リーガ第36節 5/9 バルセロナVSレアル・ソシエダ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、バルトラ、アドリアーノ

MFマスチェラーノ、ラフィーニャ、シャビ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

シュテーゲン、ベルマーレン、アルバ、ブスケッツ、セルジ・ロベルト、イニエスタ、ペドロ

選手交代

61分バルトラ→ブスケッツ、73分シャビ→イニエスタ、81分ラフィーニャ→ペドロ

欠場者

マテュー(怪我)、マシップ(判断)、モントーヤ(判断)、ドウグラス(判断)、ラキティッチ(判断)

 

レアル・ソシエダ  監督デヴィッド・モイーズ

GKルジ

DFカルロス・マルティネス、ミケル・ゴンサレス、イニゴ・マルティネス、デ・ラ・ベージャ

MFシャビ・プリエト、マルケル、パルド、グラネロ、カナーレス

FWベラ

スビカライ、ユーリ、サルドゥア、エルストンド、ゴンサロ・カストロ、フィンボガソン、アギレチェ

73分カナレス→ゴンサロ・カストロ、76分ベラ→フィンボガソン、92分グラネロ→エルストンド

試合詳細

残り3試合という大事な場面だが、ルイス・エンリケは数人にローテーションを採用。ブスケッツ、イニエスタ、アルバがスタメンを外れた。中盤のアンカーにはマスチェラーノが入った。このスタメンを予想できたバルサファンはほとんどいないだろう。

前半、崩せないソシエダの守備

ソシエダは4-4-1-1のシステムで、チーム全員で守備をしてきた。最終ラインは高めで、コンパクトな守備であった。前線にベラとカナーレスを残し、2トップ気味でもあった。

対するバルサはいつも通りの4-3-3であるが、試合立ち上がりはソシエダのペースに少しハマる。

試合開始5分までは、ソシエダにサイドを起点に押し込まれる展開になった。この試合を通して前線の2人のうち1人がサイドに流れて攻撃の起点を作り、タメを作ることを意識的に攻撃してきた。特にスピードに難があるピケのサイドを重点的に攻撃。

しかし、そんな時間を過ごしてからは徐々にバルサペースになっていく。少しずつソシエダを押し込みながら、しっかりチャンスも作っていく。

7分に、アウベスのクロスをメッシが、ソシエダGKルジの頭を越そうとするヘッドを放つが、ルジの手に弾かれた。12分には、メッシとのワンツーで抜け出したネイマールがシュート、ルジの足に阻まれる。

前半20分ぐらいまではバルセロナは、アウベスの右サイドからの攻撃が目立ち、左を起点にパスを回し、アウベスがサイドバックの裏やワイドの位置でロングボールやサイドチェンジを受けることが多い攻撃パターンを見せた。

前半中盤には、バルセロナはソシエダにまたボールを前線に運ばれ数回のシュートを喰らうも、ディフェンスのブロックで失点を防いだ。

前半25分過ぎからはバルサのプレスも効果的であり、ソシエダをほぼ自陣に押し込むこと成功する。ここから数回のチャンスを作るが、ルジのファインセーブもあり、得点を奪えない展開になる。

28分に、メッシの中央へのパスのこぼれ球に、ピケがシュートを放つがここも前に飛び出したルジに阻まれる。リフレクトボールをピケがオーバーヘッドするも枠外に飛んでしまう。33分には、メッシのクロスをファーサイドのスアレスが折り返すも、誰も触れずボールはゴール横を通過する。

39分にはシャビのフリーキックからネイマールがファーで折り返し、ラフィーニャの強烈なボレーシュートはディフェンスのブロックにあう。44分には、アウベスのミドルシュートがゴール横を通る。

前半は何回もチャンスを作りながらも、ルジの活躍と完全に試合を支配できていないせいか得点を奪えず、0対0の得点を奪えないまま終了する。

後半、ルジの守るゴールを打ち破り、最後はペドロのゴラッソ

得点の欲しいバルセロナは、後半開始からソシエダゴールに襲い掛かる。

46分に、シャビのコーナーをバルトラがヘッドするが、ルジの好セーブで防がれる。49分には、シャビのループパスにスアレスが抜け出すも、シュートブロックにあってしまう。

後半もチャンスを作り得点を奪えないでいたが、やっとルジの守るゴールを打ち破ることに成功する。

50分に、メッシのクロスをディフェンダーがクリアしようとして後ろに逸れたボールを、一番の大外でネイマールがヘッドでゴールに押し込んだ。

これで試合をコントロールしながら得点を奪いたいバルセロナだったが、ここからソシエダに少しの時間自陣に押し込まれる。危ないシーンこそないが、もう少し試合を落ち着かしたいルイス・エンリケは1つの決断をする。

61分に、バルトラに代えてブスケッツを投入して、試合を落ち着かせようとした。その効果は65分過ぎから効き始める。73分にはイニエスタも投入し、さらに試合を落ち着かせようとした。

80分を過ぎるころにはソシエダにも疲れが見え始め、ソシエダの攻撃にも陰りが見え始めた。カウンターで主に得点を狙っていたバルセロナは、やっとここで待望の追加点を奪う。

84分にメッシのクロスのリフレクトを、途中交代で入っていたペドロがオーバーヘッドシュート。ルジの手をかすめてゴールに突き刺さった。ディフェンスが安定していたことにより1点差でもハラハラする場面は少なかったが、最後はゴールの欲しかったペドロにゴラッソが決まり、ここで試合の勝敗は実質的に終了。

残り時間は前線の3人が得点を狙うが、得点を奪えないまま試合終了のホイッスルの笛が鳴った。

残り3試合のうちの1つを消化し、残り2試合。次のアトレティコ戦が実質的にリーガのタイトルの獲得を決めそうだ。バルセロナの今シーズンの公式戦も、残り多くても5試合となった。

試合結果

バルセロナ2VSレアル・ソシエダ0

得点者

50分ネイマール

84分ペドロ

 
 

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