《質問》クラシコでのバルサの快勝の理由と今後の改善点や補強など

質問があったので回答したいと思います。

「バルファン」さんより

「バルサが良過ぎたのか、マドリーが悪過ぎたのか?大勝に浮かれる事なく分析して今後の選手補強 戦術面を含め改善点を総括していただきたいと思います。思うにマドリーはあのメンツなら もう少し引いて世界一のロングカウンターを繰り出すか、ピボーテにカゼミーロ入れてベイル落としてイスコ入れて、とかの方が良かったかな?それでも2-1でバルサ勝利だったと思いますが・・・」(省略あり)

「バルファン」さんコメントありがとうございます。クラシコでここまでのバルサの快勝は予想は難しかったですね。

 

「ソシオ」さんの質問も被っていると思いましたので、この記事で一緒に書きたいと思います。

「最近の試合見てる限り、冬補強は全く必要ないと思うのですがバルサは冬に補強すると思いますか?またすると思うなら誰を獲得しようとしますか?」

「ソシオ」さんコメントありがとうございます。クラシコも調子は良かったですけど、メッシ復帰でさらに強さが増した感じがしますね。

見解・回答

・バルサが良く、レアルが悪すぎ

クラシコのバルサの大勝ですが、バルサが良くてレアルが悪すぎというのが正しいと思います。お互いに持っている実力はそこまで変わらないと思いますが、発揮した実力を数値化で表す(最高が10で最低は0)とバルサは8、レアルは3ぐらいだったと思います。

普通なら悪くても5や6の力が出そうですが、今回のレアルは予想を下回る出来でしたね。バルサはその前から調子が上がっていましたし、メッシ不在でよりチームとしてまとまっていた部分があり、個人的には代表明けだったのでもう少し動きが悪いと思っていましたが、予想より出来は少し良かったと思います。

レアルは大敗したことでスタメンの起用など監督の手腕が大きく疑われていますが、1番の敗因はチームとしてまとまりがなかったことだと感じます。チームへの献身性が感じられる選手が少なく、それが監督や会長への不信感から来ているのかは分かりませんが、代表ウイークに休みを貰っていた選手の出来が良くなかったのは大きな問題だと思います。

選手自身のコンディションの良さも感じられませんし、チームとしての戦い方もこの4人にはもっと浸透していても良かったはずです。ここは完全にベニテス監督やコーチたちのミスかなとは思います。2週間近く何してたんやとレアルファンなら怒りたい所ですね。

レアルがカゼミーロを起用していたらどうだったとかは言われますが、メンバー以前の問題でチームのことを考えている選手が少なすぎだったのが問題ですね。その為にレアルは個人で戦うことになり、チームとしてまとまっていたバルサに大敗したと思っています。あれだけレアルがバラバラなら戦術やメンバーは関係なく大敗していたとは思います。

レアルにアドバイスするわけではないですが、監督やコーチや選手全員でミーティングをして言いたいことはまず言い合ってから解決策を考えるのが最短の近道だとは思います。ベニテスが自分のポリシーを変えてまで選手の要望を聞くのかなと言う疑問はありますが。会長が絡んでいる件は真意が分からないのでこの質問には無視しています。

・改善点はメッシ復帰でチームのバランスをもう一度考え直す

改善点はほとんどなく、今のサッカーを継続することぐらいかなと思います。セットプレーでの質を上げたり、カウンターでのリスクマネージメントなど、今まで問題と言われていたことを集中してやることが1番だと思います。

唯一これから年内でやらなければいけないことは、メッシが復帰してからのチームのバランスをどうとるかということです。メッシの離脱は痛かったのですが、それが逆にネイマールやスアレスを爆発させた要因でありますし、前線の選手の守備への参加含めどういった形で守る組織を作るかが直近での問題です。

前線からのプレスはある程度大丈夫でしょうが、少し下がった位置での守備時にメッシがいることでネイマールとスアレスにどれだけ守備を求めるかを決めなければいけません。対戦相手によって使い分けるのが1番なのですが、基本的な守備の形はしっかり決めたい所です。

昨季は後半戦の途中からネイマールを積極的に守備に参加させる役割を決めていましたが、今のネイマールの活躍を見ると守備にまわすと良さが少し消えてしまうのではないかとも思えてしまいます。

メッシ中心のチーム作りは変わらないでしょうが、スアレスとネイマールの爆発によってメッシにももう少し守備の役割を求める段階に来ていると思います。メッシが攻撃にいなくてもネイマールを活かすことで勝てていけそうですし、メッシの特別扱いを少し解除すべきでしょう。ファン心理や周りの人から見たらメッシにはもう少しベンチで休んで欲しいと言うのが本音でしょう。

来年の重要な試合で前線の南米トリデンテを活かしきる為にも、ローテーションで休みを与えたり、守備への参加の仕方などの確認事項を決め直しても良いと思います。年内はある程度決めて頭で体が反応するようにし、来年の3月ぐらいには自動的に体が反応する段階にまでもっていきたいですね。

今季は戦術に大幅な変更はいらないと思いますし、ボールをキープする為にビルドアップの形を増やすことを考えたりと、対戦相手がどんな形の守備をとってもボールを支配する為のバリエーションを持たせることぐらいだと思います。

 

・冬に前線に1枚獲得が必要で、来夏は人員整理をして数選手補強

現在のバルセロナは本当に調子が良い。年内のクラブW杯まではこの調子を継続してもおかしくないと思うので、試合を見に行く人は楽しんでくださいね。しっかり応援をしながらですけど( `ー´)ノ

調子が良いチーム状態を見ると困難なことは起きそうにないイメージになり、今のメンバーにビダルとアルダが1月に加入しただけで勝ててしまいそうにも思えてしまうのは確かですね。

しかし、チーム状態が良いのもある程度の期間で終わると思いますし、今季の間にもう1回は苦しい時期が来ると予想しています。自分は国王杯など試合が立て込む1月で疲れが溜まり、1月終わりぐらいから中だるみみたいな感じで3月頭ぐらいまでは調子を落としながらの戦いになるのではないかと予想しています。CLベスト16は逆に対戦相手が強いチームと当たることで、チームの復活(目覚め)が早まりそうな気もします。

来年になってから疲労感を少しでも下げる為に、このブログでも何度も書いていますが、冬に前線の選手の補強は絶対必要だと感じます。南米トリデンテにもしものことがあれば困りますし、今回はメッシだけの不在で済みましたが、2人欠けた場合はどうするんだという問題があります。

ムニルとサンドロが後半戦までに戦力になって欲しいと言う願望はありましたが、メッシ復帰で出番はここから大幅に減って来るでしょう。外部からの即戦力が1枚必要だと思います。

誰かを獲得するのはバルサの財政問題もあり難しい問題ですが、現状の自分の予想ではラベッシ(PSG)辺りが移籍金含め獲得しそうだなと感じています。ラベッシはどうかなと自分は思いますが、前線に1枚欲しい状況なのでそこまで贅沢は言えないかなと思います。

次は来夏という時期が早すぎるテーマですが、間違いなくしなければいけないのは人員整理です。特に出場機会の少ない選手は出す必要があるでしょう。年俸問題含め、使わない選手を置いていても意味はないでしょう。

何人かの選手を出して2、3選手は獲得したい所です。ルイス・エンリケ就任以降、補強禁止処分もあって顔ぶれに変化は少ないですし、何人かの新しい風を入れる必要があるでしょう。バルサの選手達がどれだけ謙虚で成長する意思があったとしても、さすがに少しの変化は必要だと思います。

最近のお金の使い過ぎには注意し、大金で獲得するのは1人までとし、その他は買戻しオプションの行使やバルサBの選手をトップチームの昇格でも良いですし、少し節約をしてほしい所ですね。よく知りませんが日本の香川も所属しているドルトムントのアンカーでプレーするヴァイグルみたいな、安くて(1000万~1500万ユーロぐらい)若い選手を思い切って獲得しても良いと思います。

 
 

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