親善試合 7/25 バルセロナVSマンチェスターU 試合前の注目ポイント

親善試合・インターナショナルチャンピオンズカップ(日本時間7/25土曜日の29時キックオフ)で、マンチェスター・ユナイテッド(リーバイス・スタジアム)と対戦する。

・マンチェスター・ユナイテッド

昨シーズンから元バルサの指揮官でもあるファン・ハールが指揮しているチームである。昨シーズンはリーグ戦で4位となり、大型補強した割には残念な結果で終えた。今夏もシュバインシュタイガー(バイエルン)、デパイ(PSV)など大型補強を現在進行中である。ペドロもこの中に入るかも・・・。

基本システムは4-4-2のラインシステムで、イングランドに馴染みのあるシステムを採用している。前線のルーニーとデパイが強力であるが、他にもメンバーが揃っているチームである。

すでに2試合こなしているユナイテッドのコンディションは、正直バルセロナよりも上のように感じる。7月第1週から練習しており、コンディション面ではバルセロナより勝っている。

試合を見ていないので戦い方は分からないが、守備陣形を整えてからのカウンター主体のサッカーのように感じる。パスをつなげるメンバーを揃えているように見えるが、カウンターの方が得点を奪えるだろう。

守備では修正点が多いチームかもしれない。ゾーン主体で守っているが、マークが基本的に甘い。マークの受け渡しも上手くいっていなく、まだ守備組織を作っている途中という印象を受ける。守備には弱点があると言って間違いない。

 

・バルセロナ

今シーズンで2試合目となる試合になり、この試合でもコンディション調整の部分が大きい試合になる。強豪が相手となり、若手の実力を見る上でもよいテストの試合になる。

選手起用もLAギャラクシー戦と変わらず、多くの選手が45分の出場になるだろう。プレー時間をもう少し伸ばすには、北米ツアーが終わらないと実現出来ないだろう。コンディション、若手を試す、選手の多さを含めて。

この試合での注目ポイントはバルセロナの戦い方である。1戦目ではサイドを速く変えることを意図的に狙っており、ポゼッションサッカーの復活には欠かせない要素になる。サイドチェンジ、中盤を経由してサイドを変えた時に、速く攻撃を仕掛けられるかも注目である。

そして、前回は20分ぐらいでプレーレベルが落ちてしまっていたが、この試合では25分以上ハイレベルのプレーを期待したい。両チームにコンディションの差があると思うので、押し込まれる展開が長くなるかもしれないが、速い切り替えの実践が出来るかも注目である。

後、やはり若手の活躍には注目が集まる。特にサンドロ、ムニルの2人には期待がかかる。このレベルでもプレーが通用するかはルイス・エンリケのバロメーターになるに違いない。他の若手選手がどれだけ出来るかも注目である。

スタメン予想はプレシーズンなので難しいが、前回とほとんど変更はないだろう。途中交代の時間帯も変化ない時期であろう。予想スタメンは、

GKマシップ

DFドウグラス、バルトラ、マテュー、アドリアーノ

MFブスケッツ、ラキティッチ、セルジ・ロベルト

FWラフィーニャ、スアレス、ペドロ

欠場想定選手

シュテーゲン(調整不足)、ブラボとアウベスとマスチェラーノとネイマールとメッシ(合流前)、ビダルとアルダ(制裁中)

 

バルセロナの注目選手

FWサンドロ

このレベルの相手に飛び出しの成功、ゴールを奪えれば文句なしである。戦う姿勢や一生懸命さは伝わってくるので、このプレシーズン中でゴールという数字を残してほしいものである。ゴールへも積極的なので、決めるチャンスは必ず1回は訪れるだろう。

 

FWムニル

デビューした時はゴールも決めていたが、最近ではゴールから遠ざかっている。しかし、変な焦りが見てとれる。落ち着いて飛び出し、ポストプレーをすれば十分である。結果は重要だが、変なゴールへの焦りでプレーに余裕がなくなっている。1ゴール決めれば、落ち着きが出て変わるかもしれないが。

 

マンチェスター・ユナイテッドの注目選手

FWメンフィス・デパイ(オランダ、21歳、176cm、推定市場価格5000万ユーロ)

今夏の隠れたビッグな移籍選手である。正直 、巨額を払ってでも欲しかった選手の1人であった。才能ある選手で、チェルシーで活躍しているアザールのように、プレミアで代表的な選手になるのに疑いのない選手である。馬力のある爆発的なダッシュ力でディフェンスを抜き去り、ボールコントロールも上手い。1人で局面を打開できる、数少ない選手の1人である。

 

FWルーニー(イングランド、29歳、178cm、推定市場価格4500万ユーロ)

昨シーズンバルセロナは万能FWのスアレスを獲得したが、万能FWで言えばこのルーニーもそうである。ピッチのどこでも違いを見せれて、サイドに捉われる心配もない。ポジションもセンターハーフでもプレー出来、スアレスよりプレーエリアは広い。シュート、飛び出し、ポストプレー、ドリブル、ワンツー、スルーパスなど何でも出来、ユナイテッドの中で一番怖い存在である。

 

プレシーズン2試合目にしてこんな強豪との試合は正直嫌だが、ここから強豪との親善試合は続く(チェルシー、フィオレンティーナ、ローマ)のが現状である。何試合かはコンディションの差もあって、負ける可能性も出てくるだろう。

負けたくはないが、勝利するのは困難な相手である。ある程度の結果と、良い内容の試合が出来れば満足な試合になる。コンディション調整が一番の目的であり、それさえ出来れば文句はない(結果が付いてこなくても)と強がりたい対戦相手との試合である。

 
 

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