CL決勝 6/6 バルセロナVSユベントス 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKシュテーゲン

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

ブラボ、マテュー、バルトラ、アドリアーノ、シャビ、ラフィーニャ、ペドロ

選手交代

77分イニエスタ→シャビ、91分ラキティッチ→マテュー、94分スアレス→ペドロ

欠場者

マシップ(判断)、ベルマーレン(判断)、モントーヤ(判断)、ドウグラス(判断)、セルジ・ロベルト(判断)

 

ユベントス  監督マッシミリアーノ・アッレグリ

GKブッフォン

DFリヒトシュタイナー、バルザーリ、ボヌッチ、エブラ

MFピルロ、マルキージオ、ポグバ、ビダル

FWモラタ、テベス

ストラーリ、オグバンナ、ストゥラーロ、パドイン、ペレイラ、コマン、ジョレンテ

79分ビダル→ペレイラ、84分モラタ→ジョレンテ、88分エブラ→コマン

試合詳細

バルセロナもユベントスも試合前から予想されたスタメンを揃えた。バルセロナは4-3-3、ユベントスは4-3-1ー2のシステム。やたらバルセロナの選手は、ピッチがスリッピー感を感じながら試合は進む。

前半、ラキティッチのゴールで待望の先制点獲得

ユベントスは試合序盤は前線から激しくプレス。試合立ち上がりで緊張していたバルセロナは、ピッチの影響もあってマスチェラーノがらしくない2度もミスをして試合は始まった。2分を過ぎるころから少しボールを落ち着いてボールを持てだしたバルセロナは、いきなり先制点を奪う。

3分に、メッシのサイドチェンジを受けたアルバの落としを、ネイマールがPA内に走り込んだイニエスタにパス。ゴール前でバルサらしく中央へパスし、ラキティッチがしっかりゴールに蹴り込んでバルサが先制。

この先制でバルサが完全に落ち着きを取り戻す。ここから前半終了までバルセロナが、ボールを保持してのハーフコートマッチで試合は進んでいく。それでもユベントスはカウンターでチャンスを演出する。

8分に、ユベントスも右サイドで起点を作ったモラタの折り返しをビダルがミドルシュート。しかし枠上に外れた。

その直後にはバルセロナ。9分にメッシを起点にネイマ-ルがゴール前でシュートするが、こちらもゴール上に吹かしてしまう。13分にもスアレスがメッシのパスからサイドを抜け出し、折り返しをアウベスがシュートするが、ブッフォンのビッグセーブに遭いゴールならず。

ここからはお互いにチャンスにならない時間帯が続く。バルセロナはこのスコアを追いつかれないために慎重にパスを回し、ユベントスは追加点を与えずにカウンターで同点ゴールを狙うという構図が顕著に表れた。お互いゴール前までは数回行くものの、惜しいシュートはお互いに打てずにいた。

前半の残りの見せ場は39分のスアレスの突如の個人技からのトーキックシュートぐらいだった。これはゴール横を追加し、得点にならなかった。

先制したバルセロナ、とユベントスがお互いにこのスコア維持でも良いというまま前半は終了した。お互いに想定の範囲内の試合展開とスコアであった。

後半、追いつかれるもスアレス弾で再び勝ち越して、バルセロナが3冠獲得

後半立ち上がりも前半と同じ展開で試合は進んでいくが、一つ違うのはバルセロナが追加点を奪うためにギアを上げていたことだった。

48分に、カウンターからスアレスがニアサイドに強烈なシュートを放つが、驚異的な反射神経でブッフォンがセーブ。50分にはスアレスとネイマールのワンツーからメッシがシュートするが、枠を捉えらえれない。

バルサペースで後半は進んでいたが、ユベントスも意地を見せカウンターで試合を振り出しに戻すことに成功する。

54分に、ユベントスはバルサから高い位置でボールを奪い返し、マルキージオのヒールキックでリヒトシュタイナーが完全に右サイドを突破。中央へのパスを動き出したテベスにピケが必死にマークするが、テベスの反転からのシュートを許す。これはシュテーゲンがファインセーブするも、こぼれ球を今大会のユベントスのラッキーボーイでもあるモラタに押し込まれて、ユベントスが1対1の同点に追いつく。

これで息を吹き返したユベントスが、声援と共に主導権を握る。バルセロナはパス回しで余裕がなくなり、ユベントスに何度も中盤の位置でボールを奪われる。バルセロナの中盤の空いているスペースを使われ、ユベントスは中盤の位置からミドルシュートを主とし、ここから惜しいシュートが何本かあった。

主導権を握られてあたふたするバルセロナだったが、それでもゴール前で15分近く耐え忍んだことで、バルセロナにもう一度チャンスが訪れる。そして、そのカウンターからバルセロナがもう一度リードを奪う。

68分に、メッシの個人技から強烈な左足のシュートはブッフォンがファインセーブするが、そのこぼれ球を後ろから走り込んだスアレスがゴールに叩き込んだ。これでバルサリードの2対1となった。

ここからはリードを奪われたユベントスが積極的に前に出たことで、カウンターを狙うバルセロナとお互いにチャンスが何度も訪れる。

71分にバルセロナ、スアレスのクロスをネイマールのヘディングでゴールと思われたが、手に当たっていたという判定でノーゴール。前半のリヒトシュタイナーの不可抗力のハンドは!?と思ってしまうシーンだった。

74分にはユベントス、ピルロのコーナーをシュテーゲンがパンチングするが、目の前の味方に当たり、ボールは運よくゴールの上に飛んで難を逃れた。78分にもユベントス、ピルロのコーナーをポグバが高い打点でヘッドするが、体をぶつけられてコントロールできずにゴールの上に飛んでしまう。

77分にはイニエスタに代わってシャビが投入。これが正真正銘バルセロナでの最後の公式戦での出場となった。

81分にはバルセロナ、ラキティッチの裏へのパスに前線に残っていたピケがボレーシュートを放つが、ディフェンダーらしくボールを抑えきれずに、ボールはゴール上を通過する。

85分ぐらいからは試合を終わらす為に時間を使うバルセロナと、攻撃する為に焦るユベントスの構図に。途中交代も含めて時間を使うバルセロナだったが、中盤の位置で左右にパスを回され、ユベントスに何度かチャンスが生まれる。

87分にはジョレンテを起点にペレイラがPA内に侵入するが、最後の所のシュートには行けなかった。89分にはマルキージオのミドルシュートを喰らうが、シュテーゲンが横っ飛びで落ち着いてパンチング。

この後もファールを受けては時間を使うバルセロナもあって、予定されていたアディショナルタイム5分を過ぎても試合は終了しないが、ラストプレーでバルサが試合を決めた。

追加タイム7分の97分に、ピケのヘッドで競り勝った所からカウンターが発動。もう戻れないユベントスを横目に最後はゴール前でネイマールにペドロが横パス。余裕のあったネイマールが左足の強烈なシュートをブッフォンの股下に蹴り込んで、バルセロナが追加点を奪い3対1となった。

この後試合終了の笛が鳴り、バルセロナが3対1で14/15シーズンのチャンピオンズリーグのタイトルを獲得。ここ10年で4回目の優勝となり、チャンピオンズリーグになってからは5度目となる優勝を今シーズンの3冠獲得という偉業で成し遂げた。

バルサファンが待ち望んだレジェンドであるシャビが、今シーズンはリーガ、国王杯に続いて3度目となるチャンピオンズリーグのカップを、頭上に高らかに掲げてバルセロナの今シーズンの戦いは幕を閉じた。

バルセロナの選手達やコーチ陣お疲れ様。関係者の方もお疲れ様。バルサファンはカンピオーネ!、カンピオーネ!、オーレ、オーレ、オーレー!を最後に大満足のシーズンでした<m(__)m>。

少しの休暇を得て、来シーズンにも同じ結果とさらなる内容の良い試合に無責任に勝手に期待( `ー´)ノ。コパ・アメリカのある選手達はもう少し頑張ろう<(`^´)>

試合結果

バルセロナ3VSユベントス1

得点者

3分ラキティッチ

54分モラタ(ユ)

68分スアレス

90+7分ネイマール

 
 

コメントを残す

このページの先頭へ