15/16リーガ第7節 10/3 セビージャVSバルセロナ 試合結果

試合結果

セビージャ2VSバルセロナ1

得点者

51分クローン・デリ(セ)

57分イボーラ(セ)

73分ネイマール

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKブラボ

DFセルジ・ロベルト、ピケ、マテュー、アルバ

MFマスチェラーノ、ラキティッチ、ブスケツ(C)

FWムニル、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、バルトラ、アウベス、ドウグラス、カマラ、グンバウ、サンドロ

選手交代

60分マテュー→アウベス、60分ムニル→サンドロ

欠場者

ベルマーレンとアドリアーノとラフィーニャとイニエスタとメッシ(怪我)、ビダルとアルダ(制裁)

 

セビージャ  監督ウナイ・エメリ

4-2-3-1

GKセルヒオ・リコ

DFコケ(C)、アンドレオッリ、コロジェイチャク、トレムリナス

MFエンゾンジ、クリホヴィアク、ビトロ、イボーラ、クローン・デリ

FWガメイロ

ソリア、マリアーノ、レジェス、クリストフォロ、コノプリャンカ、インモービレ、ジョレンテ

69分イボーラ→レジェス、72分ガメイロ→ジョレンテ、88分トレムリナス→マリアーノ

試合詳細

バルセロナのスタメンはセビージャの攻撃力も警戒してか、中盤にマスチェラーノとブスケツを配置。それに伴いCBにはマテューが起用。右SBにはアウベスではなく、セルジ・ロベルトが起用された。この試合でブラボとアルバがスタメンに復帰もした。

前半、共にチャンスが多くある面白い前半に

セビージャは中2日の疲れなどないかのように前線からプレスをかけてきた。バルサのパスの出し手のバックラインにプレスをかけ、パスの受け手である中盤の選手にもきっちりマークをスライドして付いてきた。

対するバルサも前からくるセビージャのプレスに屈することなくパスをつなごうとした。バルサもそれなりにパスをつないだり、ネイマールのドリブルなどで局面を打開出来ていた。

試合立ち上がりから前半最後まで、お互いにチャンスがある展開で試合は進んでいく。セビージャはサイドからの崩しとセットプレー、バルサは速攻とネイマールのドリブルが主なチャンスメイクになった。

4分にバルサ、セルジ・ロベルトのスアレスとのワンツーでの飛び出しや、その直後にネイマールがシュートするがセルヒオ・リコのセーブ。8分にも、ラキティッチのクロスをネイマールがヘッドで折り返して、ムニルがシュートするも枠を捉えなかった。

10分にセビージャ、CKをイボーラが頭でファーに流してガメイロがヘッドするも、怪我から復帰したブラボがキャッチングでセーブする。

13分にはバルサ、ネイマールが変則ダブルタッチで2人をかわして、最後はファーサイドのスアレスにパス。スアレスはトラップで戻ってきたDFの逆を取ろうとしたが、DFにシュートブロックされた。

18分にセビージャ、左から全速力でオーバーラップしたトレムリナスのクロスにイボーラが合わせようとするが、ギリギリでマテューがクリアした。

20分にもセビージャ、クローン・デリの裏のパスにガメイロが抜け出してブラボと1対1になり、1度は抜かれるが戻ってきてブラボがシュートをセーブした。

21分には、バルサがセビージャのパスミスを奪ってカウンター。スアレスとネイマールで2対2の状況になるが、ネイマールへのファールで防がれた。そのFKをネイマールが蹴り、ポストに当たったボールはセルヒオ・リコに跳ね返ってゴールライン上を転がる。ピケとスアレスが詰めるも、セビージャのコケの戻りとクリアが素晴らしくゴール出来なかった。

26分にバルサ、CKの守備からカウンターで最後はラキティッチのラストパス。スアレスがトラップしてシュートしようとするが、足の振りがボールにミートしなかった。38分にもバルサ、スアレスのふんわりしたシュートはバーに直撃した。

前半は前線からのプレスのセビージャ、それを受けて速攻気味のバルサという展開で45分進んでいった。お互いにチャンスがあり、得点が入らなかったのが不思議にも思えた、

後半、2点ビハインドから攻めこむも得点を奪いきれずに敗戦

後半立ち上がりもお互いのチャンスから始まった。まずはセビージャで、クローン・デリの上手いターンからラストパスを送るがオフサイドだった。その直後にはスアレスのパスをゴール前で受けてネイマールが相手DFと1対1になるが、シュートブロックにあった。

後半も前半同様に進んでいくように感じられたが、セビージャは全体的に疲れもあるせいか、下がり気味で前線からのプレスは少なくなっていた。しかし、結果的に速攻気味のカウンターの攻撃はバルサを苦しめ、セビージャは先制点を奪う。

51分に、ガメイロが右サイドをスピードで独走してクロス。CBが釣り出されたバルサは中で2対3の状況を作られ、後方から走ってきたクローン・デリが合わしてセビージャが先制。

その後は一気にセビージャファンの声援も大きくなってセビージャペースに。何度か危ないシーンを作られながらもギリギリで耐えていたバルサだったが、勢いそのままに追加点を奪われる。

57分に、クローン・デリのクロスにバルサはオフサイドが取れずに、イボーラが頭で合わしてセビージャが追加点。これで0対2に。

60分にルイス・エンリケも遅い感じはするが交代を決意。マテューとムニルを下げてアウベスとサンドロを投入。これでマスチェラーノがCBに入り、アンカーはブスケツに。セントラルにはセルジ・ロベルトが入った。

60分過ぎからセビージャも疲れもあって全体的に前からプレスをかけれずに防戦一方に。ここから中2日である程度予想されたセビージャの姿に。バルサは正直この状況に0対0のドローのスコアで持ち込みたかった。ここからはバルサペースで試合は進んでいく。

63分に、ラキティッチの長いパスをネイマールが受けて、中にカットインしてゴール前でシュートするが、セルヒオ・リコがスーパーセーブする。その直後にもネイマールが至近距離と左から2回シュートするも、どちらもセルヒオ・リコがセーブした。

攻めてもゴール前で精度を欠いて得点を奪えないバルサに、結果的に審判が救いの手をさし伸べてくれて1点返す。

72分に、サンドロがシュートしたボールがトレムリナスの手に当たった判定でバルサにPK。今季は故意的ではないハンドは取らないイメージだったが、このシーンではセビージャにとっては厳しすぎる判定に。ネイマールのキックはセルヒオ・リコに読まれながらも、コースの良さとスピードでゴールに入っていった。これで1対2に。

1点差になったことでさらに攻める感じのバルサと、さらに守備を固めるセビージャの構図はより明らかになった。

78分に、ネイマールのパスに抜け出したスアレスが中央へ折り返す。サンドロが走り込んで合わせるが、ボールはポストに直撃してゴールにならなかった。

84分には、左サイドを崩して中への折り返しに何度もシュートチャンスがある感じだが、セビージャの懸命な守備にブロックされてゴールならなかった。

最後の最後までセビージャゴールを狙い続けたバルサだったが、ゴールを割れずに無情にもアディショナルタイムの4分も経過し、試合終了の笛を聞くことになった。

後半立ち上がりからのセビージャペースの時間帯に2点取られ、バルサは自分達が攻撃しても事実上得点を奪えなかった。その差が最終的にはスコアとなり、バルサは今季のリーガで2敗目を記録した。代表ウイークは静かに過ごしたかったが、少し騒がしい感じにはなりそうだ。

 
 

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