《疑問》ラキティッチは技術的に上手くないですか?
コメント欄に疑問があったので回答しておきます。
CL準決勝1st 5/6 バルセロナVSバイエルン 試合評価
に対して「ソシオ」さんより
「ラキティッチって技術的にはあまり上手くないんですか?縦へのパスとかは中々のものだと思うんですけど間違ってたらすいませんm(__)m」
見解・回答
まず自分の言葉足らずで申し訳ございません<m(__)m>
一応ラキティッチへの褒め言葉として、「両チームの中盤の選手の中で1番下手」と使っているのですが、意図がしっかり伝わっていなかったようです。
ラキティッチの運動量、ファイターな部分、球際での強さ、フィジカルの強さなどを際立たせるためにこの表現を使っています。
バルセロナのテクニカルな選手が揃う中でラキティッチは、結構異質な選手であるとは感じています。近年の中盤のブスケッツ、シャビ、イニエスタと比べればテクニカルな選手ではなく、どちらかというとファイターであり、フィジカルが強く、運動量でバルセロナのスタメンの座を掴んでいると感じています。
もちろんこの要素だけではバルセロナのスタメンを張ることは出来ないです。しっかりパスを味方につなげるし、キックの精度はチームの中でもとても高いです。コーナーキックを蹴っていることからも、チームの中で完全に認められています。
スルーパス、裏へのパスも上手く、アウトサイドや左足のキックでも精度の高いボールを蹴ることが出来ます。パスの精度や種類にも大きな特徴を持っています。またシュートは強烈で、何度もチームを救うミドルシュートを見せてくれています。
ここまで長々と書いていますが、結論から言うとラキティッチはとても上手い選手です。昨シーズンにはセビージャでヨーロッパリーグを制したキャプテンと中心選手であり、普通のチームなら攻撃の中心選手になるのは間違いないです。
今回はバルサならブスケッツとイニエスタ、バイエルンならシャビ・アロンソとラームとシュバインシュタイガーとチアゴに比べれば、キープ力やパス回しで少し劣ると言う意味で、一番下手という表現を使っています。(ここは勝手な個人的見解であり、何人かのバイエルンの選手より上だろうという際どい見解は、ラキティッチの良さを強調する為に目をつむっています)
近年のバルサの中では少し異質なMFですが、チームへの貢献度としては今シーズン獲得した補強選手の中で1番を争っていると感じています。
1990年代後半から2000年代初めの暗黒時代のバルサなら、ラキティッチがいたら中盤の攻撃の中心選手になっていたのは間違いないはず( `ー´)ノ
あの頃は近年のペップバルサ以降のサッカーしか見ていないバルサファンから見たら、得点の匂いを感じることはほんの僅かなはずです。恐らく、こんなのバルサではないと感じるかもしれません( ̄▽ ̄)
少し話が逸れてしまいましたが、結論をもう一度書いておくとラキティッチはサッカー選手の中でとても上手い選手です。上手い選手達が揃うバルサの選手の中では、少し劣ると言う意味しかありません。
ラキティッチは流石にティキ・タカには向いてない選手ですよね。
シーズン前半も徐々に影が薄くなっていましたし。
中盤をサポート役に変更したからこそ彼のようなタイプが再び輝けたんじゃないかと。
なるほど!よく分かりました
説明ありがとうございます!!
確かに近年のバルサMFにはいないタイプですね、いい意味でバルサ変えてくれたラキティッチは素晴らしいです!