アギーレジャパン初勝利! 新たな選手の可能性
10月10日に日本代表はジャマイカと親善試合をした。結果は1対0で日本の勝利であった。オウンゴールという事もあり、少しモヤモヤが残る試合ではあるが、勝利は勝利である。まず初勝利を何より祝うべきであろう。
内容でも日本代表の完勝に近いと言えるだろう。チャンスを多く作り出し、相手に多くのチャンスはなかった。
内容の良いゲームでは、どうしても選手の出来も良く見えてしまうものだが、今回はその試合でアギーレジャパンにおいて、これから重要な存在になるであろう選手を主に取り上げたい。
■ 目次
意外!?数多い有望選手
CB塩谷司(サンフレッチェ広島)
金髪の見た目で目立っている選手であった。その見た目の通り、体は大きくないが体の当たりの強さは強かった。また見た目とは裏腹に、ラインコントロールも上手く、ラインでの相手FWとの駆け引きがとても上手であった。また見たいと感じさせる選手だ。
DH細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
この選手は守備が上手い選手であるとは思っていたが、それをこの試合で再認識させてくれた。アギーレジャパンでは今まで一つ前のCHで起用されていたが、DHが最も活躍出来るポジションだろう。
守備時における対人での強さ、カバーリングの広さ、運動量の多さなど守備では申し分なかった。攻撃時における役割がもう少し増えればより良いが。
CH柴崎岳(鹿島アントラーズ)
私の中で最大の一押し選手である。その運動量から来る守備範囲の広さ、2列目からの飛び出し、パス回しでの安定感など特徴は数多い。22歳という年齢から見てもこの先10年、日本代表の中盤の中心選手になるだろう。
強いて言えば、ボールを受けた時にその場で止まってしまう事、パスか自分で持つべきかの判断、ボールを持ち出しての相手への恐怖感、自分が中心選手という自覚を持ちボールをもっと要求するなどが良くなれば、CLレベルの選手まで一気に駆け上がるだろう。
スペインリーグのビジャレアルのような、パスを主体としながらも現代的なコンパクトなサッカーをするチームに移籍してプレーしてくれたら、より成長するように感じる。
他にも出来が良い選手は多かった。武藤選手、本田選手、岡崎選手なども動きは良かった。
次戦ブラジル戦の注目を少し
ブラジルは各上の相手であるのは間違いない。また怪我などがなければ、我らのネイマールもキャプテンとして出場するだろう。シンガポールで試合をするという事で、どっちが土地的に有利というのは皆無だろう。
ある程度ブラジルにボールを持たれる覚悟で、プレスでボールを奪えれば日本代表は良い形が数多く生まれるだろう。今の岡崎と本田なら、二人である程度チャンスは作れる。
守備時におけるカバーリングがいかに出来るかによって、失点する確率は大きく左右されるだろう。
ハードワークをし、勝利のために積極的にプレーする日本代表に期待したい。
タグ:日本代表