若手選手のシーズンに向けた見極めは終了!?

プレシーズンもいつの間にやら2週間と少しが過ぎ、選手達のコンディションもなかなか良い状態に上がってきた感じがするバルセロナ。今日からはネイマールとアウベスもチームへの合流が予定されていたが、メッシとマスチェラーノも予定を早く切り上げて合流したようだ。これで初の公式戦であるヨーロッパ・スーパーカップにぎりぎり間に合いそうである。( ̄▽ ̄)

北米ツアーの親善試合の3試合が終わり、若手選手達のアピール合戦もある程度結果が出たように感じる。

今回は「プレシーズン参加選手の中でトップチームに生き残る選手はこいつだ」というテーマです。(勝手な主観ですので、次の日にはルイス・エンリケにBチームに返されていたらごめんなさい<m(__)m>)

合格者はサンドロ、ムニル、(ハリロビッチ)

サンドロとムニルはトップチームに帯同するのは間違いないだろう。ペドロの去就はどうなるかは分からないが、それに関係なく2人ともトップチームに帯同さして良いレベルと期待感は十分にあると感じられた。(この後の順番付けはペドロが移籍した順位)

・4番手FWサンドロ

ムニルより現段階では優先されるべき活躍を見せた。アピールに最も成功した選手である。ポストプレーもある程度出来、ゴールへの嗅覚があり、前線ならどこでも使えそうなのも良い点である。守備にも積極的に参加し、チームへの貢献度も高い。動き出しと動き直しはサッカー選手としてレベルが高く、シュートを打つ為のコースづくりも上手く、シュートもミート力が高い選手である。

・5番手FWムニル

サンドロほどではないが、アピールに成功した選手である。チェルシー戦ではチームが厳しい状況の中、チャンスになるパスや動き出しを見せ、キープ力の高さもそれなりに見せた。シュートが枠を捉えないことがまだ多いが、これからどんどん上達しそうなキックの蹴り方や上手さを感じさせる選手である。

・6番手とセントラルのサブでMFハリロビッチ

ペドロが残留すればノーチャンスだろうが、移籍した場合は前半戦の選手層の薄さをカバーする為にも、トップチーム帯同させてみても良いように感じる。試合の出場は限られたものになるだろうが、成長すれば間違いなくシルバクラスの選手になるだろう。これまでガイ・アスリンやドス・サントスなどのドリブラータイプのカンテラ選手は多くいたが、メッシを除いてはそのテクニックはピカイチなのは間違いない。まだまだ状況によるワンツーのコース取り、直線的すぎる攻撃スタイル、守備への積極性、ボールを貰うための動き、個人中心のプレースタイルなど課題は山積みだが、それを凌駕するボールテクニックがある。後3年はバルセロナで我慢して成長を見守れば、間違いなく戦力になると感じさせた。プレミアのチームへの移籍や、選手自身が試合の出場を希望してトップチームに残りそうにはないが、説得してほしい選手ではある。

来季まで修行はホセ・スアレス、サンペル、グンバウ

・GKホセ・スアレス

元々シュテーゲンが北米ツアーに参加予定がなかったので招集された感じはあったが、トップチームのGK事情を考えれば昇格する余地はほとんどないだろう。バルサBで2部昇格に貢献し、実力をもっとつけてほしい選手である。

・MFサンペル

期待しているバルサファンも多いだろうが、今シーズンもトップチームに帯同するには実力不足感が否めなかった。ボールロストも数度あり、縦パスが悪い形で奪われる回数もあった。一番の課題の守備では1対1で強さがまだ感じられず、アンカー1枚では守備面で不安が大きく残りそうだと感じさせた。バルサBで戦うか、レンタル移籍するかは不明だが、来シーズンに成長した姿を期待したい。

・MFグンバウ

昨期にいきなりトップチームデビューし、プレシーズンにも召集したのでルイス・エンリケの意外なお気に入りの選手である。頑張りはあるが、中盤の位置でのパスのさばき、守備面での未熟さが目立った。まだポジショニングも中途半端で、チェルシー戦ではスペースを何度も使われた。バルサBに戻るだろうが、さらに実力をつけて来季のプレシーズンに、また招集しても面白いと思わせる頑張りと戦う意欲は見せた。

 
 

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