エンリケバルサ3年目、心配されるマンネリ化は!?選手采配編①

バルセロナは着実に補強を進め、若手選手中心に選手を獲得してきた。バルサファンは今夏のマーケットのバルサの動きに、結構満足しているように思います。しかし、スタメンを脅かす選手を補強できていないというのも事実。

今回は「エンリケバルサ3年目でチームのマンネリ化は?選手采配編」というテーマです。戦い方などについてはプレシーズンの試合を見てからまた書きたいと思います。

エンリケバルサ3年目だが1年目から鉄板メンバーに変更なし!?

ルイス・エンリケは2年前にバルセロナの監督の座に就いた。そこからチーム状態は良い時も悪い時もあったのだが、この2年間は比較的安定して強さを維持して戦えていた。

それもなんだかんだいって大事な試合では鉄板メンバーと言える11人が揃ってスタメンを張り、多くの試合を勝利してきたからであった。エンリケバルサの1シーズン目、そして昨季の2シーズン目もバルセロナの鉄板メンバーと言えば思い出されるのはこの11人である。

GKブラボ

DFアウベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシ、スアレス、ネイマール

GKはリーグ戦とカップ戦でスタメン選手は変われど、フィールドプレーヤーの10人は大事な試合やビッグマッチではこのメンバーで固定されていた。

昨夏は補強禁止処分で思ったように補強できなかったりした部分もあったので、1シーズン目の選手をベースに2シーズン目を戦うということもあって、ある程度同じメンバーで戦うのも仕方なかったのかもしれない。

そして今夏に入って若手選手を中心に、補強が必要なポジションに的確に補強しているのだが、補強選手や昨季のベンチメンバーが鉄板メンバーを蹴落としてスタメンを奪うとは誰も思っていないだろう。今シーズンの鉄板メンバーと考えれるのがこの11人である。

GKシュテーゲン

DFセルジ・ロベルト、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシ、スアレス、ネイマール

GKの序列が変わると予想されるが、元々ブラボとシュテーゲンなら安定感に差はあれどもそこまでチーム力が落ちることもないので戦力的には現状維持と言ったとこか。

そして唯一の変更点は右SBにセルジ・ロベルトが入っていることだが、これもアウベスがチームを離れたことによる穴埋めでのスタメンであり、もしアウベスが残っていたらフィールドプレーヤーの鉄板メンバーの10人は全く変更なしだったのかもしれない。

そもそも鉄板メンバーからスタメンを奪える選手が存在するのか!?

バルサファンの中には今シーズンも大きくスタメンが変わらないことでチームにマンネリ化が起きてしまい、勝てなくなることを恐れている人はいるだろう。もしかしたら今夏の補強ではもっとビッグネームを獲得すべきだったと考えている人もいるかもしれません。

しかしふと考えると他のクラブから補強した選手がバルセロナで、現スタメン選手からすぐにスタメンの座を奪える選手がどれだけいるか。具体的な名前を出すと他のクラブのファンから怒られるかもしれないので出さないが、個人的に今のバルセロナのメンツからスタメンを勝ち取れる選手は10人いるかいないかぐらいだと思います。そしてその選手が市場に出回っているかというとほとんど皆無な話で、所属クラブで主力選手だったり高額すぎてバルセロナが獲得できない選手となっている。

自分がバルセロナというチームを過信している感は否めませんが、選手の個人の力やそのまとまった時の力でバルセロナを超すチームはいないと思います。だからこそバルセロナが力を出し切れば全てのチームに勝利出来るので、バルセロナは優勝候補にもなるし、現に多くの試合に勝ってタイトルをたくさん獲得してきたというのも事実。

今シーズンも確かにバルサはほぼ同じスタメンだが、ある意味最強メンバーが揃っている状況なので簡単にスタメンの変更が行われないと思っています。チームのマンネリ化の解消は選手の入れ替えよりも、コーチ陣のルイス・エンリケ監督やテクニカルスタッフにかかっているだろう。

人間誰しもが調子に乗るし勝ち続ければ勝利への欲がなくなったり気が緩んだりするもの、それでもバルセロナの選手達は勝ち続けているがまだまだ勝利への欲を失わずに戦い続けているのは素晴らしい集団に感じる。

それでも少しの気の緩みで立場が逆転されるぐらいライバルチームとの差はないのも事実。その為には選手達にはっぱをかけ続けて努力させ、戦わさせることが重要になる。選手達自身も分かっているけれども完璧にこなせないのも人間なので、その時に周りにいる監督やテクニカルスタッフの指示や言葉は大きな意味を持つことになる。

スタメン選手の大きな入れ替えは今シーズンのエンリケバルサにはないが、それでもマンネリ化を発生させずに勝ち続ける為にはルイス・エンリケ監督の采配が重要になってくるに違いない。

あまりにも記事が長くなり過ぎるので、次の記事でルイス・エンリケの選手采配でしなければいけないことを書きたいと思います。

 
 

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