スーペルコパ2nd 8/17 バルセロナVSA・ビルバオ 試合結果

試合結果

バルセロナ1VSアスレティック・ビルバオ1

得点者

43分メッシ

74分アドゥリス

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、マテュー

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ペドロ

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、ベルマーレン、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、サンドロ、ムニル

選手交代

68分ラキティッチ→サンドロ、68分ペドロ→ムニル

欠場者

マシップとアドリアーノ(判断)、アルバとドウグラス(怪我)、ビダルとアルダ(制裁中)、ネイマール(病気)

 

アスレティック・ビルバオ  監督エルネスト・バルベルデ

4-2-3-1

GKイライソス

DFボベダ、エチェイタ、ラポルト、バレンシアガ

MFベニャ、グルペギ、デ・マルコス、エラソ、スサエタ

FWアドゥリス

エレリン、レクエ、エルストンド、ミケル・リコ、アケチェ、キケ・ソラ、サビン

67分エチェイタ→エルストンド、80分アドゥリス→キケ・ソラ、83分ベニャ→ミケル・リコ

試合詳細

バルセロナは普通に考えた時に起用出来る現段階のベストメンバーを揃えた。まだこの大会の優勝を諦めていない選手采配であったが、サプライズ起用やシステムの変更はなかった。対するビルバオもほぼベストメンバーと言える布陣。

前半、縦に急ぐバルサ、時間を使いたいビルバオ

ビルバオはファーストレグ同様最終ラインを高く設置し、前線からの距離をコンパクトにしてきた。バルサの中盤にスペースを与えず、バルサの前線に入るボールを減らす激しいプレスも実践。

対するバルサは諦めていない姿勢のサッカーを見せた。攻撃的に試合を進め、ベストメンバーとカンプノウということもあり、ビルバオをある程度押し込めることにも成功する。そして、この試合ではいつも以上に高いラインを設定するビルバオに対し、裏へのランニングが目立ち、そこへのボール供給が目立った。そんなバルサに試合立ち上がり、チャンスが2度立て続けに訪れる。

5分に、メッシの裏へのボールにイニエスタが走り込み、こぼれ球にペドロがシュートを放つがディフェンスのブロックでCKに。そのCKをショートで始め、最後はクロスに合わしたピケのシュートは惜しくもクロスバーに当たった。

それ以降はビルバオの懸命の守備が目立つシーンが多い展開に。バルサの中盤をほぼ完全に抑え込み、バルサに縦に良いパスを送らせなかった。また、ラインの裏を時より取られても、懸命な守備で最後の所でも守れていた。そんなビルバオの守備に、縦への焦りもあってバルサはほとんどチャンスを作れないでいた。

33分に、ラキティッチのクロスからイニエスタがボレー。焦りと力みから振り遅れ、シュートはらしくなく明後日の方向に。

ここまでピンチを迎えていなかったバルサだが、自分達のミスから前半最大のピンチを迎える。

37分に、ペドロのパスがマテューと合わず、エラソが奪いマスチェラーノを抜いてGKと1対1に。ブラボの飛び出しとコースの消し方も良く、シュートはラッキーなことに枠を捉えなかった。

ピンチの後にチャンスありではないが、もう諦めムードがカンプノウに立ち込めそうな前半終盤に、やっとバルサは1得点を奪うことになる。

43分に、ラキティッチのクロスをスアレスが胸で落とし、走りこんできたメッシがコントロールし、しっかり左足でゴールに蹴りこんだ。これでカンプノウに大きな歓声が戻ることになった。

前半は最低限のミッションである1得点を奪って、スタジアムの雰囲気が逆転のムードを残したまま後半を迎えることになった。

後半、終戦決定はアウェイゴールや時間でなく、ピケの退場

後半も前半と変わらない展開の中、バルサはチャンスを作れないでいた。そんな焦りと苛立ちから、ある1つのワンプレーをキッカケに終戦を迎えることになる。

55分に、デ・マルコスの上手いスルーのターンからアドゥリスが、オフサイドラインギリギリで抜け出しシュートを放つが、ブラボの真正面でブラボがセーブ。このプレーの間にオフサイドをアピールするピケは副審に抗議or暴言し、アホらしすぎる一発退場。実質ここでバルサは終戦となった。ここからは変則的な3-4-2に。

それでも何故かその後にチャンスを迎えるバルセロナ。選手達は戦う姿勢を崩さないランニングを何度も見せた。

57分に、ロングボールからペドロが抜け出すが、ディフェンスのブロックでゴールならず。58分にも、マテューのクロスからラキティッチがファーで合わせるが、抜けてくると思わず準備が出来ていず、足に当てたボールは枠から外れた。73分には、スアレスが個人技で左足のシュートを放つが、枠を捉えなかった。

68分にサンドロとムニルの2枚替えを行って諦めていない姿勢を見せたバルサだったが、3-4-2のシステムを維持したままの攻撃的な交代は、選手達に戸惑いと変な前のめりで中盤のスカスカしか与えなかった。そんな落ち着かないバルサ相手に、ビルバオの牙が襲いかかるのに時間は掛からなかった。

74分に、ロングボールにマテューが競り合うが、ボールはゴール前で「???マーク」が付きそうなほどにフリーのアドゥリスに。ブラボも上手く読んでシュートを止めるが、跳ね返ったボールを押し込まれて完全に終戦。

これでこの試合のスコアは1対1だが、6得点必要なバルサにその力はなかった。後はビルバオが木曜のヨーロッパリーグ予選に向けて、選手休めの交代を見守るだけの展開に。85分には途中で入ってきたキケ・ソラが退場して10対10の同数勝負になるが、特に戦況に意味も影響もなし。

試合はそのまま終了しトータルスコア1対5で、アスレティック・ビルバオがスーペルコパ・デ・エスパーニャのタイトル獲得に成功。ビルバオは何十年ぶりのタイトルおめでとう( `ー´)ノ

そして、バルセロナの年内6冠の夢はこの瞬間に途絶えた( ゚Д゚)

 
 

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