リーガ第21節 2/1 バルセロナVSビジャレアル 試合結果
■ 目次
選手
バルセロナ 監督ルイス・エンリケ
スタメン
GKブラボ
DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ
MFブスケッツ、ラフィーニャ、イニエスタ
FWメッシー、スアレス、ネイマール
リザーブメンバー
シュテーゲン、マテュー、アドリアーノ、シャビ、ラキティッチ、セルジ・ロベルト、ペドロ
選手交代
70分ブスケッツ→マテュー、78分スアレス→ペドロ、87分ラキティッチ→ラフィーニャ
欠場者
ベルマーレン(怪我)、ドウグラス(怪我)、マシップ(判断)、モントーヤ(判断)、バルトラ(判断)
ビジャレアル 監督マルセリーノ・ガルシア
GKアセンホ
DFマリオ、ムサッキオ、ビクトル・ルイス、コスタ
MFジョナタン、ピナ、ブルーノ、チェリシェブ
FWジオバーニ、ビエット
ファン、ドラード、ルカヴィナ、トリゲロス、ゴメス、ウチェ、モレーノ
76分ピナ→トリゲロス、84分ジョナタン→ゴメス、88分ジオバーニ→ウチェ
試合詳細
バルセロナはほぼベストメンバーのスタメン。ラキティッチの所にラフィーニャが唯一の変更点。
前半、骨を折る試合展開だが最後はゲームを振り出しに
ビジャレアルは予想通りの4-4-2だが、守備時に思った以上に中盤の4枚の選手の間隔を狭めてきた。バックラインは決して高くないが、前線の選手との距離は20~25mぐらいの間隔で、とてもコンパクトな守備をしてきた。
守備の形はアトレティコのように横のスライドを頻繁にし、同サイドに多くの人数をかけてきた。最近のバルセロナのサイドを中心とした攻撃にも対応している守備に見えた。
ビジャレアルの攻撃はサイドに入ったチェリシェブの足の速いカウンターが主で、後は前線の選手を起点としたサイドからの低くて速いクロスであった。特に左サイドが中心。正直、攻撃にはそこまで迫力は感じられなかった。
対してバルセロナは4-3-3なのだが、1月の時のような調子の良いテンションとコンディションではなかった。チームの迫力としてはバルセロナもそこまでなかった。チームとしては70%ぐらいな感じ。
ビジャレアルのコンパクトな守備を崩す為にパスを回すバルセロナだが、ビジャレアルの守備を完全に崩す機会は少なかった。
しかし、何回か中盤と最終ラインの間でボールを受けることも出来ており、点が入るのは時間の問題かなと楽に見ることも出来ていた。ボール支配率(約70%対30%)からも主導権を相手に取られないことは明白だった。
その通り7分、12分、20分にはスアレスの惜しいシュートシーンがあった。(スアレスはそろそろ決めないとファンから・・・( ̄▽ ̄))
ビジャレアルの攻撃はゴール前まで来てもチャンスになることはなく、安心して見ていたがそれは一つのプレーで変化する。
30分に、ビジャレアルのこぼれ球のシュートはゴールには向かわずゴール前に放たれた。それに反応したチェリシェブが足を出して触れると、ブラボの逆を取りながらゴールの隅に入ってしまった。
完璧に崩されたわけではないがビハインドになったバルサは、そこから怒涛の攻撃をするかと思われたが、チームの状況は失点前と何も変化はなかった。
そのまま前半は終了して嫌な流れで終わると思われたが、最後の最後に追いつくことに成功する。
45分に、ペナルティーエリア内に侵入したラフィーニャにパスが通ると、ラフィーニャは迷わずシュートにいった。シュートはキーパーに弾かれてしまったが、そのこぼれ球をネイマールが押し込んで同点。
良い流れとは言えないまでも振り出しに戻したことで、後半への期待感は少し大きくなった。
後半、5分間の点の取り合いからの労力での勝利!
後半になっても試合の展開に特に変化はなかったが、また一つのプレーで相手にリードを許してしまう。
51分に、何でもないボールをピケがトラップミス。そのボールをジオバーニにかっさらわれてゴール前まで侵入を簡単に許す。そして後ろから走ってきたビエットにパスを出し、ビエットがしっかりゴールに蹴りこんだ。
2回もビジャレアルにリードを許す嫌な空気がカンプノウに流れたが、それは2分後にかき消される。
53分に、スアレスの華麗なターンからの折り返しをメッシーがヘディングシュートする。ゴールのカバーに入ったディフェンダーに当たり、跳ね返ったボールをラフィーニャがゴールに叩きこんだ。
同点ゴールが早い時間帯に取れたことにより、カンプノウはこの試合一番の盛り上がりを見せた。そして、その応援と共に逆転にも成功する。
55分に、アルバの横パスを受けたスアレスがさらに横に入ってきたメッシーにパスを出す。それを右足でコントロールし、右足で放たれたシュートは綺麗にゴールに吸い込まれた。(完璧なコントロールシュートを右足で打てるメッシーはやっぱり悪魔のような存在( `ー´)ノ)
その後は得点が必要になったビジャレアルが、前線からのプレッシャーを懸命にかけてきた。そのせいで何回もゴール前に侵入を許したがしっかりと守り、そのプレスを上手くいなしながら時間を進めるバルセロナ。
試合は少しオープンな展開になったが、集中した守備でビジャレアルにチャンスを作らせなかった。簡単な試合ではなかったが、そのまま試合終了の笛を聞くことに成功した。
スコアも試合内容もギリギリでの勝利だったが、首位のレアルに離されない為の勝ち点3をしっかり獲得出来た試合となった。
試合結果
バルセロナ3VSビジャレアル2
得点者
30分チェリシェブ(ビ)
45分ネイマール
51分ビエット(ビ)
53分ラフィーニャ
55分メッシー