チャンピオンズリーグ2連覇に向けて始まるグループリーグ
今回は「15/16チャンピオンズリーグのグループステージ」についてのテーマです。
■ 目次
対戦相手や試合日程
バルサはグループリーグEに振り分けられ、対戦相手はポット2からレヴァークーゼン(ドイツ)、ポット3からローマ(イタリア)、ポット4からBATEボリゾフ(ベラルーシ)と決まっている。対戦順と試合日程は
第1節 9/16(水) ローマ(A)
第2節 9/29(火) レヴァークーゼン(H)
第3節 10/20(火) BATEボリゾフ(A)
第4節 11/4(水) BATEボリゾフ(H)
第5節 11/24(火) ローマ(H)
第6節 12/9(水) レヴァークーゼン(A)
第1節のローマ戦勝利で圧倒的有利になるバルセロナ
CLのグル-プステージで強豪のチームが、決勝トーナメントに勝ち進めないことは珍しくない。世間的に言う「波乱」が起きるほど、CLの本戦に参加しているチームの実力は確かなものがある。また6試合しかなく、1試合の油断も出来ないのが現状である。
普通に考えればバルサの入っているグループEはバルサが1位通過と言われており、大本命なのは間違いない。しかし、ピッチ外で何を言われてもピッチ内でその力を証明しなければ1位通過は出来ない。
大体グループリーグ突破には4勝があれば十分だと考えられ、勝ち点で言うと12である。勝ち点が15までいくと、1位通過はほぼ間違いないだろう。バルサは決勝トーナメントベスト16のセカンドレグをホームのカンプノウで戦いたいことと、2位通過のチームと対戦する方が基本的には対戦相手の実力は劣る傾向が強いので、1位通過を絶対的に目指すべき道になる。
その為に最も重要なのは昨シーズンの時の記事でも書いたが、ホームでは全勝しなければいけない。ホーム全勝を計算に入れたらそこで勝ち点9を計算出来、残りは勝ち点3~6でグループリーグ突破と1位通過を決めれるだろう。
ここで上記に書いた試合日程を思い出してほしいが、折り返しの第3・4節がこのグループで最も弱いチームと思われるBATEである。ザコ扱いや敬意を失くしてはいないが、正直ここはアウェイの気候などの問題はあるが、2試合とも勝利出来ると考えて良いだろう。
第2節がホームのレヴァークーゼン戦であり、ここもバルサが実力を出せばカンプノウで勝利を収めるのは十分可能なミッションであると思われる。CLだけでなくカンプノウのバルサ戦から勝ち点を持って帰れるチームはほとんどいないのが現状だし。
となれば、第1節のアウェイのローマ戦に勝利することで一気にグループリーグ突破が見えてくると言って間違いない。確かにまだ1戦なのだが、そこからの3試合でバルサが勝ち点を落とす可能性は低いように感じる。
何が起きるかは分からないとはいえ、リーガ勢と違いバルサとの戦い方にも慣れていない対戦相手が、いきなりバルサ対策をとった戦い方を試しても順応するのに時間がかかり、上手く対応できないことが多い。ガチンコ勝負はバルサの望む所。
その為に第1節のアウェイのローマ戦で勝利した場合は、ほぼグループリーグ突破は決まったと楽観視しても良いだろう。それだけ初戦に力を入れて試合に挑むべきである。
もし初戦に負けてもまだ挽回のチャンスはあり、そこまで焦る必要もないだろう。第4節終了時に最低勝ち点9あれば、バルサの圧倒的有利になる。それは対戦順を考慮しても、比較的普通ぐらいのミッションの感じがする。
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