マルク・バルトラ あなたは分かっているはず

バルセロナと言えばなんと言っても、カンテラ育ちの選手が多いクラブである。主力だけでもピケ、ブスケッツ、シャビ、ペドロ、イニエスタ、メッシー、アルバとチームの30%ほどを占めている。他にトップチームに所属している選手を足すと、チームの50%ほどはカンテラ育ちの選手で構成されている。

この事はとても喜ばしい事だが、ペップ・グアルディオラがチームを去ってから、主力級の選手が登場していないことが不安要素である。今シーズンからトップチームに合流した選手であるマシップ、ラフィーニャについては前回までの記事で述べてきたが、数年トップチームに在籍するバルトラ、について今回は書いていきたいと思う。明日はモントーヤとセルジ・ロベルトについて書きたいと思う。

バルトラ もはやスタメンでは?

23歳のバルトラの実力は、もはやスタメン級だと考えても良いのではないだろうか。それはティトが率いていた2シーズン前からと私は感じている。

ティトもマルティーノも、ピケとマスチェラーノを優先的に起用してきたが、ディフェンダーとしての能力なら、マスチェラーノよりもあると考えている。高さ、ハイボールの処理、カバーリング、対人の強さなどでより優れている。サッカー選手の実力としては、マスチェラーノの方が上とは思うが、バルサのディフェンダーで起用するなら、カンテラで長くプレーをしており、プレースタイルも慣れているバルトラが適任であろう。

2シーズン前から長い時間を使っていたなら、今ではピケクラスのディフェンダーになっていただろう。それほどのポテンシャルを持っていると私は考えている。確かにミスも多く、特に、突っ込んで相手のFWと入れ替わってしまう場面はあるが、経験さえ積めば問題はなくなるだろう。

また、選手自身のキャラクターも明るく、責任感があり、何事にも一生懸命であり、将来的にhsブスケッツやピケなどと一緒に、キャプテン候補の一人であろう。

今シーズンはピケ、マテュー、ベルマーレンとライバルは多いが、長く起用すれば、プジョルのように長い間、バルサのディフェンダーを支えていける存在に間違いないと考えている。

ピケとバルトラのカンテラコンビのセンターバック起用にも期待したい。

 
 

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