親善試合 7/29 バルセロナVSチェルシー 試合前の注目ポイント
親善試合(日本時間7/29水曜日の9時キックオフ)で、チェルシー(フェデックス・フィールド)と対戦する。
・チェルシー
バルサファンの多くの人に好かれていないであろうジョゼ・モウリーニョ監督が指揮しているチームである。昨季はリーグを含む2冠を獲得し、プレミアリーグの中で1番強いチームと言える。
守備をベースにカウンターを得意とするチームである。トップにはジエゴ・コスタがおり、その後ろの3人が強烈なチームである。中でもアザールは特別な存在で、止めるのは難しい選手である。
プレシーズンは今月の17日にスタートしたようで、まだ10日足らずしか経過していない。バルサよりも数日遅くスタートし、コンディション面ではバルサの方が有利の可能性がある。
選手自体は全員参加しているようだが、コンディション不足で長くても60分ぐらいまでのプレーが限界の選手が多いはずである。
・バルセロナ
この試合もコンディションアップのための要素は大きい試合である。スタメンの選手の多くは、70分近くまでプレーすることになるだろう。
プレミアリーグは開幕時期が早いので、プレシーズンもバルサより早いと思っていたが、チェルシーは例外に遅かった。コンディション面でバルサが勝っている可能性が高く、この試合は勝利という結果にも少しこだわりを見せてほしいものである。
若手選手の活躍にも期待したいが、最終テストの要素が大きい試合になりそうである。次のイタリア遠征のフィオレンティーナ戦では、よりトップチーム選手主体の出場は間違いないだろう。このチェルシー戦は敵のチーム力も含めて、プレシーズン最後の最大のテストなのは間違いない。頑張れ<(`^´)>
この試合の注目ポイントは、攻撃では崩し、守備ではプレスと囲い込みである。攻撃ではサイドチェンジを含め、スペースを見つけては飛び出してチャンスを演出してほしい。個人技では難しそうなので、走力と動き出しが重要になるのは間違いない。
守備ではカウンターを得意とするチーム相手に、どれだけプレスをかけられるかが注目である。ユナイテッド戦では前線のマークが完璧とは言えなかったが、中盤ではそこそこのプレスを見せた。この試合では、チェルシーのカウンターを発動させない速いプレスと囲い込みに注目である。
バルセロナはユナイテッド戦と同じように、ある程度の仮想スタメンで試合を迎えることになるだろう。前回の試合の出場時間を考慮した予想スタメンは、
GKシュテーゲン
DFドウグラス、ピケ、マテュー、アルバ
MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ
FWラフィーニャ、スアレス、ペドロ
欠場想定選手
ブラボとアウベスとマスチェラーノとネイマールとメッシ(合流前)、ビダルとアルダ(制裁中)
バルセロナの注目選手
DFドウグラス
最大のテストの試合になるだろう。対峙するのは恐らくアザールとなり、この試合の出来次第で公式戦の試合の出場時間が決まるとみて間違いない。セルジ・ロベルトの右SBは面白そうだが中盤から前に人材は取っておきたいし、ここらへんで思い切ったドウグラスの活躍に期待したい。
FWスアレス
今シーズンはプレシーズン開始から参加し、コンディションが良さそうに見える。バルセロナの初の公式戦になるヨーロッパ・スーパーカップを含めて、序盤では頼りにしたい南米トリデンテの一角である。ある程度1人でも得点を決めてくれれば、前線に怪我人が出ても安心なのだが( `ー´)ノ
チェルシーの注目選手
MFマティッチ
プレーは見たことないので知らないが、相当やる選手という情報が。昨季のチェルシーの隠れMVP級の活躍をしたのだろう。プレーを見たことがない人は、セスクやウィリアムズよりもこの選手に注目して見てみるのも面白い気がする。ブスケツのような中盤のアンカーの選手らしいとか、なんやかんやとか( ̄▽ ̄)
MFアザール
チェルシーと言えば、やはりこの名前無くして語れないだろう。アザールは当たり前の注目で、ドウグラスとの対峙も見ものである。ネイマールクラスの次世代のクラック候補であり、将来的にはネイマールとバロンドールを争う状況も出てくるかもしれない。細かいドリブルでもスピードが落ちないのがすごい所で、1人で止めるのは難しいチェルシーのエースである。
親善試合だがあの男のチームの試合ということで、応援の闘志が燃え上がっているバルサファンもいるだろう。結果はもちろん勝ちたいが、内容の悪いゲームをして勝つぐらいなら、内容の良い試合をして負けた方が良い時期であるのはお忘れなく。それでも内容良く勝利するバルセロナが見たいというのが本音だがヽ(^o^)丿
試合開始時間が微妙な時間なので、仕事や学校から帰ってきた夕方ぐらいにしか見れない人が多いと思うので、結果は見ないように努力して試合を見よう( `ー´)ノ