ライバルチームが騒がしい時に気を付ける点

バルセロナの永遠のライバルでもあるレアル・マドリードは、チャンピオンズリーグベスト8進出を決めた。しかし、シャルケとのセカンドレグのホームでの結果は4-3の敗戦と、内容も結果も悪かったようで、3戦連続勝利なしというどん底のような感じである。

チャンピオンズの対戦相手でもあるマンチェスター・シティでは、コンパニーとフェルナンジーニョが口論したことにより、次の試合ではスタメンを外された。

状況が決して良くないと言えるチームとの対戦する時に、気を付けなければいけない点についてのテーマです。

バルセロナの選手達の油断や過信

バルセロナ自身で気を付けなければいけないのは、何よりも油断と過信である。これはどうしても出てしまう所がある。人間の性質なのだから仕方ない部分はある。

この油断や過信を監督やコーチやスタッフが引き締めなければいけないのが仕事でもある。良い時は自分達が正しい方向に何でも進んでいると思って、人の話を聞きにくい部分があるので気を付けなければいけない部分である。

バルセロナの選手達は勝利することに良い意味で慣れているので、油断や過信する部分は少ないが、対戦相手が弱いと思っているときは最大限の注意が必要である。

また強豪相手の前の試合やその後の試合では、どうしてもテンションが上がりにくい部分もあるので、自分達のモチベーションの維持も気を付けなければいけない。

チーム状態が悪いチームでも、捨て身になれば怖い!?

リーガの順位が低いチームなどの、バルセロナよりも格下の対戦相手で何よりも怖いのが、捨て身で戦うことが恐い部分である。

捨て身という表現が正しいかは分からないが、負けを覚悟して自分達の良さを出そうとするチームとの対戦では苦労する部分が多くなる

良い意味でプレッシャーがかからずに伸び伸びとプレー出来て、リラックス状態で試合をする相手は、逆に自分達の能力が発揮される場合がよくある。

こういう相手の時に油断や過信をしていれば、勝ち点を落とす場合が多くなる。

レアルもシティもいずれV字回復する!

リーガでのクラシコとチャンピオンズのセカンドレグで来週対戦する強豪だが、現在のチーム状況は決して良くない。むしろ、どんどん下がっている状態といって間違いない。

どんなチームでもシーズン中にずっと調子の良いチーム状態というのはあり得ない。ペップバルサの時でもシーズンの初めの8月や9月、1月や2月は、選手のコンディションも良くないこともあり、チームの状況は決して良い時期ではなかった。

このようにチームの調子は絶対に悪い時期があるということである。今シーズンのバルセロナも、年明けのソシエダ戦の敗戦した時が底辺であり、そこからV字回復して今の調子の良い状態がある。

どんなチームでもいつかは回復する。それが2週間になるか、1か月になるか、3か月になるか、1年になるかは様々である。どんなチームでもV字回復する時は、良い内容になるきっかけの試合と勝利することが絶対に必要になる。

今シーズンのバルセロナでは、ソシエダ敗戦後にコパのエルチェ戦での大勝(5対0)で傷を少し癒し、次のリーガのアトレティコ戦での内容と結果での良い勝利(3対1)があったのが大きなきっかけになった。

レアルに焦点を当てた場合、リーガで1試合を挟んでバルセロナとのクラシコでの対戦になる。一番バルセロナがやってはいけないのが、クラシコでの敗戦により首位交代とレアルの復調のきっかけを作ってしまうことである。前半戦のクラシコの敗戦では、明らかにレアルを調子に乗せた要因になった。

レアルのV字回復のきっかけを作らせないためにも、少しでも早く回復させないようにクラシコでの勝利が必要になる。レアルの回復が少しでも遅くなるように、バルセロナも直接ダメージを与えれる状況になるクラシコは、その分も含めて考えればより一層目が離せない戦いになる

 
 

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