親善試合 7/25 バルセロナVSマンチェスターU 試合結果
■ 目次
試合結果
バルセロナ1VSマンチェスター・ユナイテッド3
得点者
7分ルーニー(マ)
64分リンガード(マ)
89分ラフィーニャ
90分ヤヌザイ(マ)
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン 4-1-2-3
GKシュテーゲン
DFアドリアーノ、ピケ、ベルマーレン、アルバ
MFブスケッツ、セルジ・ロベルト、イニエスタ
FWラフィ-ニャ、スアレス、ペドロ
リザーブメンバー
マシップ、バルトラ、マテュー、ドウグラス、ラキティッチ、サンドロ、ムニル、ハリロビッチ、サンペル、グンバウ、ホセ・スアレス
選手交代
46分アドリアーノ→ラキティッチ、60分ベルマーレン→マテュー、68分シュテーゲン→マシップ、ピケ→バルトラ、ブスケツ→グンバウ、イニエスタ→ハリロビッチ、ペドロ→サンドロ、スアレス→ムニル
欠場者
ブラボとアウベスとマスチェラーノとネイマールとメッシ(合流前)、ビダルとアルダ(制裁中)
マンチェスター・ユナイテッド 監督ルイス・ファン・ハール
4-4-2 中盤はラインで2トップは縦関係でルーニーが前
GKデ・ヘア
DFダルミアン、フィル・ジョーンズ、ブリント、ショー
MFマタ、キャリック、シュネデルラン、ヤング
FWデパイ、ルーニー
ジョンソン、バレンシア、スモーリング、マクネア、ブラケット、リンガード、フェライニ、アンデル・エレーラ、ウィルソン、アンドレアス・ペレイラ、ヤヌザイ
62分デ・ヘア→ジョンソン、ダルミアン→バレンシア、フィル・ジョーンズ→スモーリング、ブリント→マクネア、ショー→ブラケット、マタ→リンガード、キャリック→フェライニ、シュネデルラン→アンデル・エレーラ、ヤング→ウィルソン、デパイ→アンドレアス・ペレイラ、ルーニー→ヤヌザイ
試合詳細
バルセロナは現段階でのルイス・エンリケのほぼベストメンバーと言えるメンバーを送り出してきた。シュテーゲンもこの試合から出場。対するユナイテッドも、怪我で欠くシュバインシュタイガー以外は開幕戦の想定メンバーを揃えてきた。
前半、ほぼ互角だが、若干ユナイテッドペース!?
試合立ち上がりの数分間はバルサがペースを握った。前線からのプレスとパス回しで、ユナイテッドに落ち着きを与えなかった。
3分に、スアレスのフリーキックがポストを叩く。5分に、ラフィーニャのパスにセルジ・ロベルトが2列目からの飛び出しでデ・ヘアと1対1になるが、デ・ヘアにセーブされてしまう。
ユナイテッドが完璧に落ち着いてはいなかったが、最初のシュートでユナイテッドが先制する。
7分に、ヤングのCKをルーニーがファーに逃げて、アドリアーノのマークを振り切ってフリーでヘディング。そのシュートはあっさりとバルサのゴールネットを揺らした。
そこからは中盤でのボールの競り合いが続いた。お互い前線にボールが入らず、ボールを保持しても効果的な攻撃を生み出せなかった。バルサはボールを保持する時間が長かったが、アトレティコのように中盤でコンパクトな守備を見せるユナイテッドを崩せないでいた。
25分ぐらいからバルサの選手の足が、速い攻守の切り替えに遅れ出す。中盤にスペースが生まれ、中盤でカットされたボールがどんどん前線でつながれ、カウンターを許す。
25分に、ルーニーがラインの裏に抜け出し、シュテーゲンも抜いて折り返すが、戻ってきたシュテーゲンのセーブで守る。27分にもサイドチェンジからヤングのドリブルを許し、最後はほぼフリーでシュートを許すが、シュテーゲンの手がボールをゴールから弾き出した。
30分を過ぎて、またコンパクトな試合に戻る。膠着状態が続くが、個人技と2列目からの飛び出しでバルサは何度かチャンスを迎えた。
42分に、ブスケツの縦パスを受けたスアレスが反転して左足のシュート。これもポストを叩いてノーゴール。立て続けの43分に、ペドロが斜めの動きで裏に抜け出し折り返す。スアレスが左足で合わせるが、ディフェンスの寄せもあって強く当たらず、デ・ヘアがキャッチする。
前半は中盤の攻防でほとんど互角だったが、ユナイテッドが先制したこともあり、ユナイテッドにとってはある程度想定内の試合の流れだったように感じられた。ユナイテッドは2列目からの飛び出しにマークがついていけないので、そこがはっきりとした弱点ではあった。
後半、技術と頭から走力と激しさへの戦いに
後半頭からの交代はバルサの1枚だけ、アドリアーノに代えてラキティッチを投入。ラキティッチは中盤に入り、セルジ・ロベルトが右SBに入った。
立ち上がりこそ均衡した展開だったが、50分を過ぎることからユナイテッドペースに。前線の2人にボールが入るたびに、速いカウンターでバルサのゴールに襲い掛かった。
50分に、バルサのディフェンスラインがオフサイドのアピールをしていると2列目からデパイが突進、最後の左足のシュートはシュテーゲンがセーブ。51分には左からのカットインでルーニーがシュートするが、ジャストミートせずこれもシュテーゲンがセーブした。
バルサもラキティッチのFKの惜しい場面もあったが、コンディションの差も影響してか、途中交代でフレッシュな選手が登場するとユナイテッドペースは加速する。
62分に、ユナイテッドは11人全員を交代。試合前から決まっていたこの交代は、バルサにとっては厳しいものになる。64分に、ユナイテッドにパスを回され、最後はサイドで数的優位を作られサイドを崩される。折り返しをリンガードに押し込まれて、バルサは2点のビハインドを背負うことになった。練習通りのお手本のような流れでのゴールであった。
67分にもヤヌザイに決定機が訪れるなど、このままだったらボコボコにされそうだったが、68分にバルサも多くのメンバーを交代。前線は右からハリロビッチ、ムニル、サンドロの形になった。お互いのメンバーがスタメンに定着する為に必死に戦っていたので、ここからは若い選手達の走力とがむしゃらさが目立つようになった。
これまでの落ち着いた雰囲気の試合展開から一変、ピッチを右往左往する展開に変わり、ゴールチャンスをお互いが掴んだ。プレスでユナイテッドの攻撃を止め攻撃するバルサ、速いカウンターで攻撃しようとするユナイテッドの構図が顕著になる。
71分に、バルサはラキティッチのCKをムニルが頭で合わせるが、ポストに嫌われる。対して73分には、ヤヌザイが裏に抜け出しクロスを上げるが、マシップのセーブとセルジ・ロベルトのクリアでピンチを免れた。
互角の戦いながらも、ラキティッチの存在は大きかった。80分にはサンドロのクロスに合わせたシュートがあり、86分と87分には左足のミドルシュートを見せた。少しバルサのシュートが増えていた終盤に、バルサは1点返すことになる。
89分に、右SBで起用されていたセルジ・ロベルトのクロスにラフィーニャがダイレクトでボレーを合わせた。そのシュートは強烈にユナイテッドのゴールに吸い込まれた。最後にユナイテッドに一矢報いたと思っていた矢先に、ユナイテッドに追加点が生まれた。
90分に、まださきほどのラフィーニャのゴールがリプレイされている頃に、斜めの動きで裏に抜け出したヤヌザイがバルトラと1対1に。バルトラをゴール前で振り切ったヤヌザイは、落ち着いてゴール左隅にボールを流し込んだ。
試合は1対3でユナイテッドが勝利した。1戦目よりバルサの選手達の動きは良く、プレーの持続時間も伸びていた。プレーに対する姿勢も悪くなく、自チームへの批判はほとんどない試合だった。コンディションの差なのか運の無さなのか、少しの差でユナイテッドが勝利したと強がりたくなる試合結果になった<(`^´)>
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