親善試合 8/2 バルセロナVSフィオレンティーナ 試合結果

試合結果

バルセロナ1VSフィオレンティーナ2

得点者

4分ベルナルデスキ(フ)

11分ベルナルデスキ(フ)

16分スアレス

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン  4-1-2-3

GKシュテーゲン

DFセルジ・ロベルト、ピケ、ベルマーレン、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWラフィーニャ、スアレス、ペドロ

リザーブメンバー

マシップ、バルトラ、サンペル、グンバウ、サンドロ、ムニル、ハリロビッチ

選手交代

46分イニエスタ→ムニル、63分ラキティッチ→バルトラ、63分スアレス→サンドロ、77分シュテーゲン→マシップ、77分ラフィーニャ→グンバウ

欠場者

ドウグラスとアドリアーノ(怪我)、マテュー(体調不良)、ブラボ(合流前)、アルダとビダル(制裁中)、メッシとマスチェラーノとアウベスとネイマール(召集外)

 

フィオレンティーナ  監督パウロ・ソウザ

4-2-3-1

GKタタルシャヌ

DFトモヴィッチ、ゴンサーロ・ロドリゲス、ロンカリア、パスクアル

MFボルハ・バレーロ、バデリ、ホアキン、イリチッチ、ベルナルデスキ

FWババカル

マリオ・スアレス、マルコス・アロンソ、パカドゥル、レビッチ、ジュゼッペ・ロッシ、???

46分バデリ→マリオ・スアレス、46分ババカル→ジュゼッペ・ロッシ、63分ホアキン→マルコス・アロンソ、63分???、74分パスクアル→パカドゥル、74分イリチッチ→レビッチ

試合詳細

バルセロナのスタメンは予想通りの現ベストメンバーの布陣。テスト段階も終え、そろそろ本番モードへの切り替えといった所がチームの中で芽生え始めているかもしれない。

前半、2失点後からバルセロナペースに

試合序盤はお互い慎重なスタートを切った。後方でパスを回すバルセロナ、しっかり守備組織を構成して待ち構えるフィオレンティーナの形で試合は進んでゆく。しかし、穏やかな試合の流れをフィオレンティーナは初めての攻撃で先制する。

4分に、ボルハ・バレーロの個人技からのクロスにベルナルデスキがヘッド。シュートはファーサイドに飛び、シュテーゲンが手を伸ばして反応するが届かなかった。これでフィオレンティーナが先制。ここ3試合連続で序盤の失点は気になる部分<(`^´)>

6分にはバルセロナ、パスが来たラキティッチがスルーして飛び出し、ピケのポストプレーで裏に抜け出すが、ボールが足元に入り過ぎてシュートはGK真正面のコロコロに。

先制点を取られた後はフィオレンティーナの攻撃を、バルセロナは中盤の位置で防げないでいた。囲い込んでもドリブルでかわされ、速くサイドを変更してブスケツの横のスペースを使うフィオレンティーナペースになり始めていた。そして、立て続けにバルセロナは失点してしまう。

11分に、サイドを速くかえられてホアキンとアルバが1対1に、ずるずる下がり最後はマイナスのクロス。ベルナルデスキがインサイドでコースを狙ったシュートは、シュテーゲンの正位置に戻ろうとした体重移動の逆を取られ、ゴールに吸い込まれた。

バルセロナはそこまで何回も自陣深く攻められているわけではなかったが、序盤の2失点にショックを受けずに戦い方を継続させる。対するフィオレンティーナは2点のリードで気持ち守備的になってしまったか、ここからはバルセロナが押し込むハーフコートマッチで試合は進んでゆく。

16分に、アルバからのパスをダイレクトでラキティッチがスアレスの裏へ。反応していたスアレスは体でディフェンスをブロックし、倒れ込みながらシュートを放ったボールはゴールの中に入った。バルセロナがこれで1点取り返して1対2のスコアに。

その後も攻め続けるバルセロナは、何度もチャンスを迎える。守備でもプレスが効き始め、中盤の位置で奪えるようになる。ディフェンスラインもプレスがかかっていることで狙い所が絞りやすく、パスカットするシーンが徐々に増えてくる。

18分にはセルジ・ロベルトのクロスにファーでペドロがフリーになるが、力んだシュートはゴールの枠を捉えなかった。ペドロは21分にもシュートを放つが、相手GKのタタルシャヌに防がれてしまう。

25分には、セルジ・ロベルトのクロスを後方から走り込んだアルバがダイビングヘッドするが、触るのが精いっぱいでコントロールできなかった。

26分にも、ペドロの個人技でドリブルから中にカットインして3人を振り切りシュートを放つが、ミートせずシュートはコロコロに。

39分にも、高い位置で奪ったボールがペドロからスアレスに。斜め後ろから来たボールをダイレクトで右足で放つ難しいシュートは、ミートしなかった。

前半2失点するまでのバルセロナは決して良くはないが、それ以降のバルセロナのリアクションはとても良いものであった。焦ることなく戦え、それで相手を自陣に押し込み、チャンスを何度も演出。試合開始から45分間、このプレーを続けれたらなと感じるスコアと前半の戦いであった。

後半、疲れも含め親善試合らしく間延び感ある後半に

後半頭からの交代はバルセロナが1枚、フィオレンティーナの2枚。バルセロナは足にダメージを受けたイニエスタに代えてムニルを投入。フィオレンティーナはジュゼッペ・ロッシとマリオ・スアレスを投入した。

後半は前半のようにハーフコートマッチではなく、試合序盤のようにハーフライン付近での攻防が目立つ試合で始まった。その中でお互いにチャンスを掴む試合になる。

55分に、セルジ・ロベルトのクロスをニアでムニルがダイビングヘッド。GK真正面に飛び、セーブされてしまう。

58分にはフィオレンティーナ、クロスボールをファーサイドでロッシがフリーに。中途半端に左足のアウトサイドで放ったシュートはミートしなかった。

62分に、ピケのパスからスアレスが完全に裏に抜け出す。トラップが少し悪くコースは厳しいが強烈なシュートはタタルシャヌに弾かれる。そのこぼれ球にペドロが詰めるが、カバーに入ったディフェンスのスライディングのブロックでゴールならず。

その直後の63分にバルセロナは2枚替え。バルトラとサンドロを投入し、ラキティッチとスアレスを下げた。右SBにバルトラが入り、中盤にはセルジ・ロベルトが位置を上げて入った。前線は左にペドロが固定で、サンドロとムニルは中央と左をが流れの中で入れ替えながら戦った。

70分には、ムニルが左サイドからクロスと見せかけて目の覚めるような強烈なシュートを放つが、GKに弾かれてしまう。

この時間の少し前ぐらいから選手の疲れが見え始め、ライン間は少し間延び気味であった。互いにちょっとしたチャンスを迎えるものの決定機はなく、プレー精度も下がっていた中での試合は親善試合らしい展開であった。

そのままスコアは動かず試合は終了した。イニエスタの怪我の状態が気になる感じで試合は終了し、バルサはプレシーズンと言えど、3連敗と4試合連続失点をしたという少し悪いイメージを残した試合結果になった。

 
 

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