CLベスト16 1st 2/24 マンチェスター・シティVSバルセロナ 試合評価

試合での問題点

バルセロナの守備ブロックである4枚と3枚の前にスペースが空きすぎる。特にサイドが押し込まれた場合、ペナルティーエリアの前ががら空きに。この試合ではそこをナスリに使われていた。次の試合ではヤヤ・トゥーレに使われたら大きな問題が発生するかもしれない。ある程度仕方ない部分はあるが蓋をしないと、この後ミドルシュートがあるチームならやられるかもしれない。

センターバックの周りにスペースがあり過ぎて、攻撃の起点を作られ過ぎた。前線からのプレスでスペースはある程度空いてしまうが、コースの限定と簡単にパスを出させないことでカバーしなければいけない。後半のように少しプレスが弱まった場合、ブスケッツの周りでボールを持たれる機会が多くなった。

試合での良好点

セットプレーで危ないシーンは何度もあるものの、バルサにしては良く守れた方だった。数回のピンチ以外では自分達が先にボールを触れることに成功していたので、この守備を継続してほしい。コーナーを簡単に与えすぎな部分はあるけども。

ポジショニングが良く、セカンドボールを拾うことやパス回しで完全に優位に立てた。動きもあり、相手のマークを混乱させることに成功。前半の試合の出来はあっぱれの内容だった。

ルイス・エンリケの試合中の選手交代がはっきりといていて、選手達も迷いなく試合に入り込めた。マテュー、アドリアーノ、ペドロの投入の意図は明確であり、失点せずに勝利することが出来た。

選手評価

()内は、1~5段階評価で3が普通、5で最高、★はマンオブザマッチ

GKシュテーゲン(4)

失点のシーンはどうすることも出来なかったし、それ以外の足元のプレーや、セービングは安定していた。キックでのフィードやスローイングは、バルサの攻撃のオプションとして考えれそうだ。

DFアウベス(3)

選手個人としては試合に上手く入り、良く仕事をこなした。対峙する相手がシルバだったりと心配な部分はあったが、特に不安なく試合を見れた。出来は普通といった感じ。

DFピケ(4)

最後のディフェンダーとしてシュートブロックやスライディングでチームのピンチを何回も救った。ポジショニングから相手の危険な所へのパスをカットしまくり、守備の中心選手としての仕事をしっかりこなした。

DFマスチェラーノ(4)

時より危ない突っ込みはあるもののピケとのバランスが良く、アグエロやジェコ相手でもある程度封じられた。途中からは中盤に入り、相手の攻撃を完全に分離させることにも成功。ほとんど文句なし。

DFアルバ(4)

前半の攻撃参加は見事であり、ネイマールを上手くサポートしながらつなぎでもチームに貢献した。守備でも最後の所で体を張り、フィジカルの弱さを感じさせなかった。カバーリングの広さもチームの守備を助けた。

MFブスケッツ(4)

前半は特に、変化する壁のようにパスを360度散らした。視野の広さとテクニックは見事であり、中盤でボールが落ち着いた大きな要因であった。守備でもシルバを自由にさせずに、中盤での守備が機能していた。

MFラキティッチ(4)

前半は特にシルバのマークをしっかり付き、ボールを触れさせないことに成功させた。その分シティの攻撃が流れに乗れなかった。運動量とセカンドボールの拾いとつなぎで、しっかりチームに貢献。前半37分のヒールでのトラップに良い意味で驚かされた。

MFイニエスタ(5)★

久しぶりにこの選手のポテンシャルが試合の流れを左右することになった。中盤でのキープ力、パス回し、ドリブルは相手とのレベルの違いを見せつけてくれた。圧倒的な存在力で試合をコントロールしてくれた。守備でも相手のパスをカットするナイスなポジショニングが目立った。

FWメッシー(4)

1対1ならこの選手はアンストッパブルぶりをアピール。止めれない状態のメッシーは右での攻撃を引っ張った。この試合では左のイニエスタとバランスが良かった。この日はシュートが当たっていなかったが、それでも大きな違いを作ったのでカジノ問題など無視無視無視( ̄▽ ̄)

FWスアレス(5)

スアレスが出た試合の中で一番欲しい時にゴールが生まれた。しかも2得点とやっぱりプレミアとのピッチの相性が良いのかも。完全に仕事をし、ハードワークでもチームに貢献。

FWネイマール(3)

1月のネイマールの無双状態ではないが、それでも違いを作った。サパレタとの1対1で大変だったが、パスや飛び出しでは攻撃に大きく貢献した。コンディションがこのまま落ちて、3月終わりぐらいからまた上がってきたらいいのだが( `ー´)ノ

DFマテュー(3)

フィジカルと高さをかわれての投入にしっかり答えた。出場の大半は相手が10人だったので大きな仕事はなかったが、守備固めでのラキティッチとの交代は試合を終わらす1つのパターンになるかも。

DFアドリアーノ(3)

問題なく試合をこなした。可もなく不可もなかった。それでも見ててまだ恐い部分があるので、少しでも払拭してくれれば嬉しい。

FWペドロ(3)

相手が失点をしないモードに入っていたのでカウンターでは活きなかったが、飛び出しや機敏な動きで前線を活性化させた。

最後のまとめ

結果的にはアウェイで2対1という勝利に満足するべきだろう。3点目が取れるだけのチャンスがあっただけに少し悔しい気はするが。

チャンピオンズのセカンドレグ自体は3週間後と期間が空くので、チームの勢いや状態が変化するので、その間も勝利してこの良い流れと良いサッカーを継続しておきたい。

その為にも週末のグラナダ戦のアウェイでの試合に勝利することが重要になる。夜中の12時と試合を見るには少し楽な時間帯なので、バルサファンでしっかり応援して勝利あるのみ( `ー´)ノ

 
 

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