ハリロビッチ、サンドロ、ムニルの３選手がある意味キーポイントに！

今バルサファンを一番心配させているニュースは会長選挙による新会長の事ではなく、ペドロの去就である。もし残留しないならバルサの前線に計算できるベンチメンバーはいなくなる。

しかし、プレシーズンが開始して今季から新たにトップチームに合流して練習を行っているメンバーがいる。ハリロビッチ、サンドロ、ムニルの３人である。

今回は「上記の３選手の成長に賭ける時が来た」というテーマです。

若手だがトップチームで活躍できそうな２選手＋ハリロビッチ

サンドロとムニルは昨シーズンの前半戦でルイス・エンリケに何度も起用されており、実践でもある程度やってくれそうではある。これから出場機会を求めてレンタル移籍をしない限りは、前半戦は常にトップチームに帯同出来るだろう。

トップチームでの試合の経験が昨シーズンのプレシーズンだけのハリロビッチに関しては、このプレシーズンでのアピールが重要になる。ルイス・エンリケのハリロビッチに対する評価がイマイチ高くないような気がするのは自分だけなのか。

恐らく評価はそこまで高くなく、このプレシーズンでダメだと判断されれば、去年のデウロフェウのようにレンタル移籍という形を取られるだろう。ハリロビッチは必死にアピールする時である。攻守の速い切り替え、守備での貢献度、球際で食らいつく姿勢を見せれば、トップチーム帯同は間違いないだろう（攻撃面では思いっきりやるだけ( ｀ー´)ノ）。ハリロビッチの活躍はプレシーズンの試合の１つの見所でもある。

前半戦でアピールし、後半戦につなげるべし

現在のバルセロナで最も選手層が薄いのは、クレ１００人に聞いたらほぼ全員が前線と答える結果になるだろう。南米トリデンテの３人があまりにも磐石であり、他の選手との出場時間に大差が生まれている。

もしペドロが移籍を決断した場合、同じポジションの登録ベンチメンバーは上記の３選手だけになる。前半戦はローテーションが積極的に導入されるだろうから、重要な試合以外はベンチメンバーから毎試合１人ぐらいスタメンを張る可能性がある。

さらに南米トリデンテの誰かが怪我をする可能性も想定すれば、意外に若手の出場時間の確保は難しくなさそうである。ルイス・エンリケが起用したいと思うまで評価を得なければいけないが。さもなくば後ろの選手（アルバ、マテュー、アドリアーノ、ラフィーニャ辺り）を前線で起用するかもしれない。

様々な状況を踏まえれば前半戦は若手の台頭の最大のチャンスになる可能性が高い。ここ近年で一番高いほどに。ここで成長し、後半戦につなげてほしいものである。後半戦からはビダル、アルダ、ジェルソンが加入し、前線にも実力者が入ってくることになる。

だから若手の３選手の中で最悪１選手、良ければ２選手は後半戦でも生き残ってほしいものである。だから上記の３選手の今季の目標はシーズンを通してトップチームに帯同し、出場時間を１分でも多くもらうことである。それはルイス・エンリケの信頼を勝ち取っている証拠になるに違いない。