リーガ第34節 4/28 バルセロナVSヘタフェ 試合前の注目ポイント
リーガ第34節(日本時間4/28火曜日の27時キックオフ)で、ヘタフェと対戦する。
ヘタフェは現在13位で、残り5試合で1勝ぐらいできたら残留が確実になる感じの順位である。カンプノウに、バルセロナに一泡吹かせてやろうと思って挑んでくるだろう。
ヘタフェは4-2-3-1が基本システムで、前線の4人を中心に攻撃力が結構強いチームである。ペドロ・レオンの前半戦の出場停止もあり、順位は中途半端な位置にいるが、前線の選手は対戦相手にダメージを与えれる選手が揃っている。
守備ではチーム全員で守備をし、前線に1枚残して人数をかけて守備をしてくる。ハイプレスと言うよりはラインをある程度下げて、守備組織をしっかり構築して守備してくるだろう。
ボールを奪ったらカウンターで前線の選手のスピードと飛び出しで、手数をかけずに攻撃してくるだろう。
対するバルセロナは、この試合では少しのローテーションをしてくると予想する。それを踏まえて予想スタメンは、
GKブラボ
DFアウベス、マスチェラーノ、マテュー、アドリアーノ
MFセルジ・ロベルト、ラキティッチ、シャビ
FWメッシー、スアレス、ネイマール
欠場想定選手
アルバ(累積)、マシップ(判断)、ドウグラス(判断)
ピケ、ブスケッツ、イニエスタ辺りに休養が与えられると予想。ここまで代えないかもしれないが、数人は休ませてくるだろう。長期の怪我から出場許可が下りたベルマーレンが招集されていたら、来季に向けて展開次第では使ってあげたい。
バルセロナはこの試合ではボールを保持するのには、大きく苦労することはないだろう。 ある程度ヘタフェはバルサにボールを渡してもよい守備をしてくるからである。
前線の3人には人数をかけて守備をしてくるだろうから、速いパス回しで中盤の選手が前を向いて、前線に良いパスを送りたい。サイドチェンジも重要になりそうだ。
守備ではヘタフェの攻撃はボールを奪ってからのカウンターが主になるだろうから、最近レベルが高い囲い込みとプレスで潰す必要がある。最近の出来なら特に守備で心配な部分はないと言える。
今回の試合の注目ポイントは、守備を固めるチームにどれだけ効率よく攻撃できるかである。悪いボールロストを減らし、何度もチャレンジをすることで前線の3人が打開してくれるはずだ。変に焦らないことも重要になる。
バルセロナの注目選手
MFセルジ・ロベルト(勝手にスタメン出場と予想しているが、次のコルドバ戦かこの試合かどちらかはスタメンで出場するだろう。最近のプレーはブスケッツを休ませるのに不安な要素が少ないほど、ハイレベルなプレーをしているのでそれを継続してほしい)
FWメッシ(常に頼ってしまうが、この試合でも頼りにしたい。メンバーを何人か休ませると思うが、前線の3人が出場していれば大きく心配はない。メッシがいれば勝てるという典型的な試合にしてほしい)
FWネイマール(調子の良さからゴールも決まり出したが、もっとドリブルでの崩しも期待したい。ネイマールが突進する場面が数多く見れることを願う)
ヘタフェの注目選手
MFペドロ・レオン(ヘタフェのキャプテンであり、テクニックと展開力を兼ね備えている選手。セットプレーのキックも警戒が必要)
MFディエゴ・カストロ(スピードと力強さがある選手。ウイングが基本ポジションだが、最近ではトップ下でプレーすることもある。シュートにパンチ力があるのでシュートを打たしたくない)
MFサラビア(テクニックとスピードがあり、ボールを持つと厄介な選手。裏への飛び出しも上手く、ディフェンスの背後を取らしたくない)
リーガ最終節のデポル戦までの残りのリーガでの4試合(ヘタフェ、コルドバ、ソシエダ、アトレティコ)で、少しだけローテーションを組めそうな唯一の試合になりそうだ。
この後のアウェイのコルドバ戦以降は、4試合連続でローテーション出来そうにないので、ここで少しの選手を休ませながら勝利したい試合になる。
最近は内容も良い中での勝利が続いて大きく心配はしていないが、残り数試合での首位交代を避ける為にも、気を引き締めてプレーしてほしいものだ。