リーガ第4節 9/21 レバンテVSバルセロナ 試合評価
■ 目次
試合での問題点
試合展開からしたら、足を痛めているアルバをピッチの外に出して良かった。レバンテが10人という事とメンタルが切れていた事もあり、無理をさせずに治療に専念させるべきであった。もしくは前線に上げて、パス回しに入るだけでも良かった。
メッシー絡みの攻撃しかチャンスが生まれないのが不安要素である。前線の選手とメッシーとの連携が合わない事も目立つ。ネイマールやイニエスタがもっと決定的な場面を作り出せればいいのだが。
サイドバックの開けたスペースで攻撃の起点を作られすぎていた。特にこの試合では、アルバの左サイドでの起点が目立った。マテューだけでなく、イニエスタとブスケッツも連携して守る必要がある。
試合での良好点
チャンスのパターンが少しずつ増えてきているように見える。特にメッシーのマークに集まった事により、出来るサイドのスペースを活かすのが良かった。 サイドの選手のコンビネーションも良かった。
こぼれ球を拾う率がとても良かった。ポジショニングが良く、相手にボールが渡ってもすぐ囲めるので、守備戦術がよく機能している。
これで公式戦5試合連続での無失点の試合をこなせた。1試合に訪れる相手の数回のチャンスが入ってないこともあるが、やっぱり気分が良いものである。
選手評価
()内は、1~5段階評価で3が普通、5で最高、★はマンオブザマッチ
GKブラボ(3)
セービングする機会は少なかったが、今までの試合同様に安定したプレーを見せてくれた。
DFアウベス(3)
右サイドの攻撃で何回も良い形を作り出していた。守備でも安定していた。
DFマスチェラーノ(3)
無難に問題なくプレーを黙々としていた。繋ぎでも良いパスを送れていた。
DFマテュー(2)
たまに怖いプレーを見せる。ヒヤヒヤする場面が1試合に数回訪れるのが課題である。
DFアルバ(4)
攻守にわたって、左サイドを支配していた。飛び出し、崩し共にハイレベルなプレーを見せてくれた。足を痛めた残り数十分は、ピッチの外に出といて欲しかった。
MFブスケッツ(4)
こぼれ球のボールの処理や繋ぎの段階でほとんどミスなくプレーをしていた。相手の攻撃を防ぐのにも成功していた。
MFラキティッチ(4)★
ボールをシンプルに繋ぎながらも中盤のカバーリングを行い、攻守にわたって仕事をこなしていた。ピンチを救ってくれたカバーリングは素晴らしかった。
MFイニエスタ(4)
攻撃では起点となり、守備ではプレスをしっかり駆けられていた。ラキティッチの存在がイニエスタの攻撃力をピカイチにしてくれている。
FWペドロ(2)
点は決めたが攻撃に絡む機会は少なかった。今シーズンはメッシーとの連携が悪いのが心配な点である。
FWメッシー(4)
アシスターとして一流であった。周りを活かす事に成功している。5人の選手が点を取れたのもメッシーのおかげであろう。
FWネイマール(4)
体がキレキレであった。ドリブルでは力強さもあり、点を決めてパーフェクトに近い出来であった。怪我だけ心配だ。
FWサンドロ(4)
ゴールを決め、裏への飛び出しで相手を困らせた。
MFシャビ(3)
前の試合より出来が良く、どんどん調子が上がっている。ボールを回す起点として活躍してくれた。
MFセルジ・ロベルト(3)
試合を終わらせるべく、無難にプレーをしていた。もっとガツガツゴールに向かう姿勢も見たいと願う。
最後のまとめ
勝ちきるのに難しいスタジアムと相手を考えれば、勝ち点3を獲得出来て良かった。無失点で終われたのも良かった。
主力を休ませることが出来た事も良い試合であった。後半は楽な試合だっただけに怪我人だけが心配な点である。
次もアウェイでの中二日の試合となるから、しっかり体を休ませてほしいものだ。