ライバル分析 レアル・マドリード
■ 目次
昨シーズンのレアル・マドリードの強さ
昨シーズンのレアル・マドリードの強さは、シーズン終盤にかけて本領発揮をしてきた。加入したベイルが馴染み、国王杯の決勝で、バルセロナもそれを味わったチームであろう。チャンピオンズリーグと国王杯の2つのタイトルを獲得して、久しぶりに成功したシーズンと呼べるだろう。新しく就任したアンチェロッティは、時間とともに選手の特徴を知り、また、それを生かす戦術をとれたのが大きな勝因であろう。
今シーズンのメンバーの入れ替えは成功?
まず主に補強した選手は、
GKケイラー・ナバス、MFトニ・クロース、FWハメス・ロドリゲス、FWハビエル・エルナンデス
次に主に放出した選手は、
GKディエゴ・ロペス、MFシャビ・アロンソ、MFディ・マリア、FWアルバロ・モラタ
補強した選手の4選手とも実力者であり、使えない選手というのはいなさそうだ。特にクロースは脅威だ。W杯の活躍は、ヨハン・クライフも褒めるとこであり、バルサファンの中でも獲得を期待していた人は多かったに違いない。ハメスに関しては、意見が分かれるのではないだろうか。あれほどの大金を出すほどの選手ではない、というのが多くの意見であるように感じる。今シーズンは、リーガに馴染むのも考えて、そこそこの活躍に終わるように感じる。
放出した選手の中で、シャビ・アロンソとディ・マリアは大きかったように感じる。中盤の要と攻撃で多くのことが出来るこの2選手を、出してくれたのは他チームからしたら有り難いに違いない。替えの利かない選手である。
今シーズンのチームは?
私の予想するアンチェロッティのベストメンバーは、
GKナバス
DFカルパハル、ペペ、ラモス、マルセロ
MFクロース、モドリッチ、ベイル
FWロナウド、ハメス、ベンゼマ
凄い攻撃的なメンバーである。この11人がアンチェロッティの使いたい選手のように感じる。昨シーズンのカウンターの攻撃に加えて、繋ぎからでも相手を崩せるメンバーを使ってきそうだ。
今シーズンは攻撃的なメンバーで構成されるレアル・マドリードが見れるだろう。また、得点力ではバルサを超えるぐらいの数値を出しそうにある。その代わり、守備に不安定さが残り、失点は少し多くなると予想できる。
今シーズンもバルサと優勝争いをする、最大のライバルと言って間違いなさそうだ。