親善試合 8/2 バルセロナVSフィオレンティーナ 試合前の注目ポイント

親善試合(日本時間8/2日曜日の28時キックオフ)で、フィオレンティーナ(アルテミオ・フランキ)と対戦する。

・フィオレンティーナ

元バーゼルの監督であるパウロ・ソウザが指揮する、新体制の1年目のチームである。システムは様々なシステムを用いそうだ。PSG戦では4-3-3のようだが、守備時には5-4-1に見える時も何度もあった。また、ベンフィカ戦では4-2-3-1のようなシステムでもあった。

システムは分からないが、真ん中の1トップを起点としての速攻で得点を奪いに来るチームである。遅行の場合はウイングのようなサイドの高い位置にいる選手にボールを集め、ドリブル突破が多く見られる。

守備は前線から積極的にプレスをかけると言うより、バルサ相手ならブスケツの位置から激しく奪いに来る感じである。守備ゾーンに入ってきたら激しく囲い込む形を取っており、また中盤の守備はコンパクトであり、真ん中は結構堅そうという印象を受ける。

昨季までのパスサッカーの選手も残っており、アクイラーニやボルハ・バレーロというパサーの代表的な選手も在籍している。イタリアの中では結構テクニシャンタイプのチームである。

 

・バルセロナ

この試合でもコンディションアップと連携を高めることが目的である。今までを見る限り昨季との戦い方に大幅な変更はなく、ベルマーレンを含む昨期加入した選手も含めて連携を確認することも目的である。

これまでのプレシーズンが1勝2敗ということもあり、ここからは内容も含めて常勝チームに返り咲く必要がある。結果にもコミットしたい試合である。ローマ戦も含めて2連勝でヨーロッパ・スーパーカップを迎えるのが、今必要なことである。

ある程度ボールを持たせてもらえるであろう対戦相手だと推測される。問題は中盤から前に良い形でボールが入るかである。メンバーもある程度現状のベストに近いスタメンだろうから、ブスケツとイニエスタを起点にパスを横に速く動かす必要がある。

守備ではサイドや前線に入るボールを数的有利の為に走り、いかに速くボールを奪えるかがポイントになる。良い守備が出来てから良い攻撃があるので、カウンターを含め良い守備を実践できるかがバルサらしさの復活と言える。予想スタメンは、

GKシュテーゲン

DFセルジ・ロベルト、ピケ、ベルマーレン、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWラフィーニャ、スアレス、ペドロ

欠場想定選手

ドウグラスとアドリアーノ(怪我)、マテュー(体調不良)、ブラボ(合流前)、アルダとビダル(制裁中)、メッシとマスチェラーノとアウベスとネイマール(召集外)

 

バルセロナの注目選手

・DFベルマーレン

パスの出し手としては抜群の安定感を見せている。攻撃面では特に文句はないが、守備面ではまだ不安は残る。バルサのライン設定を覚えたり、カバーリングなど、ピケとの連携をまず深めてもらえれば嬉しい。ある程度いけそうな手ごたえはあるが、まだ確信にはなっていないので継続的に安定したプレーをしてくれれば。

・FWスアレス

自ずと最後のフィニッシュは任せたい選手。他の南米トリデンテが不在でも、個人としての脅威は健在である。むしろコンディションが良く、今の方が昨季の時よりも威圧感がある気もする。体もキレており、ゴールを決めて勝利に導いてほしい。

 

フィオレンティーナの注目選手

・MFアクイラーニ(31歳/イタリア/推定移籍金1500万ユーロ)

ローマで名を上げ、その後の移籍先ではインパクトな活躍を起こせない感じではあった。しかし、フィオレンティーナではチームの中心として活躍をしているという情報も。乗っていたら、結構厄介な選手である。

 

・FWジュゼッペ・ロッシ(28歳/イタリア/推定移籍金1500万ユーロ)

ビジャレアルでも活躍したのでバルサファンでも良く知っているなどと思う。長期期間怪我に悩まされた感は否めないが、元気にプレーしているらしいので、そのプレーに注目。ビジャレアル時代には相当苦しめられた印象が残っている( ̄▽ ̄)

 

この試合も親善試合で何もかかっていないが、公式戦も間近に迎えて頭を勝負モードに切り替える必要がある。今シーズンも常勝チームを目指すために、ここから連勝街道と行きたいものである。

 
 

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