15/16CL第5節 11/24 バルセロナVSローマ 試合評価
■ 目次
試合支配率
※赤色はバルセロナ、黒色はローマ、白色は互角
・バルセロナ35分、ローマ0分、互角65分
クラシコ同様に90分を通してバルサが試合を支配しながら進めた。バルサもローマの守備に苦しめられり、攻撃の手を少し弱めたりとチャンスを演出できない時間帯はあったが、ローマの時間帯はなかった。もっとバルサの試合支配率は高かったかもしれないが、謙虚にこれぐらいで十分だろう。
試合での問題点
現在調子が良く問題点は少ないが、相手の速攻時にCBが早い段階でサイドに釣り出され気味なのは気になる。特に後半だが、アンカーがブスケツからサンペルに代わりCBがサイドに釣り出されたら、中央がもう1人のCBだけしかいない状況があった。中央の位置で相手と1対1の状況を作らせない為にも、SBやアンカー含めて中央のカバーリングが必要だし、周りの状況次第ではある程度サイドをほっといて中央を固めながらラインを下げて守備をする必要もあるだろう。
試合での良好点
この試合では攻撃時に、シンプルに相手のラインの裏を狙う動きが頻繁に見られた。シンプルな攻撃だがそれはとても有効であり、ゴールにも直結しやすいプレーなので継続してほしい。このローマ戦ではパスの出し手がプレッシャーがあまりかけられていなかったので良いパスを何度も通せたが、ビルドアップすら苦しい相手の時は中盤に入れる回数や、ロングボールなどどちらかに偏り過ぎないようにはしなければいけない問題は残っている。
前線からのプレスや囲い込みなど大まかな守備はとても良かった。もう何試合も連続で良い守備が実践されており、ここ最近の失点の少なさの要因になっている。ピアニッチのセットプレーを警戒のはずだが、少しいらないファールが多かったのは次の改善点に。
久しぶりの先発で南米トリデンテが揃って、メッシに気を使いすぎてネイマールやスアレスの良さが消えてしまうのではないかと心配していたが、その心配は全くなかった。メッシを変に意識して攻撃をする機会は減り、バルサの攻撃のポイントが良い意味でばらついてきた感じがする。その中でもメッシは良さも発揮していたし、メッシ復帰でバルサはさらに攻撃力を上げそうな印象を受ける。
ちょっと目についた選手
・バルセロナ
DFベルマーレン
少し対人の対応に苦にする部分があらわに。この試合ではジェコにやられてしまい、相手FWの緩急の動きやトップスピードのプレーに対応が遅れることが見られた。それでもパス回しなど良い部分はあるので、まだまだ起用可能な範囲だが。
FWメッシ
クラシコの時から一気にコンディションを上げたイメージがあり、この試合では久しぶりのスタメンでの出場で本当に楽しそうにプレーしていた。笑顔も何度も見られ、2ゴールも奪ったことでメッシ自身は満足だろう。期待していたパスでもしっかりサイドチェンジや裏のパスを通しており、こちらが注文しなくてもメッシならこれぐらい出来て当たり前と思えるプレーぶりだった。これから頼むぜ、バルサのエース( `ー´)ノ
最後に一言
カンプノウということもあるが、ローマ相手に快勝を収めて無事に首位通過を決めてグループリーグのミッションを達成した。次のCLの最終節ではメンバーを思いっきり休ませれることになり、1つ貯金が出来たイメージである。この好調を年内最後まで継続し、リーグ戦で勝ち続けて国王杯も次のラウンドに進出を決め、クラブW杯も手中に収めることが年内のミッションになる。これをいとも簡単に決めてしまいそうなほど今のバルサは好調を維持している。
タグ:チャンピオンズリーグ, ローマ, 試合評価
先日のCLローマ戦で先発していたピアニッチに関して質問です
バルサが関心を寄せているという話をよく聞くんですがローマ戦を見る限りあまり活躍している印象は受けませんでした
実際にバルサに来たら活躍できると思いますか?
この試合 内容はともかくバルトラが先発でないのがショックでした。ベルマーレンと組ますのはリスキーとの判断なんでしょうけど 勝敗が決してからの投入は選手を腐らせます。こんな使い方ならレンタルに出して成長を促した方がいいと感じます。バルトラのどこが悪くてエンリケの信頼を得てないのでしょうか?確かに判断が悪い部分(国王杯のベイルなど)ありますが試合に出て経験を積まなければ向上しないと思うんですが・・・。