最近噂される中盤の補強リストに現実的に順位づけ②

今回は昨日に引き続き、「最近噂にあがる中盤の補強選手を、現実的に考えて順位づけしてみた(3位~5位)」というテーマの続編です。1位と2位は前の記事にのせておりますので、下の関連記事で確認してください。

3位は爆発力に期待感がある、ポグバ

3、ポグバ(22歳) 1億~1億1000万ユーロ

今夏で一番動向が注目される若手の選手である。移籍金は1億ユーロが最低ラインと言われており、超高額選手でもある。すでにバルサの8000万ユーロのオファーは断られたという噂もあり、バルセロナが中盤で一番欲しがっている選手でもある。

選手自身とクラブは移籍も視野に入れながらユベントス残留でも構わない姿勢である。希望のオファーでなければ出さないというユベントスの姿勢が、この交渉の難しさを最大限難題にしている。

長身で体も大きく、運動量もあり、足元のテクニックもある。攻守でハイレベルのプレーすることが出来、特に攻撃力は目を見張るものがある。同国のビエラ2世とも言われているが、ポジションは高い位置を好みそうな選手である。

若さ、プレーレベルからメッシやロナウドと比較されることもあるが、実際はそのレベルまで行くことはないだろう。しかし、成長すれば世界最高のMFと呼ばれるポテンシャルは持っている

バルサにピッタリはまり、選手自身が成長していけば、1億ユーロを払う価値は十分にあるぐらいタイトル獲得に貢献してくれそうだ。

現在の所不安な点は高額な移籍金、バルサにはまるか、バルサに特別な感情がないと思われる点である。代理人がライオラ氏でもあることから、活躍できなければすぐ他のクラブに移籍しそうなのが大きな心配な点である。バルサで何度も座ることになるであろうベンチスタートになったら、不満が大きく出る可能性もある。

はまった時の爆発力と言う点では最高な選手だが、超高額な移籍金を考えれば無理にでも獲得する選手ではないように思える。しかし、獲得した時の期待は計り知れないだろう。その期待感の大きさが選手を潰さなければいいのだが。

4位はまだまだ未完の男、コバチッチ

4、コバチッチ(21歳) 2500~4000万ユーロ

特に移籍希望をしている選手ではないが、インテルよりビッククラブからの魅力的なオファーがあれば、移籍を考慮する選手であろう。 移籍金は現在の所3000万ユーロぐらいとも言われているが、他との競合で4000万ユーロぐらいまで高くなる可能性もある。

インテルに放出の意思はないだろうが、オファー次第では出しても構わないという姿勢だろう。チーム再編成をもくろむインテルにとって、若手の主軸になるこの選手は放出したくないが、補強資金捻出のために放出する可能性は十分にある。

テクニックがあり、体も大きいが5選手の中で一番若いこともあって、実力だけなら現在では一番下になるだろう。今年は得点力も少し上がったりと、どんどん成長していけばバルサでも十分活躍が期待できる選手になるだろう。

クロアチアの先輩であるラキティッチが所属することから、バルサに移籍した場合は溶け込むことに大いに助けになるだろう。即戦力と言うより、将来に向けての投資となる可能性が高い。

有望な若手選手の確保という点では少し高額な移籍金だが、年齢的にも獲得出来たら、将来への安心につながるなるかもしれない。

5位はリーガでも実績がある、アンデル・エレーラ

5、アンデル・エレーラ(25歳) 4000~5000万ユーロ

今夏に移籍する可能性がほとんどないだろう。後半戦になって移籍先のマンUで活躍し始め、現在は中盤で大きな役割を担っている。マンUのレジェンドでもあるスコールズ氏が「今季の最大の補強は アンデル・エレーラだ」と言うことからも、来季もマンUでプレーするだろう。

選手自身は自国のビッククラブからのオファーでもあり喜ぶだろうが、スタメンの確保も考えればマンU残留と言う決断になるだろう。移籍金も高額になることが予想され、他の選手獲得に回した方が得策になるだろう。

プレーではビルバオでリーガ経験者でもあり、テクニックがあるのでバルサでのプレーに問題は大きく起こらないだろう。セントラルとして、攻撃にアクセントをつけてくれそうだ。

年齢と移籍金を考慮すれば、スルーが正しい決断になるだろう。ビルバオに支払った移籍金が高額だったことと、マンUというビッククラブに所属していることから、状況が悪くならない限り移籍はそうそうしないだろう。

 
 

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