CL決勝バルサとユーベを比較① メンタル面は互角!
あと数日でチャンピオンズリーグの決勝が行われることもあり、バルサとユーベの選手の対戦相手のチームへのコメントが色々目立つようになってきた。
「ユベントスの方が楽に試合に入れる!?、リーガの守備が弱い!?、決勝は50%の勝率がお互いにある!?」など他にも様々なコメントが残されている。
今回は「バルセロナとユーベの決勝におけるメンタル面での優劣の比較」というテーマです。
■ 目次
優勝候補本命のバルセロナは不利!? 否!
現状のバルセロナとユベントスの調子と戦力を比較した時、一般的にバルセロナが有利とみられている。絶好調の南米トリデンテを筆頭に、今年に入ってからのバルセロナは絶好調で、破竹の勢いで勝ち続けている。
バルセロナは勝つのが当然と考えられているから、バルサの選手達にはプレッシャーがかかると思われている。しかし、ユベントスを甘く見ているバルサファンは少ないだろう。バルセロナの選手達も同じである。決勝の一発勝負ということもあり、勝ちを目指すが負けてしまうことは可能性として十分に考えられる対戦相手である。
そして、何よりバルセロナの選手達は優勝候補という立場での試合に慣れている。毎年全ての大会で優勝候補の一角として捉えられ、勝たなければいけないという状況で戦い続けている。
試合立ち上がりは緊張から数分間動きが鈍いかもしれないが、5分もすれば試合に問題なく入れるだろう。一度試合に入れば集中力が高まり、プレッシャーという点ではバルセロナは問題なくなるだろう。後は試合展開による浮き沈みがあるだけだ。
またビルバオの国王杯の決勝のように試合開始から積極的に前線からプレスをかけ、主導権を握ろうとすることも十分考えられる。多分ルイス・エンリケとバルサはこれを狙ってくるだろう。
結論を言うとバルセロナはプレッシャーを弾き飛ばし、100%の力を出せるだろう。なぜなら自分達の今の実力なら、全力を出せばほぼ勝てるという自信がある。その自信がプレッシャーを打ち消すだろう。
経験豊富なユベントスも心配なし
逆にユベントスは負けても失うものがほとんどないと考えられている。準決勝でレアルの対戦時にも劣勢を予想されたが、ユベントスはそれでも周囲の予想を跳ね返して勝ち上がってきた。
メンタル面で決して弱い部分はないチームであり、準決勝のレアル戦の時と同様に全力でバルセロナにぶつかってくるだろう。経験豊富な選手が多くいるので、ブッフォンやピルロが引っ張り、若手ものびのびプレーするだろう。
バルサと同様に国際舞台で大一番を戦ってきた選手が数多くいるので、大きく取り乱すこともないだろう。どんな状況でも守れる守備力がユベントスの自信でもあるから、失点するまではとても落ち着いてプレーできるだろう。
アウトサイダーの存在と言われているが、優勝を真剣に狙っている選手達は、その部分で楽に試合に入れることはないだろう。そこまで実力差が離れているわけではなく、自分達のサッカーをすれば勝利出来ると言う自信もあるだろう。
ユベントスの方もベテランの選手達が引っ張り、安定した立ち上がりで試合には入れるだろう。試合の入りとしては、バルセロナもユベントスもほぼ互角の立場になる。
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