15/16リーガ第2節 8/29 バルセロナVSマラガ 試合結果

試合結果

バルセロナ1VSマラガ0

得点者

72分ベルマーレン

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFセルジ・ロベルト、マスチェラーノ、ベルマーレン、アルバ

MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ(C)

FWメッシ、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、マテュー、ラフィーニャ、グンバウ、サンドロ、ムニル

選手交代

63分ラキティッチ→ラフィーニャ、86分ネイマール→サンドロ、89分ベルマーレン→マテュー

欠場者

マシップ(判断)、ドウグラスとアドリアーノとアウベス(怪我)、ピケ(累積)、ビダルとアルダ(制裁)

 

マラガ  監督ハビ・ガルシア

4-4-2

GKカメニ

DFロサーレス、アンヘレリ、ウェリグトン(C)、ミゲル・トーレス

MFリカルド・オルタ、レシオ、ティッソーネ、ファン・カルロス

FWアムラバト・チョプ

オチョア、アルベントサ、ボカ、エスピーニョ、ドゥダ、フアンピ、シャルレス

25分ウェリグトン→アルベントサ、53分アムラバト→シャルレス、73分リカルド・オルタ→ファンピ

試合詳細

バルセロナは現状のベストメンバー。ブスケツが何事もなく出場し、ネイマールも病気から回復しスタメンで出場。この試合でリーグ戦はブラボが務めそうと予想できる。

前半、引いたマラガを崩しきれないバルサ

マラガは試合開始同時と共に、下がって基本的に守備に入ってきた。守備ブロックを全員でしっかり作りながら守備重視の構えで試合に入ってきた。バルサのアタッキングエリア付近では、前から激しくボールに取りにも来て得点を狙ってきた。

対するバルサは下がって守備的に入るマラガに対して、ボールの主導権を握る。そして、予想に反して?試合立ち上がりから何度も良い形を作る。サイドチェンジ、2列目からの飛び出し、ワンタッチプレー、SBの裏を取る狙いと、引いた相手に有効な攻撃を何度も仕掛けることに成功。シュートシーンまではいかないが、その直前までは何度も持ち込めていた。

4分には、スアレスのCKからのヘディングの幻のゴール。競り合いの際に相手を押したことによりファールの判定でゴールは認めらず。

10分以降はバルサの攻撃の良い形も単発に。マラガの速攻も何度かはまる展開になった。これはある意味マラガペースなのかとも思わせる展開であった。

19分にセルタ、ブスケツのパスミスからファン・カルロスのハーフラインからのロングシュート。ネットの上部を揺らす良いシュートだったが、ゴールには入らずに難を逃れた。

25分に、ショートコーナーからメッシのクロス。マスチェラーノがヘッドで合わせるが、クロスバーに直撃してゴールまでは至らず。

35分に、少しのバルサのピンチから逆にスアレス。裏に抜け出し左足でシュートを放つが、カメニの正面でキャッチされる。

38分に、この試合最大の物議を呼びそうな判定。PA内に侵入したネイマールの切り返しが相手DFの手に当たる。完全に手に当たっていたが、何故か笛はならなかった。40分にもスアレスがPA内で倒されたが、これは少し微妙かなって感じだった。

42分にもスアレスの左からの右足で巻くシュートがあったが、これもカメニの真正面のシュートとなった。

前半は終わってみればマラガの狙い通りのスコアレスドローで終えた。ここまではマラガの狙い通りとも言えるかもしれないが、バルサも決してチャンスが作れないという訳ではないので、残りの後半の45分勝負と感じさせた。

後半、マラガの牙城を破り、開幕から価値ある2連勝

後半も前半と変わらない同じ試合展開で進んでいったが、バルサの攻撃はよりシンプルに速く縦パスを送ってきた。

51分に、バルサの速攻からネイマールがドリブルでPA内に侵入し、最後はメッシがシュートするがカメニにセーブされる。そのCKをサインプレーでベルマーレンがシュートするも、ミートせずカメニがセーブ。

57分にもバルサの速攻。最後はメッシが右から軽くカットインしてシュートするが、カメニのファインセーブにあう。その直後にもイニエスタの左足のミドルシュートがあったが、これは枠を捉えなかった。

この時間帯ぐらいからマラガの足が止まってきて、ボールの出し手にプレッシャーがかからず、バルサのアタッキングエリアでゴールを守るシーンが増えてきた。それに伴い、ここからハーフコートマッチの展開で試合は進んでいく。

64分には、メッシの個人技から右足のシュートを放つが、近距離でカメニに当たりノーゴール。69分にも、メッシが強烈なミドルシュートを放つが、ここもカメニのファインセーブ。

歯がゆく、イライラする時間が続いたが、遂にバルサの猛攻が実を結ぶ時がやって来る。ゴールを決めたのは南米トリデンテではなく、ベルマーレンだった。

72分に、スアレスのクロスに再三ファインセーブをしてきたカメニが飛び出して触るが、そのこぼれ球をベルマーレンがしっかり押さえてゴールに叩きこんだ。ベルマーレンのバルサでの初ゴールで、バルサが先制して1対0に。

先制点を取ったことでバルサも攻撃の手を少し休め、パス回しをしながら自分達のピンチシーンを作らせないように警戒して試合を進めた。

76分には、アルバの落としにスアレスが走り込んでシュートするが、カメニの良い飛び出しもありシュートは枠を捉えなかった。

対するマラガは失点後も疲れから前でプレスをかけれずに、ボールを奪った深い位置からの攻撃のスタートで、中々バルサのゴール前に近づけないでいた。バルサの選手達とファンが勝ちを確信した試合終盤にマラガはバルサのゴール前に侵入したが、アルバのカバーリングもあって失点せずに試合は終了した。

終わってみれば最少得点差のバルサの勝利であったが、予想以上にゴールチャンスを何度も演出した。ある程度納得の勝利であったと共に、リーガが始まるまでの最大の不安要素であった、守備面でも一応無失点だった。チームの調子は徐々に上がっている傾向があり、南米トリデンテが揃ったことで攻撃面でも良い面が多かった試合であった。

次の試合は代表ウイークを挟んでの約2週間後のビセンテ・カルデロンのアトレティコ戦だが、そこまで悲観的にならずに試合に挑めそうだ。代表選で怪我人だけは出てくれんなm(__)m

 
 

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