CLベスト8 1st 4/15 パリ(PSG)VSバルセロナ 試合結果

選手

バルセロナ  監督ルイス・エンリケ

スタメン

GKシュテーゲン

DFモントーヤ、ピケ、マスチェラーノ、アルバ

MFブスケッツ、ラキティッチ、イニエスタ

FWメッシー、スアレス、ネイマール

リザーブメンバー

ブラボ、マテュー、バルトラ、アドリアーノ、シャビ、ラフィーニャ、ペドロ

選手交代

52分イニエスタ→シャビ、73分ラキティッチ→マテュー、79分モントーヤ→アドリアーノ

欠場者

アウベス(累積)、ベルマーレン(怪我)、マシップ(判断)、ドウグラス(判断)、セルジ・ロベルト(判断)

 

パリ・サンジェルマン  監督ローラン・ブラン

GKシリグ

DFファン・デル・ヴィール、チアゴ・シウバ、マルキーニョス、マクスウェル

MFカバイェ、ラビオ、マテュィディ

FWラベッシ、カバーニ、パストーレ

ドゥシェ、ダビド・ルイス、カマラ、キンペンベ、ディニュ、ルーカス・モウラ、バヘベック

20分チアゴ・シウバ→ダビド・ルイス、65分ラビオ→ルーカス・モウラ

試合詳細

バルサのスタメンは大体予想通り。アウベスの欠場の所にはモントーヤが入った。

前半、パリのやりたい形、カウンターで先制

パリは4-3-3のシステムで、守備時はゾーンだがマンマークに近い形の守備組織で、4-4-2のような形で守備を構成した。

対するバルサはシステムにサプライズはなく、いつもどおりの4-3-3で試合に挑んだ。

試合立ち上がりの数分は両雄共、主導権を握ろうと激しいプレスでの試合展開になった。バルサは高い位置からいつも以上にプレスを強化。パリも中盤の球際では全力で激しい体のぶつかり合いをしてきた。

パリは何人かの主力が抜けても攻撃的な姿勢は崩さず、ボールを奪ったら手数をかけずにカウンターでゴールを積極的に狙った。人数も割くその攻撃は、バルサを何度もピンチが襲う。

先にチャンスを掴んだのはパリだった。7分に、マクスウェルのクロスに3人が中に侵入。パストーレに完璧に合うもののシュートは当たらず難を逃れる。

対するバルサも13分にはスアレスの中央へのパスを受けたメッシが、ポストに当たる惜しいシュートがあった。

10分手前からボールの主導権を握っていたバルセロナは、慎重にパスを回しながら攻撃の機会を伺った。対するパリもカウンターでの得点狙いで試合は進んでいく。

しかし、パリの狙っているカウンターでバルサが先制点を奪うことに成功する。18分に、ブスケッツが奪い返したボールを中央のメッシにパス。メッシが前に突っかけて守備陣形が揃わずにがら空きのネイマールへパス。パリのGKシリグと1対1になったネイマールは、落ち着いてファーサイドに流し込んでバルセロナが先制。

狙いでもあるカウンターで先制されたパリに、さらに不幸が起きる。その直後チアゴ・シウバが負傷交代する羽目になった。怪我から回復したばかりのダビド・ルイスを投入。

先制してもボールを支配するバルセロナは、変な形のボールの失い方を嫌って慎重にパスを回す。パリの守備が良い事もあってチャンスは簡単に作れない。

前半の大きなチャンスはその後パリに1回だけという、緊迫した試合になった。27分に、バルサのコーナーからパリのカウンターが発動。最後はゴール前でカバーニがパスを受けるも、トラップが少し大きくなった所をマスチェラーノのスライディングでギリギリ失点を免れた。

パスを回し失点しないように慎重に進めるバルセロナと、中盤でパスをひっかけたいパリのにらみ合いのような形で、このまま前半は終了する。

後半、スアレスの理不尽な個人技で大きなアドバンテージ

後半も同じ試合展開で試合は進んでいくが、パリが攻撃的なアクセルを1段階上げたことで、後半立ち上がりは2度の危険なミドルシュートを喰らう。

48分にパストーレの強烈なミドルをシュテーゲンがパンチング、50分にラビオのミドルをシュテーゲンが真正面でお手本のようなキャッチ。

このラビオのミドルシュートの前でイニエスタがパストーレと交錯して腰を痛めてしまい、52分にシャビとの交代を余儀なくされた。バルサにとってはアンラッキーな部分だった。

その後は前半同様パスを回すバルサと、少し前気味に構えるパリの守備組織という構図で試合は進んでいく。互いにチャンスの無い中、突如にバルサに追加点が入る。

66分に、右に流れていたスアレスがボールを貰うと、マークにきたダビド・ルイスの股を抜いて入れ替わり、カバーに入ったマルキーニョスもかわし、右足で振りぬいたシュートはシリグの手に当たりながらゴールに入った。

この失点で1点でも得点を返したいパリは、より前のめりになった。良い形で攻めるがシュートまでいけないパリは、焦りもあってどんどん前のめりになっていく。そのパリをあざ笑うかのようにスアレスがまた個人技で得点を奪う。

78分に、マスチェラーノとのワンツーでダビド・ルイスと1対1になったスアレスは、またしてもまた抜きで入れ替わりシリグと1対1になった。右上への完璧なシュートでパリのサポーターを完全に沈黙にした。

このままバルサは3対0で勝利出来れば良かったが、アクシデントのような失点をしてしまう。

81分に、ファン・デル・ヴィールのミドルシュートにマテューが足を出してクリアしようとしたが、当たり所が悪くリフレクトしたボールは、運悪くバルサのゴールに入ってしまう。

1点返したことでパリのサポーターは息を吹き返し、ややこしい展開になるが落ち着いてバルサは試合をコントロールした。そして終了間際に大ピンチがあった。

89分に、パリはラベッシが抜け出した所をアドリアーノがギリギリでボールにタックル、そのこぼれ球にカバーニがゴール真正面でシュート。スライディングに入ったマテューに当たり、失点を免れた。

このままバルセロナが3対1のアウェーでの勝利となり、ベスト4へ大きな大きなアドバンテージを持って、セカンドレグのカンプノウの試合に挑めることに成功した。

試合結果

パリ・サンジェルマン1VSバルセロナ3

得点者

18分ネイマール

66分スアレス

78分スアレス

81分オウンゴール(パ)

 
 

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