齢的にも是非バルセロナに入ってプレーしている姿をみたいですね。

冬の1月始めにバルセロナに加入して、国王杯の試合がたてこむ1月と2月にいきなりですが試合に出してあげるのが良いのかなと思います。良いプレーをしたらそのままローテーションの1人として考え、ダメでもバルセロナの適応期間として半年考えれば、18/19シーズンからはCBの戦力の1人として計算できると思います。

ラインコントロールなどあるのでピケとコンビを組ませたいですが、右のCBっぽいなのでウムティティあたりと連続でコンビを組ませ、少しずつバルサの最終ラインに慣れてほしいところです。それまでにウムティティが今よりさらに頼れて、ラインコントロールも指示できる選手になっていてほしいです。

 
 

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