《質問》今季は相手のカウンター返しに警戒する必要がある!?

コメント欄に質問があったので回答しておきます。

《疑問》プレスは弱めで数的有利を意識して守備はすべし!?

に対して「レト」さんより

「バルサは自陣での守備は伝統的に不得手ですからね。そこはハインケス・バイエルンや13-14シーズンのレアルに比べて万能とは言い難いでしょう。ただ、昨シーズンはバイエルンと比べてもカウンターが失点に繋がることが少なく、逆にカウンターの恩恵で逆転されることもほとんどなくなりました。ちょっとその成功体験に影響されてるところはあります。今季は相手のカウンター返しも警戒することになるでしょうか。」

見解・回答

カウンター返しですか、あまり考えた事なかったですが特に心配はいらないように感じます。バルサのカウンターは強力で、基本的なチームなら主にFWを除いた8人はダッシュで下がろうとすると思います。前線の2人だけなら最終ラインが綺麗に揃っていれば、特に問題ないでしょう。

また、バルサの最終ラインの押し上げるスピードは速く、対戦相手のFWが戻り切れずにオフサイドの位置にいる場合も珍しくないように感じます。最終ラインを押し上げていることで、セカンドボールもバルサの中盤が拾う機会が多くなったり、ボールを相手に拾われてもプレッシャーをかける距離が短くなるので、カウンター返しで一発でピンチになるシーンは少ないと思います。

唯一心配な部分を挙げると、2列目からの飛び出しは考えられます。攻撃しようとラインを上げている最中の攻守の切り替えでの相手の速攻なら、マークが付ききれていない可能性が高いです。エンリケバルサの守備は中央への意識が高く、中央を絞ろうとした場合に大外からの飛び出しには、対応が遅れる可能性が考えられます。一発でのピンチというより、ゴール前へのラストパスを送られる段階で、最後はゴール前の中央で守れれば良いのですが、危ないシーンになるのは間違いないでしょう。

また、オフサイドアピールでディフェンスの足が止まって、2列目からの飛び出しで笛が鳴らないことも怖い一面であります。特にリーガ勢(主にスペイン人)は審判へのアピールに夢中になる傾向が強く、足が止まる傾向が強いですね。プレシーズンでもユナイテッド戦で50分に、デパイの2列目からの飛び出しに反応が遅れたシーンがありました。

速いグラウンダーのダイレクトパスの連続や、速いテンポのワンツーのカウンター返しに関しては危ないシーンになるかもしれませんが、中央での守備の対応がギリギリ間に合うと思います。ここまで相手もハイレベルなチームだと普通のカウンターでやられているとは思いますが( `ー´)ノ

上記にも書きましたが結論としてはカウンター返しには、特に恐れる必要はないと思います。普通のカウンターの方が恐いぐらいであり、普通のカウンター対策が出来ている守備をしていれば、特に問題はないと思います。要は普通のカウンター対策が出来ていれば、そこまでの先読みの警戒は必要ないでしょう。

 
 

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